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スマホにVR、テレビ会議も!1947年のフランス映画が現代のテクノロジーを予言しまくっていた

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(著)

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 第二次世界大戦が終わってから2年後、今から73年前にフランスで作られた映画の中に登場する様々なデバイスが、現代のテクノロジーを予言しまくっていると話題となっていた。インターネット、スマホやバーチャル・リアリティ、テレビ会議など、今じゃ当たり前の技術が多数登場するのだ。

 その映画のタイトルは「La Television, œil de demain」で、日本語に直訳すると「テレビ、明日の目」となる。監督であるJK・レイモンド・ミレーが近未来に登場するであろう技術を予言するものだ。

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La Television, œil de demain (1947) – J.K Raymond Millet [Extrait]

 フランスの映画監督、JK・レイモンド・ミレー(1902年-1974年)が、1947年に制作した24分の映画「La Television, œil de demain」には、公共の場でミニチュアのテレビデバイスを使用している人々や、テレビ電話を介して行われる専門家の会議、テレビ画面を備えた車などが次々と登場する。

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 映像は、ドキュメンタリーとSFのシーケンスを組み合わせたもので、戦後のフランスのテレビの描写と、未来のメディアはどうなるのかを、鋭い洞察力と創造力で推測していく。

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 この映画で最後の方に登場するのがVR(仮想現実)だ。夫婦の寝室で妻が寝ている間に夫が呼び出したのは、踊る女性のホログラム。

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 メディアテクノロジーの柔軟性とハイブリッド性、さまざまな消費形態に関する現代のデジタルメディアのかなり正確な予測しているようだ。

 さて2020年現在、私たちの現在から未来を予測するとしたら、2050年くらいにはどんなことになっているのだろう?今あるものから連想すると想像しやすいのかもしれない。

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この記事へのコメント 23件

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  1. こんな感じで、未来は凄い科学技術で世界が賑わっているだろうと予測できたのは素直に誉めてやるが、3DTV、VRが全くウケずに、光の速度で廃れたのは流石に流石に予想できなかっただろうw

    1. ※1

      まだそれは断定はできんだろ
      VR技術はまだ未熟だし、3DTVもコンテンツが揃ってなかったからな
      技術が進展して、コンテンツも充実すればお客は戻ってくると思う

    2. ※1
      未来の人に謎の上から目線で煽られることは、当時の人もさすがに予想できなかった。

  2. ちょびっツみたいにちぃが落ちている時代に来るのかな
    ただしこのスペックは普通ありえんのでこのすばのアクア並の
    ポンコツクラスは許容範囲だ

  3. 歩きスマホ、ながら運転は危険。
    デバイスが発明される前から問題視してたんだね。

  4. ブラッドベリの『華氏451度』が1953年出版らしいから、それと比べても早い。さすがミニテル使ってた国だわ。

    1. ※4
      ※6
      ビデオテックスって何気にイギリスが一番早かったんじゃなかったっけ

  5. 1947年ならSF小説ですでにその手の技術は語られてたのよね
    それを映像化したのはすごいと思うけど

  6. 事故したり、イラついていたり、夫婦ゲンカの火種になったり。
    それが普及した現在生じているマイナス面をも、見越しているところが素晴らしい。

    でもスープに映像を映し出すってのは初めて見たw

  7. 1978年、学校で「将来、音楽はカードの中に入ってしまう」とクラスメートに言ったら笑われて変人扱いされたが、今やみんなスマホで音楽を聴いている。そんなもん。

  8. 47年はまだtvもなかった時代。見ている人には待ったく理解できなかっただろう。
    ホログラムはこれからこれからの技術だろ。データすべてはAIが作り出す。

    1. ※15
      そうでもないとおもう。テレビの試験放送は各国とも戦前からやっていたし、未来の技術としての話だけど小説や科学記事で説明されて、家で映画が見られるラジオが出来るらしいくらいの認識は戦前の日本でもあっただろう。
      実際に大衆テレビ時代になるのは50年代からだけど・・・

    2. >>15
      えっ?どこの世界線の話?

      1929年 – イギリスの英国放送協会(BBC)、ドイツの国家放送協会がテレビ実験放送開始(以降、特記のない限り白黒テレビ)。
      1931年 – アメリカへ亡命したロシアのウラジミール・ツヴォルキン、電子走査式撮像管「アイコノスコープ」を考案し特許出願。
      1932年 – 8月、イギリスBBCで世界初の定期試験放送(機械式、週4日)開始。正式開局は1936年。
      1934年 – 11月、ソビエト連邦がテレビ試験放送を開始。
      1933年 – アメリカのウラジミール・ツヴォルキンが、自身開発のアイコノスコープで野外の景色を撮像することに成功。
      1935年 – ドイツでベルリンオリンピックのテレビ中継が行われる。
      1936年 – ハンガリーのKalman Tihanyi、プラズマテレビの原理を示す。世界初のフラットディスプレイの概念。
      1939年 – アメリカ合衆国のNBC、ソビエト連邦の国営放送がテレビ定時放送を開始。
      1941年 – 3月、アメリカ合衆国でNTSC方式による白黒テレビ放送開始。

      ちなみに1940年に開催予定だった東京オリンピックもTV中継予定で機材の購入や撮影訓練も試験放送も実施されている

    3. >>15
      ちなみに日本では、

      1926年 – 12月25日、浜松高等工業学校の高柳健次郎が電子式テレビ受像機(ブラウン管テレビ)の開発。撮像に機械式のニプコー円板を、受像に電子式のブラウン管を用いた。「イ」の字を表示させる。この功績により高柳は「日本のテレビの父」と呼ばれる。
      1931年 – 日本放送協会(NHK)放送技術研究所でテレビの研究開始。
      1939年 – 3月に日本でNHK放送技術研究所によるテレビ実験放送開始。5月13日には公開実験。
      1940年 – 4月13日、日本初のテレビドラマ「夕餉前」の実験放送。

      TVが無かったってどの世界線だろう

  9. まともに会話できるAIと
    寝てても運転してくれる自動車でいい
    AIへの希望はそろそろ失望に‥

    1. ※16
      自動運転車は倫理的な難しさもあるしなあ。
      前方に子供の列がいます。減速は間に合いません。脇の壁に激突すれば子供をよけられますが、運転手は死ぬかもしれません。という場面を想定するとして、AIにどちらを正解として教えればいいんだろう?

      1. >>18
        流石に制限速度あるだろうから、飛び出しでもない限り子供の列に気づかないセンサーってポンコツ過ぎるだろ。それに壁衝突するにしてもエアバック、シートベルトでよほどのスピードじゃなければ、死なない。

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