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SUMMER SUN PRINCESS '22

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SUMMER SUN PRINCESS '22
イベント詳細
シリーズ SUMMER SUN PRINCESS
主催 東京女子プロレス
開催年月日 2022年7月9日
開催地 日本の旗 日本 東京都大田区
会場 大田区総合体育館
試合数 9試合
入場者数 1,130人

SUMMER SUN PRINCESS '22』(サマーサンプリンセス・トゥートゥー)は、日本の女子プロレス団体東京女子プロレス大田区総合体育館で行った興行。

概要

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東京女子プロレスが立ち上げる3つ目のビッグマッチとして、2022年3月19日両国国技館で行われた『GRAND PRINCESS '22』の中で開催が発表された[1]。本興行では観客からの要望を受け、2020年初頭からはじまった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行への対策として実施されてきた規制が緩和され、紙テープの投げ入れと横断幕の掲示が可能になったほか、声援もマスク着用という条件付きで可能となった[注釈 1]

大会は、タイトルマッチ3試合を含む全9試合が行われた。第3試合は、当初は渡辺未詩とウィロー・ナイチンゲールによるシングルマッチと発表されていたが、ナイチンゲールがビザ取得に関わるトラブルで来日が不可能となり、渡辺の対戦相手は水波綾へと変更された[3]。第7試合のインターナショナル・プリンセス王座戦では伊藤麻希がアレックス・ウィンザーに敗れて、ベルトがイギリスに流出[4]。セミファイナルのプリンセスタッグ選手権試合では、令和のAA砲というタッグチーム名となった赤井沙希&荒井優希組が、25分近い熱闘の末にマジカルシュガーラビッツ坂崎ユカ&瑞希)を破り、両者王座初戴冠となった[5]。メインイベントのプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合は、滝行を行うなどして並々ならぬ決意で王座奪回に挑んできた辰巳リカの猛攻を王者の中島翔子がしのぎ切って防衛に成功した[6]

試合

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オープニングマッチ 15分一本勝負 シングルマッチ
長野じゅりあ 4分58秒
羅生門
宮本もか
第二試合 20分一本勝負 8人タッグマッチ
アジャコング
愛野ユキ
らく
原宿ぽむ
12分28秒
ヴィーナスDDT→エビ固め
ハイパーミサヲ
角田奈穂
猫はるな
鳥喰かや
第三試合 15分一本勝負 シングルマッチ
水波綾 11分53秒
ホットリミット→片エビ固め
渡辺未詩
第四試合 20分一本勝負 タッグマッチ
志田光
乃蒼ヒカリ
13分32秒
荒鷲ドライバー→体固め
上福ゆき
桐生真弥
第五試合 20分一本勝負 タッグマッチ
里歩
遠藤有栖
14分21秒
リング・ア・ベル→エビ固め
駿河メイ
鈴芽
第六試合 30分一本勝負 インターナショナル・プリンセス選手権試合
伊藤麻希
(第7代王者)
13分22秒
GTF→エビ固め
アレックス・ウィンザー
(挑戦者)
第7代王者が5度目の防衛に失敗、ウィンザーが第8代王者となる。
第七試合 20分一本勝負 スペシャルシングルマッチ
サンダー・ロサ 13分39秒
首固め
山下実優
セミファイナル 30分一本勝負 プリンセスタッグ選手権試合
坂崎ユカ
瑞希
(第9代王者組・マジカルシュガーラビッツ
24分28秒
ダブル新人賞→体固め
赤井沙希
荒井優希
(挑戦者組・令和のAA砲)
第9代王者組が6度目の防衛に失敗、令和のAA砲が第10代王者組となる。
メインイベント 30分一本勝負 プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合
中島翔子
(第10代王者)
19分23秒
ダイビング・セントーン→片エビ固め
辰巳リカ
(挑戦者)
第10代王者が4度目の防衛に成功。

脚注

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注釈

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  1. ^ 当時は、7月10日ガンバレ☆プロレスの大田区総合体育館大会、8月20日DDT両国国技館大会の3大会限定の措置だった[2]

出典

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  1. ^ GRAND PRINCESS '22”. DDTプロレスリング公式サイト (2022年3月19日). 2024年11月9日閲覧。
  2. ^ 7月9日東京女子、7月10日ガンプロ、8月20日DDT、大田区総合体育館3大会は声援、紙テープ、横断幕を解禁!”. DDTプロレスリング公式 (2024年11月9日). 2022年6月27日閲覧。
  3. ^ 7月9日大田区総合体育館「SUMMER SUN PRINCESS '22」対戦カード変更のお知らせ/ウィロー・ナイチンゲール来日延期。渡辺未詩vs水波綾のシングルマッチが緊急決定!”. DDTプロレスリング公式 (2024年11月9日). 2022年7月4日閲覧。
  4. ^ “【東京女子】伊藤麻希がウィンザーに敗れIP王座が英国に流出!「時間はかかるかもしれないけど、強くなれるよう頑張るしかない」”. プロレスTODAY. (2022年7月10日). https://proresu-today.com/archives/193420/ 2024年11月9日閲覧。 
  5. ^ “SKE48・荒井優希、赤井沙希とタッグで涙の初タイトルも「ベルトを獲るところがゴールじゃない」”. プロレスTODAY. (2022年7月9日). https://hochi.news/articles/20220709-OHT1T51274.html?page=1 2024年11月9日閲覧。 
  6. ^ “中島翔子が辰巳リカを破り、プリプリ王座V4。「全員とタイトル戦をして防衛するつもりで勝ち続けたい」【東京女子プロレス】”. TOKYO HEADLINE. (2022年7月10日). https://www.tokyoheadline.com/635410/ 2024年11月9日閲覧。 


外部リンク

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