墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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白鬚神社古墳 福井県小浜市平野

前回の下船塚・上船塚古墳から400mほど西、同じく旧若狭街道沿いに白鬚(しらひげ)神社古墳があります。

距離は近いですが、このあたりからは若狭町から小浜市に変わります。

JR小浜線の新平野駅から徒歩3分の、駅近古墳。

 

街道から枝道を50m程。駐車場は無いですが突き当りが神社です。

 

鳥居の前にちょっと停めました。

 

鳥居前から右が後円部。


左に前方部。全長60m弱の前方後円墳です。

 

見慣れてきた説明板がありました。

白鬚神社古墳
全長約58mの前方後円墳で、6世紀前半に造られたと推定されます。後円部の墳頂には白鬚神社が建てられています。後円部東部に周溝部がわずかに認められます。国史跡上船塚古墳、下船塚古墳と同じ日笠古墳群に含めてとらえられるべき古墳です。市史跡。

 

小浜市のサイトによれば、後円部径約38m・高さ約6m、前方部幅約42m・高さ約4m。

小浜市:白鬚神社前方後円墳

上記には、船塚古墳群に含められる古墳として本古墳をとらえるべきとありますが、若狭町歴史文化館のパネルには「(上船塚・下船塚が構成する)日笠古墳群の勢力との関係はよくわかっていません」との記載が。

葺石、埴輪、周濠を備えた6世紀初めの前方後円墳とのこと。

 

くびれ部に鎮座する白鬚神社。

 

その東に後円部。

 

後円部上から社殿。屋根が急角度です。

 

後円部から北方向。

 

鞍部の社殿から前方部を。

 

前方部の先端側。

 

そこから振り返った後円部方向。