レトロでかわいい我が家のきょろちゃん
懐かしのきょろちゃんが
ニュースになっていた。
復刻されている〜っ!レトロかわいい昭和な氷削り機「きょろちゃん」
思わず朝から
ゴソゴソ探してしまった!
このきょろちゃん、
私が小学生の時に使っていたものだ。
今まで人生、節目節目で
何度も引き離されそうになりながら
(最近ではこの時)
今日まで私はきょろちゃんと
一緒に過ごしてきた。
(って言ってる割に、しまい放しってどうよ?)
このきょろちゃんには
思い出がいっぱい詰まってるわ。
あれは、父の仕事の関係で
台湾に行った小5年生の頃。
私たちの出会いは、
家の近くの欣欣(シンシン)デパート。
当時、高級とされていた日本製。
きょろちゃんはうやうやしく
ショーケースに収められてた。
私は親にせがんだわ。
子供が何か買ってもらう時に使う常套句よね。
でも、あの頃に戻って、
うちの親に伝えたい。
さて、そのようにして
買ってもらったきょろちゃん。
私はその日からせっせと
きょろちゃんの目を回し続けた。
朝起きてからすぐ、キョロキョロ。
学校に行く前に
どんぶり1杯のかき氷を食べるのは
すぐに日課となった。
寝坊すると、父が私に代わって
キョロキョロしてくれた。
当時の台湾には
日本製のかき氷用シロップは
売られていなかった。
だから、私はいつも
たっぷりの練乳をかけていた。
そして、学校から帰るとまた
きょろちゃんの目を回す日々。
もちろん、たっぷりの練乳は忘れない。
お風呂上りにもまた・・・。
練乳は、ちょうどカニ缶くらいの
大きさの缶に入っていたので
そんな使命感から、
毎日、せっせときょろちゃんの目を回し、
練乳1缶を使いきる生活を送っていた。
それから・・・
1ヶ月後のこと。
遠足があり、私は久々に
ジーパンを履こうとして、
愕然とした。
食生活の変化といえば、
きょろちゃんだけ・・・。
でも・・・
小学生の私には理解ができなかった。
マヨネーズ同様、
練乳があっという間に人を肥えさせる
危険な食べ物であることを知ったのは
それからだいぶ経ってのこと。
いや・・・本当、
練乳で肥えまくりましたよ!
きょろちゃんを眺めながら
そんなことを思い出した今日。
あぁ、久々にきょろちゃんの目
回してみようかな。
もちろん、練乳たっぷりで!!!
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きょろちゃん、今日のネットニュースで知ったけど、去年復刻版が出ていたのですね。やっぱりきょろちゃんはかわいい! もしね、これが普通のかき氷機だったら、私、今まで持ち続けていなかったと思う。あの愛くるしいキョロキョロ動く目のきょろちゃんだから離れがたく・・・捨てられないの。
コメント
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うちにあったのは、オレンジ色のキョロちゃんでした!