今日は、San Francisco の Moscone Center で開催されている AES の Exhibition に行ってきました。AES (Audio Engineering Society) のconvention は、年2回あり、1年おきに、秋は、San Francisco で開催されます。前回は、2年前の 10/6/2006 でしたが、Pro Tools 関連では、7.3 preview や、A.I.R.の virtual instrument plugin(s) が発表された頃でした。

今月にはいり、Pro Tools 8 の噂がぼちぼち出ていましたが、AES の初日である昨日(10/2/2008), Pro Tools 8 (日本語) をはじめとして、Digidesign から、いくつかのアナウンス (日本語) がありました。

Pro Tools 8 の新機能としては、Look and Feel が大きく変わり、操作性が向上しているようです。また、トラック数が拡張され、標準でついてくるプラグインも増えるようです。これについては、今年4月に、2つ目の Music Production Toolkit を購入したばかりなので、アップグレードが気になるところです。また、MIDI 編集機能も大きく改善されているようで、とくに、score editor により、楽譜として編集できるようです。このあたりは、Sibelius との関係が気になります。

Pro Tools LE 関連のソフトウェアでは、トラック数、プラグインに関連して、Music Production Toolkit 2 と Complete Production Toolkit がアナウンスされました。現在は、Music Production Toolkit で、48トラックまで拡張できますが、Pro Tools 8 では、標準で同じ数の 48トラックをサポートして、Music Production Toolkit 2 で 64トラック、Complete Production Toolkit では 128トラック(さらに、7.1 surround mixing) まで拡張することができます。

ハードウェアでは、003 Rack+ という、8つのプリアンプをもつデバイスがアナウンスされました。

リリース時期については、すべて近日リリース予定となっています。今日、いくつかのショプからメールが来ましたが、Pro Tools に力を入れている audioMIDI.com や Sweetwater.com では、すでに、価格を表示して、受注してします。これらによると、Pro Tools LE 8 Upgrade は $150, Music Production Toolkit は $400, Complete Production Toolkit は、$2,000 となっています。

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