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妙に改憲急ぐ安倍、改憲案を今秋の臨時会に提出する意向+都議選応援より超保守の講演

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 安倍首相が、妙に焦って、憲法改正の準備を進めようとしている。(@@)

 2日投票の都議選まで、あと1週間。この土日は、東京都議選で各党の党首が街頭演説に出て、懸命に支持を訴えていたのだが。安倍首相は金曜の沖縄の帰途、神戸に宿泊。土曜は、超保守仲間の会合に出席するため神戸で活動。何と日曜日も全く選挙の応援は行わなかったのである。<あ、もしかして、イメージが悪いから、誰にも呼ばれなかったのかしらん?^^;>

 その代わり、安倍首相は23日に、超保守派の集まりである神戸「正論」の懇話会に出席して、特別講演会では憲法改正に関して熱弁。何と2020年の施行を目指し、今年の秋~冬の臨時国会に憲法改正の発議をする意向を示したというのである。(゚Д゚)

* * * * *

 安倍晋三氏の政治家&首相としての最大の目標の一つは、自らが首相の時に憲法改正を実現することだ。(**)

 とはいえ、安倍二次政権が始まってから早5年。連立を組む公明党が憲法改正に慎重なこともあって(&実は自民党も半分ぐらいは、改憲にそこまで積極的ではないこともあって)、なかなか具体的に憲法改正の準備が進まなかったのだが・・・。
 
 これに業を煮やしたのか(&改憲仲間に突っつかれたのか)安倍首相は5月3日、読売新聞と改憲派の会合で、突然、自らの改憲案を発表した上に、東京五輪が開かれる2020年には憲法改正を実現させたいとまで発言。自民党にも年内に党の改憲案をまとめるように指示していた。(・・)

 そこで自民党の憲法改正推進本部は、党内で改憲案の議論を進め、来年の通常国会には、衆参2/3の同意を得るため、公明党や維新の会の賛同も得られるような改正案を提出する準備を進める計画を立てていたのだ。(++)

 ところが、今日の「正論」の集会では、「来年の通常国会」ではなく、「今年の秋の臨時国会」に自民党としての改正案を示したいと言い出したわけで・・・。
 何とあと数ヶ月で憲法改正の発議を行う可能性も出て来たのである。(@@)

<安倍盟友の下村幹事長代行も、首相の発言を受けて「11月上旬くらいまでには案をまとめる必要がある」と党内の議論を加速させる考えを示したというし・・・。^^;

* * * * *

 まあ、ここには憲法改正の動きを促進することで、安倍政権の勢いをつけよう(支持率も上げよう)という思惑もあるかも知れないのだけど・・・。

 これはあくまでもmewの邪推ながら、もしかしたら安倍首相は、支持率低下や体調不良、選挙惨敗などなどで、来年9月の総裁選で勝てない(総裁選に出ない、出られない場合も含む)ことも想定しているのではないかと。

 つまり、来秋以降、自分が首相を続けられないことも想定して、少しでも早く改憲の準備をして、できれば自分が首相のうちに史上初となる改憲の発議や国民投票を実行に移したいと考えているのではないかと・・・。何だかそんな感じもしてしまうmewなのである。_(。。)_

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 ちなみに、今回の会合は、神戸「正論」懇話会の設立を記念して催されたものであるとのこと。安倍首相&仲間たちは、憲法改正&日本の超保守化を実現するために、財界なども巻き込んで、支援者拡大を進めているのである。(-"-)

『神戸「正論」懇話会 首相講演に600人参加、会場に熱気

 朝鮮による拉致被害者、有本恵子さん(57)=拉致当時(23)=のふるさとで、安倍晋三首相は憲法改正に強い意欲を示した。神戸市のホテルで24日開かれた神戸「正論」懇話会の設立記念特別講演会。首相は関西の財界人ら約600人を前に成長戦略や構造改革についても熱弁をふるい、参加者からは期待の声が上がった。
 懇話会の設立は全国13番目で、小規模な「友の会」を入れると22番目となる。(中略)

 関西経済連合会の松本正義会長(72)=住友電気工業社長=は「北朝鮮のミサイル開発など国際情勢の話題に触れつつ、憲法改正について言及され、“世界から信頼を勝ち得る新しい日本をつくる”という高い志を感じた」と評価した。(産経新聞17年6月24日)』

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 安倍首相の詳しい発言内容はあとでアップするとして、とりあえず概要を。(・・)

『首相 秋の臨時国会で自民党の憲法改正案示したい考え

 安倍総理大臣は神戸市で講演し、憲法改正をめぐり、「いつまでも発議を怠ることは国会議員として責任放棄のそしりを免れない」と述べ、2020年の施行を目指し、秋の臨時国会で自民党としての改正案を示したいという考えを示しました。

 この中で、安倍総理大臣は憲法改正をめぐり、「現在の自衛隊を憲法にしっかりと位置づけ『合憲か、違憲か』といった議論は終わりにしなければならない。いつまでも国民に憲法改正の決定権を行使させない、発議を怠ることは国会議員として責任放棄のそしりを免れない。目標は2020年、新しい憲法が施行される年にしたい」と述べました。

