天気予報通りの雨。
午後(夕方)から風も出てきて、
軽めの春の嵐っぽく。
娘(犬)達のシャンプーは先延ばしにして
ゆっくり過ごしました。
さてさて。
ネタがないわけではないですが
先にこれを、と思いまして。
などと言いつつ、今回は
1982年製のFender Strarocasterです。

(後日追記:今はピックアップ等が変わってましてこんな感じ)

当時、楽器屋さんでアルバイトをしていた3つ年上の
兄貴的な人がラージヘッドの白/ローズを持っていて
いつも羨ましく見ていた頃でした。
「瓜2つじゃないが、瓜3つぐらいのが入荷したぞ」
(瓜も3つ並ぶと1つ目と3つ目は多少違うよとw)
って友人に聞いて、見に行ったらこれでした。
感じた違和感はヘッドの大きさ。
2本壁にかかっていて、木目等こっちが気に入りましたが
即答できる値段じゃないので「商談中」にしてもらっておいて
数日検討して、買いました。
1981年までのラージヘッド3点止めをやめて、
スモールヘッド4点止めに戻したモデルで
1982~1983年に生産されました。
その後副社長になったダン・スミス氏が製作指揮したことから
「スミス・ストラト」と呼ばれているそうです。
落ちていた画像をお借りしてきました。

ボディデイトもネックデイトもありませんが
シリアル、ピックアップのスタンプ、
ポットの刻印から1982年のようです。
「ストラトキャスター」っていう商品名はこれが最後だそうです。
1983年にこれが生産終了した後のモデルからは
全部「○○ストラトキャスター」という名称になっています。
買った時は、ピックガード周りは黒パーツでした。
最近戻しましたが、しばらく白パーツにしていました。

1970年代後半の個体もかなり重いそうですが
25thほどではないけど、これも重い方ではないでしょうか。
度胸と決心が要りましたが、指板をほんの少し削ってます。
(他と同様、写真を拡大すると光の加減で分かる程度)
ペグも、お約束だったM6 miniに交換。
2点止めだったんですねぇ。
壁があった頃の W.Germany です。
(後日追記:劣化もあったので最新のシャーラーに交換しました)

トレモロアームは、ビル・ローレンスのを使ってました。
少しだけ長かった気がします。紛失しましたが。
ピックガード、ノブ類は白に替えて
ピックアップのフロントとリアをSSL-4に替えました。
あと、何故白黒か分かんないですが
買って1~2年後かなぁ、写真が残ってました。
スタジオで練習してるところですねぇ。

その後のライブの時の写真も残ってました。
さすがにまだボディも白いですね~。

メインギターとして活躍してくれていましたが
長年の収納のおかげで、
ブラスのサドルやネジ類は錆びてボロボロ → 交換

何度もやり直した配線は溶け、ハンダはゴテゴテ→掃除&交換
メンテ記事の方は、タイトルに(1982)と書かれています。

リアのSSL-4が断線したので、買い換えたのですが
配線交換に失敗して断線させまして。。。(てへ♪、
いくつか変えた後、フロントとリアはSSL-2にしました。
この年代はフラットポールピースなので外見を尊重して
SSL-1ではなくSSL-2を選択。
センターは、GRから奪い返したオリジナル。
スタンプは42082=4番目の機械で82年20週。
(後日追記:センターも断線しちゃって、SSL-2に交換)
ピックガード周りは黒に戻していたのですが
SSL-2の分の黒のピックアップカバーが足りなくなって
とりあえず白に戻しました。
(後日追記:パーツを準備して黒に戻しました)
配線もクロスワイヤーでやりなおし。
スイッチも、壊したポットも交換。
ピックガードも、ネジ穴の位置にこだわって買い直し。
(後日追記:ピックアップは3つ共 suhr の V70 に交換しました)
(後日追記:ピックアップは3つ共 Lace Senser Gold に交換しました)

裏に貼った銅のテープは、
シールド(ノイズ対策)目的ではありません。
各ネジでもアースが取りたかったんです。
開放弦を弾いた時など弦から手が離れる→ノイズが出るので
右手でどこかのネジに触っていれば耐えれるかなーと。
もしノイズ対策をするなら、
ザクリ内にも導体を貼るか導電塗装してアースに落として、
電装品を完全に囲んでしまわないとダメです。
それをしちゃうと音質も変わるようなので、やってません。
ノイズも音のうちって割り切っちゃえばいっかぁ、と。
でも学生時代は、SSL-4+歪み系エフェクター+JCで、
それはもう、かなりノイズ多かったです(笑
ヘッドの木目って、縦の線のは良く見ますが
丸い木目で(昔より薄くなって見にくい)、
それがちょっと「情けない顔つき」に見えたのですが
それも気に入って買った記憶があります。

ネックはやや薄めで細めで、一番好きな感じです。

SSL-2と、Raw Vintageのプレスのサドルと
(後日追記:ダイキャストのサドルを見つけて交換しました)
Raw Vintageのスプリングを使っていますが
プレCBSっぽい音がするかと言えば、しません。
ストラトらしい、と言っていいのかどうか分かりませんが
歪ませてもシングルコイルらしい
立ち上がりが早くて、ポップでブライトな音です。
張りがあって元気で、自分は好きです。

当時のバンドのライブでもGRと共に最も良く使ったギターで
思い出も一番多いギターです。