2009-02-13 (Fri) 20:17
二人は血の繋がった父親と娘のはずなのに、どこかぎこちない感じのする朋也と汐。それもそのはず、二人きりになるのはこれが初めてで、朋也も汐も接し方がわからないのだから。汐も父親の朋也のことを「ねえ」としか。そんな二人が親子水入らずで旅行に出かけることになりましたが…
早苗さんとはご本読んでる、秋生とは野球をして遊んでいると言う汐。あの往年の名左打者、駒田のモノマネをしてみせた汐の可愛さときたらもう。朋也に面白くないと言われて本気で残念そうな顔がまた可愛いんですよね。朋也がさっきから気になっているのはバカみたいに騒ぐ男の子の存在…
「うっせぇ!ちったぁ周りのことも考えろ!!」
朋也が怒鳴りつけたのはあながち間違っているとも言えませんが、汐みたいな小さいな女の子にはそんな朋也がとても怖くて。トイレから出てきた汐の顔には涙の跡がくっきりとついていました。汐の泣き顔と涙声には色々な意味でドキッとしました。それは父親的にとても放っておけるはずのない…
「泣いちゃダメって。早苗さん」
「でも泣いていいところがあるって…おトイレ」
おトイレという前に朋也を見上げた意味深な視線が気になります。まるで何かを言うことをためらっているような。列車から降りてもまだ浮かない顔をしている汐に対して、朋也はおもちゃを買ってあげることに。朋也に買ってもらったロボットで遊ぶ汐はまるで別人のように生き生きとした表情や仕草で…
「ママのこと教えて。(早苗さんに)聞いても教えてくれないから」
そして旅館に着いて浴衣に着替えて夜中に二人で蛍を見て。汐は朋也の方をチラチラ見て、どうやら何か言いたげな様子。これまでは見下ろすだけだった朋也が、腰をかがめて汐の視線で聞こうとするのが印象的でした。もっとも、汐が聞きたかったママ=渚のことは話してやれませんでしたが…
辺り一面のお花畑に目を輝かせる汐に対して朋也はもっとよく見たいかと肩車をしてあげます。少しずつ朋也の表情が穏やかになってきて、親子らしい感じになってきたのでは。お花畑でロボットを手にはしゃぐ汐も子供らしくて可愛いですしね。でも朋也が寝ている間に汐はロボットを失くしてしまい…
一生懸命ロボットを探す汐にかつての自分が、かつてここに父親来たときの思い出が蘇って。朋也が歩いていった先には朋也を知る女性、朋也の父親の直幸の母親の史乃さんが。彼女の口からは朋也も知らなかった…いや朋也も知っていったはずの父・直幸のことが語られていきますが…
小さな狭いアパートで愛する人と暮らし始めて、愛する人のために頑張って生きて、愛する人に子供ができて、そして愛する人を失ってしまう。多少の違いはあれど、朋也と直幸の生き方や境遇はほとんど同じなんですよね。アニメ放送開始以来、ずっとろくでもないダメ親父とばかり思っていたけど…
朋也の前で見せる優しそうな笑顔を見てしまったら、朋也のために頑張って生きていたという話を聞いてしまったら、親父に対する見方が180度変わってしまいました。直幸の父親としての生き様に思わずグッときました。朋也にとっては父親との娘との関係を見つめ直すきっかけにもなったわけで…
「あれ、一つだけだから。選んでくれて、買ってくれたものだから。はじめて、パパが」
「でも、今日は大切なモノ失くしたから悲しい。パパ、あのね。もう、ね、我慢しなくていい?」
「早苗さんが言ってた。泣いていいのはおトイレかパパの胸の中だって」
ついに汐が朋也のことをパパと呼んだよ、パパと。この旅行をとおして朋也と汐の距離がグッと縮まった気がします。汐がパパ=朋也の胸に飛び込んだシーンは思わず胸がジーンとしてしまいました。これまで我慢していた涙や想いがあふれでてくる、見ているこっちの胸にも何かが込み上げてくる…
「汐…俺、側にいていいかな。ずっと…長いこと、ダメなパパだったけどさ」
「これからは汐のために頑張るから。だから、側にいてもいいかな?」
