スマホアプリ「カレログ」の(有)マニュスクリプト(東京)/破産開始決定
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アプリ企画の(有)マニュスクリプト(東京都中野区東中野4-4-5、代表:三浦義則)は1月5日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、齋藤理英弁護士(電話03-5776-5921)が選任されている。
同社は平成11年3月設立のアプリ企画、映像などの制作会社。平成23年8月リリースしたスマホアプリ「カレログ」は、位置情報や電池残量などが閲覧でき、話題となったが、プライバシーの観点で総務省から指摘され問題にもなった。
サービス内容を変更などしたが、計画通りに進まず、資金繰りに窮し今回の事態に至った。
外資に弱い総務省は、スマホと連動した取り付け方式の外資の格安位置情報機器(3個で1万円以下)については、何も問題視していない。
一方で、最高裁は警察のGPS取り付け捜査は裁判所の認可が必要だとする判断を下した。格安取り付け機器は子供の行動監視や高齢者の徘徊に利便性をもたらすものの、ストーカーや犯罪に利用される可能性が非常に高い。
「カレログ」はリリースするのが早すぎたのか、警備会社も機器取り付け型を販売しており、総務省に圧力をかけたのか、総務省の警備会社に対する忖度だったのか。いずれにしろ、スマホと連動した取り付け型が格安で販売される時代に至っている。
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[ 2018年1月16日 ]