''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

大阪・黒門市場の生そば・うどんの「みなと」より。

日々の綴り #飲食店 麺の路々 名店あり 普段着の大阪
今日は日曜、曇り空ながら行楽日和でした。
すこし外に行っていました。
先日、大阪の足を運びました。
京都とは、雰囲気もだいぶと違います。

 

大阪は日本橋にマニアックな時間を堪能しようと出向いたわけです。
何やら幾たびに電気屋さん街というより、違う雰囲気の町になりつつあります。
それでも、人手はあります。
不思議な町です。

 

その前に、日本橋に来たなら、黒門市場をいろいろと楽しめます。
地下鉄日本橋の上は、大阪の黒門市場の場所にあたります。
あちらこちらに「ふぐ」の文字を見つけることが出来ます。
やはり、京都の錦市場とは、雰囲気が違います。
市場を歩くのは、楽しいです。
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ここに来たなら、うどんそばの「みなと」で何か食べたくなります。
前にも来た時の記事を書いたことがあります。
何気ないお店ですが、ここの出汁が口に合います。
丁寧に出汁をとられています。
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この日は、天ぷら、わかめ、きのこの入ったそばの定食を頂きました。
なかなか美味いです。
そばを湯切りする時、丹念に湯きりされています。
出汁が薄まらないように気を使われています。
うどんなどは、これまでかと言うくらいに湯きりされています。

 

やはり出汁が自慢のようですね。
店の表に立つと、出汁のいい香りがしますね。
そこに天ぷらの旨味、わかめの旨味、きのこの旨味が、カルテット状に舌に絡みつきます。
それでいて、そばはしっかりとそばを主張しています。

 

出汁もそれらの旨味と相まって、旨味の相乗効果を果たします。
なかなかどうして美味いです。
むしゃぶるように頂きましたね。

 

この日にかやくごはんも付いています。
具沢山の上にやはり出汁の香りがいいですね。
これに香の物二種付いたいる定食です。
これで値が660円とこの日のサービス定食でしたね。
いつもは700円を越える定食です。

 

いやはやラッキーでしたね。
天ぷらは揚げたてではなかったけれど、この値段ならこれで十分です。
見たことのないメニューがいろいろとあります。
恥ずかしながら、私はあまり冒険をしないタイプの人間です。
メニューも至って当たり外れのないものばかり注文するタイプの人間です。

 

ですから、当りと思ったお店のメニューも同じものを食べています。
この日は、サービス定食のメニューにわかめを見つけて即決しました。
昆布やわかめの入っているものをよく食べますね。

 

出汁に深みを感じるような気がするのがその理由です。
揚げ物の入った時の油の旨味もありますね。

 

関西では、お店のカウンターに天かすを置いている店がよく有ります。
天かすは、天ぷらを作るときに出る副産物です。
これをサービスに、お客さんがセルフで自分の鉢に入れるわけです。

 

たぬきそばということもあります。
関西では、ハイカラそばやハイカラうどんということもあります。
この天かすが出汁に独特の深みと旨味を加味してくれます。

 

入れすぎると出汁を台無しにします。
その加減が難しいですね。
でも、これだけ美味くしてくれるのに、「かす」と言わせたくないですね。
貸すなら、かすで、そのお礼もしないといけません。
ありがとさんです。

 

天かすとは言わずに、いっそうのこと「天足す（てんたす）」と言えばどうでしょうね。
味に深みも足してくれます。
借りたら返す、借りっ放しは、どうも気になります。

 

天と言えば、天命を思います。
人にはそれぞれの天命があると感じています。
ですから、生かされていると感じるわけです。

 

何の為に、この世に生まれて来たのか、いつも自分に問い続けます。
天命があると思えば、天に恥じないように生きないといけません。
今あるのは、偶然の偶然、つまり必然です。
人として生まれた来たからには、人のかすにはなりたくないです。

 

たった一杯のそばにも、多くを感じ、多くを学びます。
そこから見える風景があるように感じます。
何が見えるか、それは分りません。
でも感じることはあります。

 

見えないけれど感じることはある。
天命も、神も仏もしっかりと感じます。
そのご縁を頂いて暮らさせて頂いております。
ありがたいと感謝の気持ちを忘れないように、自分に言い聞かせます。

 

日々の暮らしの中で、ささやかながら、「よかった」を探せるように、それを伝えるのが私の使命かもしれません。
目線を下げたら見える世界があります。
ありがとさんです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、汽笛もドラも聞こえない港の話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。