ごんちゃっくＴＯＹＳ

超合金以前に生まれた？
合金製のリアルロボットモデル❗
 


1973年開始の特撮作品「スーパーロボット レッドバロン｣は、
グラスファイバー製の硬質な輝きを放つ着ぐるみと、リアルなメカ特撮で人気を博した作品。

商品化も複数メーカーにより行われましたが（ポピーもジャンボマシンダーなどを商品化）、

ミニカーメーカーの「ウッド」は、いち早く合金製のレッドバロンを商品化していました。
（＊前回の記事でいろいろ考察してみました→　コチラ）
 

今回はメッキバージョンの銀色を活かす形で塗装し、足を６㎜ほど伸ばす改造を行いました。
プロポーションバランスは少し難アリですが、頭部などの造形は他アイテムに比べてもかなりリアルです。

放送当時は玩具化されなかった後半の追加装備、スペースウイングスも製作。
（かなりなんちゃって造形ですがw）
 

マグネットでパチリと合体！
 


飛べ！宇宙のレッドバロン❗❗



「スーパーロボット マッハバロン」は、レッドバロン終了の半年後にスタート。
よりグレードアップしたメカニック描写が魅力の作品です。
こちらもウッドは合金玩具を発売。
 

写真のブツはシルバーのぼかし塗装を少しシャープにリペイントしています。
ポピーの超合金よりも寸詰まりな、可愛らしいバランス。（当時自分は「腿と上腕が銀色じゃない」ところがカッコイイと思ってましたよw）


背中のスイッチを押すと、胸のバロンスマッシュがスプリングで突出（発射はしません）

このギミックやソフビ製の頭部など、大ヒットした超合金マジンガーＺから強い影響を受けた作りでしたが、
超合金のマッハバロンは、ギミックも造形も更に進化した、ウッド以上の出来になっていたのです。
 

合金ロボット玩具の黎明期に、超合金とは違う形で生み出されたウッドのバロンシリーズ。
ポピーよりも安価（だったろう）なラインで、作品の魅力･鋼の手触りを子どもたちに伝えた玩具でした。




【0814追記】
チュイッチィさんとのコメントトークを受けて、マッハバロンの｢THE超合金｣を一部リペイントして並べてみました。


うーむ…馴染む！
こりゃやはりカッコいいや(笑)


当時は叶わなかった、レッド&マッハバロンの合金玩具ツーショット。
ウッドとポピーの会わせ技です😊