グスッ、グスッ、ごめん、涙でよく見えないや。ヤバイ、マジで泣けてきました。それにしても朋也のヤツめ、グスッ、前回から変わりすぎだろ、グスッ。でもこれでようやく朋也は渚が亡くなったという現実と向き合って、汐と生きていく決意ができたのかな。やっと見つけた俺にしか守れないかけがえのないものと…
「うっせぇ!ちったぁ周りのことも考えろ!!」
朋也が怒鳴りつけたのはあながち間違っているとも言えませんが、汐みたいな小さいな女の子にはそんな朋也がとても怖くて。トイレから出てきた汐の顔には涙の跡がくっきりとついていました。汐の泣き顔と涙声には色々な意味でドキッとしました。それは父親的にとても放っておけるはずのない…
「泣いちゃダメって。早苗さん」
「でも泣いていいところがあるって…おトイレ」
おトイレという前に朋也を見上げた意味深な視線が気になります。まるで何かを言うことをためらっているような。列車から降りてもまだ浮かない顔をしている汐に対して、朋也はおもちゃを買ってあげることに。朋也に買ってもらったロボットで遊ぶ汐はまるで別人のように生き生きとした表情や仕草で…
「ママのこと教えて。(早苗さんに)聞いても教えてくれないから」
そして旅館に着いて浴衣に着替えて夜中に二人で蛍を見て。汐は朋也の方をチラチラ見て、どうやら何か言いたげな様子。これまでは見下ろすだけだった朋也が、腰をかがめて汐の視線で聞こうとするのが印象的でした。もっとも、汐が聞きたかったママ=渚のことは話してやれませんでしたが…
辺り一面のお花畑に目を輝かせる汐に対して朋也はもっとよく見たいかと肩車をしてあげます。少しずつ朋也の表情が穏やかになってきて、親子らしい感じになってきたのでは。お花畑でロボットを手にはしゃぐ汐も子供らしくて可愛いですしね。でも朋也が寝ている間に汐はロボットを失くしてしまい…
一生懸命ロボットを探す汐にかつての自分が、かつてここに父親来たときの思い出が蘇って。朋也が歩いていった先には朋也を知る女性、朋也の父親の直幸の母親の史乃さんが。彼女の口からは朋也も知らなかった…いや朋也も知っていったはずの父・直幸のことが語られていきますが…
小さな狭いアパートで愛する人と暮らし始めて、愛する人のために頑張って生きて、愛する人に子供ができて、そして愛する人を失ってしまう。多少の違いはあれど、朋也と直幸の生き方や境遇はほとんど同じなんですよね。アニメ放送開始以来、ずっとろくでもないダメ親父とばかり思っていたけど…
朋也の前で見せる優しそうな笑顔を見てしまったら、朋也のために頑張って生きていたという話を聞いてしまったら、親父に対する見方が180度変わってしまいました。直幸の父親としての生き様に思わずグッときました。朋也にとっては父親との娘との関係を見つめ直すきっかけにもなったわけで…
「あれ、一つだけだから。選んでくれて、買ってくれたものだから。はじめて、パパが」
「でも、今日は大切なモノ失くしたから悲しい。パパ、あのね。もう、ね、我慢しなくていい?」
「早苗さんが言ってた。泣いていいのはおトイレかパパの胸の中だって」
ついに汐が朋也のことをパパと呼んだよ、パパと。この旅行をとおして朋也と汐の距離がグッと縮まった気がします。汐がパパ=朋也の胸に飛び込んだシーンは思わず胸がジーンとしてしまいました。これまで我慢していた涙や想いがあふれでてくる、見ているこっちの胸にも何かが込み上げてくる…
「汐…俺、側にいていいかな。ずっと…長いこと、ダメなパパだったけどさ」
「これからは汐のために頑張るから。だから、側にいてもいいかな?」
グスッ、グスッ、ごめん、涙でよく見えないや。ヤバイ、マジで泣けてきました。それにしても朋也のヤツめ、グスッ、前回から変わりすぎだろ、グスッ。でもこれでようやく朋也は渚が亡くなったという現実と向き合って、汐と生きていく決意ができたのかな。やっと見つけた俺にしか守れないかけがえのないものと…
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2009/04/05 14:26 シュージローのマイルーム2号店