昨日、Mac OS X で動く Virtualization Software を調べていて、Guest VM での使用に関して、Apple の EULA による法的な制限について、少し書きましたが、技術的には、普通の PC でも、Mac OS X Leopard や Tiger が動くようです。OSx86 Project というのがあり、まず、Apple が open source した XNU の kernel patch を利用するものが出てきたようです。しかし、patched kernel や kext (Kernel Extension) だけではなく、その他のソフトも含めて、丸ごと install DVD にしたものが、illegal に出回っているようです。最近では、EFI エミュレーションが流行っているようで、これは EFI まわりのところを工夫して、Apple が市販している正式の DVD からインストールできるようです。どちらにしても、使用に関しては、Apple の EULA に反することになると思われます。
ところが、このプロジェクトをベースにしてビジネスを始めた会社(?)があります。EFI-X は、
EFI emulation の USB デバイスを開発して、80 Euro 程度で販売しているようですが、アメリカや日本には、まだ、dealler や reseller はないようです。
また、アメリカの Florida にある Psystar は、OSx86 Project の成果を利用して、Leopard が動く PC として、販売しています。こちらの方は、さすがに、Apple から訴えられているようです。
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