 そのうえで、安倍総理大臣は自民党の憲法改正推進本部で具体案の取りまとめを目指し議論が行われていることに触れ、「党内論議を加速してもらいたい。ぜひ、来たるべき臨時国会が終わる前に、衆参の憲法審査会に自民党の案を提出したい」と述べ、秋の臨時国会で自民党としての改正案を示したいという考えを示しました。(NHK17年6月25日)』

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『自民 下村氏 改憲案は11月上旬までに取りまとめの考え

自民党の下村幹事長代行は、安倍総理大臣が秋の臨時国会に自民党としての憲法改正案を提出したいという考えを示したことを受け、「11月上旬くらいまでには案をまとめる必要がある」と述べ、党内の議論を加速させる考えを示しました。
憲法改正をめぐって、安倍総理大臣は24日、秋の臨時国会で、自民党としての憲法改正案を衆参両院の憲法審査会に提出したいという考えを示しました。

これを受けて、自民党の下村幹事長代行は25日夜、東京都内で記者団に対し、「本来、年内に党の案をまとめる考えだったが、遅くとも11月上旬くらいまでにはまとめる必要がある。前倒しして、取りまとめができるように汗をかきたい」と述べ、党内の議論を加速させる考えを示しました。

一方で、下村氏は「東京都議会議員選挙の結果が、憲法改正の議論に影響を与えることは全くない。国政は国政、都政は都政で、都政は憲法改正の場ではない」と述べ、都議会議員選挙の結果は国会での憲法改正論議に影響しないという認識を示しました。(NHK17年6月25日)』

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 さすがは産経新聞。安倍首相の講演会の内容を詳しく載せている。(・・)

『首相、臨時国会で党改憲案 衆参憲法審査会に提出「歴史的一歩踏み出す決意」

 ■神戸「正論」懇話会設立講演会で表明

 安倍晋三首相(自民党総裁)は24日、神戸市の神戸ポートピアホテルで開かれた神戸「正論」懇話会の設立記念特別講演会で、憲法改正について「来るべき(秋の)臨時国会が終わる前に衆参の憲法審査会に自民党の(改憲)案を提出したい」と述べ、来年の通常国会で衆参両院で3分の2超の賛同を得て憲法改正の発議を目指す意向を表明した。自民党執行部は来年の通常国会冒頭から審議を始め、会期内に衆参で3分の2超の賛同を得て、発議する方針を固めている。

 首相は「国の未来、理想を語るのが憲法だ。憲法施行70年の節目となる本年中にわが党が先頭に立って歴史的な一歩を踏み出す決意だ」と述べ、党憲法改正推進本部の議論を加速させる考えを示した。「東京五輪が開かれる2020(平成32)年を新しい日本が動き出す年、すなわち新しい憲法が施行される年にしたい」とも述べた。

 首相がここまで強い決意を示したのは、加計(かけ)学園問題や若手議員の不祥事などで、内閣支持率が急落する中、憲法改正という自民党の党是を掲げることで、保守勢力の奮起を促し、結集を呼びかけたいとの思いがある。合わせて東京都議選で、小池百合子都知事が率いる「都民ファーストの会」に対して、反転攻勢を仕掛ける狙いがある。

 憲法9条に関しては「自衛隊員に『憲法違反かもしれないが、何かあれば命をはってくれ』というのはあまりに無責任だ。責任政党のリーダーとしてこの状況を放置するわけにはいかない」と強調。「自衛隊は合憲か違憲か、という議論は終わりにしなければならない。9条1項、2項は残しながら自衛隊の意義と役割を憲法に書き込む改正案を検討する」と明言した。

 高等教育を含む教育の無償化については「憲法改正で避けて通ることができない極めて重要なテーマだ」と強調。貧しい世帯ほど高校・大学への進学率が低い実態を指摘した上で「貧困の連鎖を断ち切る。高等教育もすべての子供たちに真に開かれたものでなければならない」と述べた。

 一方、景気回復については「アベノミクスは道半ばであり、これからも安倍内閣は経済最優先だ」と述べ、労働生産性の向上を進める考えを表明した。「その最大の切り札は働き方改革だ」と述べ、同一労働同一賃金を実現し、罰則付きの残業時間規制など関連法案を秋の臨時国会に提出する考えを示した。(後略・産経新聞17年6月25日)』

* * * * *

 安倍二次政権下で、アベノミクス政策ががスタートして、早5年め。
 mewのつたない記憶では「3年で結果を出す」「結果を出さない政治はいらない」とか言ってたような気もするのだが。一体、いつになったら「道半ば」の状態を抜け出すことができるのか・・・。さすがに、国民の中にも、一部の人しか恩恵を受けられない経済政策だということに気づいた人が増えたことだろう。(~_~;)

 それに一般国民の中に、早く憲法改正をすべきだと考えている人は2割前後しかいないわけで。
 となると、もはや一般国民が安倍政権に期待すべきものは特にないし。わけで。来年の秋と言わず、今年の秋にでも退陣していただいた方がいいのではないかと思うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2017-06-26 00:43 | 憲法&憲法改正

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