スマートフォンに、百均で買ったシートを貼りました　より。

最近、スマートフォンのケースを見る事が多いです。
相方が新しいスマートフォンを手に入れたのが、一つのきっかけです。
私のアクオスフォンis15shも少ないとは言え、素敵なケースも売られています。
少し、若い女性が持つような可愛いケースが多いです。

中には、漆を用いたかのような和のテイストのケースもあります。
なかなか素敵です。

でも、少しその手のすじの方の好まれるようなモノも多いです。
龍の柄が多いです。
いかにも言った強面の絵柄に、ちょっと引きます。

龍は、いいですね。
金雲の中から、黒い龍が舞っているような絵柄です。
戦国武将の家紋のケースも多いですね。
ちょっと、引きます。

戦国武将モノが、悪いと言うのでありません。
それなら、自分の家の紋でもいいと思いますけどね。

我が家の家紋も、少し変っています。
なかなかない紋です。

柏の合わせですが、二つ丸に柏の合わせです。
柏の葉の紋も多いです。

戦国の内助の功の代名詞、山内一豊公の家の家紋も、柏の葉の紋です。
それも、丸に三つ柏です。
ベンツのようなあのような形です。

そうこれが、後の三菱マークの原型になります。
山内家の下士・岩崎弥太郎が、自分の家の紋と、この三つ柏の紋に合わせたのが、三菱の創業者となった事に由来するようです。

我が家の紋も、それなりにご立派ですが、徳川家の三つ葉葵は威圧がありますよね。
歴史的な重みかもしれません。
菊の御紋や五三桐も歴史の重みがありますからね。

いい格式の料亭でも、椀や盆の塗り物の扱いがいいですね。
私のお世話になった有名な料理屋さんは、漆の塗り物が凄かったたです。
美術館行きのような手の込んだ職人技が、魅力を感じます。
細部まで、芸の細かいところを堪能できます。

ただ、洗剤で洗うのは、ご法度です。
もろん、スポンジやたわしも、もっと御法度です。
柔らかい布を使って、ぬるま湯で、丁寧に洗います。

塗のいい椀は、木地が薄くて軽いです。
何年も乾燥させた木から、自然乾燥の中、水分を抜いた軽い軽い木地で作られています。

そこに、漆の塗りを何度も重ねて木地をコーティングします。
いい塗の椀は、まるでプラスチックのような軽さです。
「めっちゃ、軽いです」

椀物を開ける時も、少しテクがいります。
椀の淵を内側に押さえます。

椀物を頂く時、椀の蓋を楽しむのも、上級者です。
大抵の椀物には、椀の蓋に絵が描かれています。
この芸が細かいですね。

禅語、禅の言葉に「銀椀裏(裡)盛雪」(銀椀裏(裡)に雪を盛る)と言うのが、あります。

『碧巌録』十三則にある巴陵顥鑑(はりょうこうかん)の言葉に由来しているようです。
銀椀に雪を盛れば、太陽の光を受けて、銀椀か雪かの見分けが付かないです。
これが、『般若心経』で言うところの「色即是空」の世界が、ここに繰り広げられたと解説されているものがあります。

色と空の境が、分からなくなります。
しかし、そこには、しっかりとした色と空の違いがあり、別個のものです。
銀椀も雪の存在も、しっかりあります。

「色即是空」それが「空即是色」でもあります。
それを実感すれば、最初の「色即是空」の「色」と「空」と、後の「空即是色」の「空」と「色」とは、全く次元の違ったものに感じられるものです。

大悟した世界でしょうね。
凡夫の知る世界ではありません。
銀椀に雪を盛ることすら、思いつきません。

どこまで、銀椀か雪か区別がつかないと言えば、スマートフォンとその保護シートです。
薄いですから、画面の保護シートが付いているのか、付いていないのか区別が付きません。

薄い保護シートがあるのと、ないのとでは全く違う次元です。
万が一の時の、保険と同じです。

もちろん、保護シートだけでなく、ケースもあると落下した時、保険になります。
数千円で、8万円近いスマートフォンの本体守る保険です。
落下したスマートフォンを使っている方も、よく見かけます。

特にiPhoneのユーザーに多いです。
iPhoneは、少し画面のガラスが弱いのもしれません。
それ以上に、ユーザーり.の使い方の問題だと思います。

保護シートも高いです。
６００円～１０００円位します。
これじゃ、汚れても度々取り替えることが出来ません。

百均で購入したモノなら、汚れを気になれば、取り替えられます。
４．８インチのシーとなら、愛用のis15sh用に少し切れば、簡単です。

上の蓋の保護のケースも付けていますから、ある程度大きさにカットすれば、上手に治まります。
iPhone５用のシートなら、切らずに使えるのかもしれません。
まだやったことがありません。

とりあえず、レンズ拭きできれいにしています。
ただ、脂汚れにも限界があります。
そんな時、また百均ショップで替えのシートを購入します。
お手軽なメンテナンスです。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝して暮させて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、保護シートのようにぺらぺらの話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。