コンテンツにスキップ

1979年の相撲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1979年 > 1979年のスポーツ > 1979年の相撲

1979年の相撲(1979ねんのすもう)は、1979年の相撲関係のできごとについて述べる。

大相撲

[編集]

できごと

[編集]
  • 1月、入場料(平均16.67%)値上げ。初場所千秋楽、当時の皇太子一家観戦。元大関魁傑引退、年寄放駒襲名。
  • 2月、5日、間垣親方(元小結清水川)死去、53歳。12日、湊川親方(元前頭筆頭十勝岩)死去、60歳。
  • 3月、新弟子検査合格者111人は史上最多。公傷取扱い規定の一部改定、補足した。土俵上のケガを「身体各所の脱臼、骨折、捻挫、並びに頭部外傷」と改定。春場所11日目、大竜川一男は初土俵以来通算1359回出場し、史上単独1位。元横綱安藝ノ海死去、64歳。
  • 4月、大山部屋土俵開き。安治川部屋独立。朝日山部屋落成。
  • 5月、夏場所5日目、高見山は幕内連続出場を1025回として、史上単独1位。8日目、昭和天皇観戦。元関脇北瀬海引退、年寄君ヶ濱襲名。元前頭筆頭大竜川引退、年寄清見潟襲名。
  • 9月、新横綱三重ノ海剛司が昇進。11日目、大関旭國斗雄が引退、大島襲名。藤島親方(元前頭筆頭出羽湊)死去、56歳。番付編成要領第17条・行司十両以上の人数20人以上を22人に改正。
  • 11月、前武蔵川理事長が勲三等瑞宝章を受ける。九州場所、十両以上に休場者無し。元前頭7枚目栃勇引退、年寄岩友襲名。アメリカ公演を実施することを決定。
  • 北の湖敏満が1月から5月にかけて32連勝、久しぶりに30連勝を越した力士が登場した。

本場所

[編集]
  • 一月場所(蔵前国技館・7日~21日)
    幕内最高優勝 : 北の湖敏満(14勝1敗,15回目)
     殊勲賞-黒姫山、敢闘賞-長岡、金城、技能賞-富士櫻
    十両優勝 : 大潮憲司(11勝4敗)
  • 三月場所(大阪府立体育館・11日~25日)
    幕内最高優勝 : 北の湖敏満(15戦全勝,16回目)
     殊勲賞-黒姫山、敢闘賞-長岡、金城、技能賞-富士櫻
    十両優勝 : 隆ノ里俊英(11勝4敗)
  • 五月場所(蔵前国技館・6日~20日)
    幕内最高優勝 : 若乃花幹士(14勝1敗,3回目)
     敢闘賞-魁輝、巨砲
    十両優勝 : 照の山栄一(12勝3敗)
  • 七月場所(愛知県体育館・1日~15日)
    幕内最高優勝 : 輪島大士(14勝1敗,13回目)
     殊勲賞-栃赤城、敢闘賞-出羽の花
    十両優勝 : 満山脩(10勝5敗)
  • 九月場所(蔵前国技館・9日~23日)
    幕内最高優勝 : 北の湖敏満(13勝2敗,17回目)
     殊勲賞-玉ノ富士、敢闘賞-朝汐、技能賞-増位山
    十両優勝 : 琴千歳幸征(10勝5敗)
  • 十一月場所(九電記念体育館・11日~25日)
    幕内最高優勝 : 三重ノ海剛司(14勝1敗,2回目)
     殊勲賞-栃赤城、敢闘賞-玉ノ富士、技能賞-増位山
    十両優勝 : 琴風豪規(14勝1敗)
  • 年間最優秀力士賞(年間最多勝):北の湖敏満(77勝13敗)

誕生

[編集]

死去

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 大分県椎茸農業協同組合HP「大分の乾しいたけ」
  2. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 281頁
  3. ^ 豊乃國 大地 日本相撲協会公式サイト(2021年8月4日閲覧)
  4. ^ 豪風 旭 日本相撲協会公式サイト(2021年8月4日閲覧)
  5. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 263頁
  6. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 260頁
  7. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 75頁
  8. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 53頁
  9. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 117頁
  10. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 107頁
  11. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 91頁
  12. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 74頁
  13. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 103頁
  14. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 134頁
  15. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 63頁
  16. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 84頁
  17. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 147頁
  18. ^ 関西大学 年史編纂室 竹田繁七

参考文献

[編集]
  • 『相撲』誌各号
  • 『大相撲戦後70年史』(ベースボールマガジン社、2015年)p81