Asia Culture Center／The Music of Toru Takemitsu

光州ビエンナーレのAsia Culture Centerの展示を見てから、釜山へ移動。東南アジア各国の展示など。それにしても、Asia Culture Centerってこんなに大きな建物なのだと驚く。韓国の文化予算が日本よりも圧倒的に多いとは知っていたけど。

 

そう言えば、展示作品に触るな、という代わりに、「作品を目でお楽しみください」という表示が多くあり、こうやって禁止する言い方を避ける言い方があるのかぁ、と思う（ぼくが知らないだけでよくある表現なのかもしれないが）。音楽の場合は、「耳でお楽しみください」となるのだろう。

 

Peter Burt著『The Music of Toru Takemitsu』(Cambridge University Press)読了。著者のPeter Burtとは、18年前にイギリスでAndrew Melvin＋小林史真さんに泊まった時に、Peterも泊まっていて、その時に武満のことなど話した。あの後、すぐ読むつもりだった彼の本も、今頃になって読んだ。非常に明晰に整理されていて、譜例が100以上あって、とても面白く夢中になって読んだ。武満徹の音楽へのガイドとして非常に良い本。ぼくの武満との関わりは路上演奏。

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日本に帰国する船の中で《一人芝居〈コントラバス〉のためのコントラバス四重奏曲》作曲作業。