絵を褒められた日
火曜日にアメーバブックス新社の
アイドル小林さんから電話がきました。
サイン会に向けて、まつげパーマをかけた小林さんです。
「何抜けがけしてんのよ!」と言うと、本人は、
「違います! 1ヵ月半前から予約していたんです!」
と激しく否定していましたが、
可愛らしさに拍車が掛かった小林さんです。
そんな小林さんのお誘いを受け、渋谷に出向き、
ヤマケン編集長 と編集部でお会いして・・・
と、言われた時、私の待った!! が掛かりました。
そう、ヤマケン編集長と小林さんが
私のために考えてくださったこと・・・
これから、ある方に私を会わせてくださるというのです。
その前に私は念入りな化粧直しが必要でした。
私の持参した携帯用ではない、大きなパウダーに
小林さんは狭い化粧室で絶叫してました。
当然です!
化粧直し中、お粉が途中で足りなくなったら困りますから・・・。
途中、とても気さくで素敵な日高専務と合流して
(何度も似顔絵を描いてみたんですが、
日高専務が描けず・・・後ろ姿でご勘弁を)
ある方がいらっしゃる扉の前にやってきました。
ドクンドクン・・・
この扉の向こうには誰が・・・?
注:ちなみにこんな表札はありません
この扉の向こうには・・・
そう!
渋谷ではたらく社長 が!!
そして、庶民の私に向って言うのです。
こんな展開が安易に想像できて・・・
扉の前で震えていた私に
ヤマケン編集長がこう言いました。
本当ですか? 編集長?
それでは、ドアを開けさせて頂きます。
あら?
かろうじて↑見えるペットボトル ↑普通の団扇さわやかです。
一万円で作られた扇子は?
ドンぺりはどこ?
テニスコートの風が流れてきました。
私はとても緊張しながら、挨拶をしました。
すると、社長は
とてもさわやかな笑顔をこうおっしゃいました。
「本の絵とそっくりですね!」
マンガの絵に似ないように、
バッグがパンパンになろうとも持ってきた・・・
あの巨大パウダーは一体何だったのでしょうか?
それから、藤田社長と日高専務とヤマケン編集長の
ミーティングにアイドル小林さんと参加させて頂きました。
藤田社長、ヤマケン編集長がおっしゃっていたように
とても温和で寡黙な方です。
イメージ? ↓
しかし、藤田社長はとても寡黙な方なんだけど、
口を開くたびにおっしゃってくださいました。
私の記憶が正しければ、計5回。
私の描く私と実物の私がそっくりだとおっしゃってくださいました。
そうだ! 似顔絵が上手だと褒めてくださっているんだ!
途中からそう理解するように努めました。
じゃないと、私のバッグの中の巨大パウダーが泣いてます。
そして・・・
私の記憶が正しければ・・・
計4回、こうもおっしゃいました。
あの・・・
社長!
それは・・・
世間一般的なイメージからすると、客室乗務員は
こんな下品なマンガは描かない・・・
だから、信じられないということでしょうか?
それとも・・・
このマンガにそっくりな私が客室乗務員を
していたということが信じられないんでしょうか?
私は自分が可愛くて・・・
それは最後まで聞けず、笑っていました。
ただ横に座っている小林さんの表情が
引きつっていたのだけは、見逃しませんでした。
そんな緊張の30分を過ごし、
とても温和で寡黙で、でも、とても正直な藤田社長と
お別れして・・・電車に乗って帰る途中・・・。
藤田社長って・・・
誰だろう?
電車に揺られているとき、気がついた!
この方です!!
この方!!
えっ? わからない?
う・・・ん、じゃもっと具体的に!!
似ています!
野茂英雄を華奢にして、球場からテニスコートに
場所を移したそんな感じです。
藤田社長、お忙しい中、どうもありがとうございました。
私、自分の描いた絵に自信がもてるようになりました!
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今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
今日偶然、藤田社長に似ている旦那をもつ友人から電話がありました。昨日の話をして、「似てたよ! Mさん(旦那さん)に」と言うと、「顔が似てるだけじゃ嬉しくないわよ! 片や渋谷の社長、片や・・・はぁ~」とため息をついてました。
しかし、機内で知り合った時、「ちょっとキムタクに似てるかも・・・」と彼女が言っていたような・・・そんな記憶が私にはあります・・・。カッコいい旦那さんですよ。
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