2007年 07月 31日
身辺雑記(6):田舎に帰って投票してきた.1キロ2000円の粉茶のお土産,執念で見つけた紫蘇の葉など
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田舎に帰って投票してきた.土曜日(28日)夕方PM5時頃こちらを立って,今日(31日)昼ごろ戻ってきた.3泊4日の小旅行.行きは自転車で,帰りは電車.今日午前中の帰路は曇っていたが何時の間にか晴れ上がり,自室の窓から見晴らす緑濃い草原に黄金の光溢れる至福に満ちた夏の夕刻だ.ドアを開け放っているので,窓から入った風が肩をなぜて部屋を吹きぬけてゆく.ビワの木が機嫌よさそうにコロコロと歌っている(私のビワの木がバイオリン弾きだって話はまだしてなかったかな?あぁ,向こうの部屋からマイクを持ってくればよかった).平和と安息と充実を感じる.今日この日のために,私はこの数ヶ月を生きてきたように思う.
お茶を淹れよう.1キロ2000円の粉茶だ.アルミ箔を蒸着した袋に真空パックしてあるので,小分けして缶に移した残りはガムテープで密封して冷蔵庫で保管する.私は1日に1回くらいしかお茶を飲まないので,1キロあると大体半年くらいは持つ.私の田舎には大きいお茶屋が何軒かあり,そこではお茶を量り売りしてその場でパック詰めしてくれる.今回は田舎に帰るのが決まっていたので,しばらく前からお茶が切れていたのだが我慢してようやく手に入れた.
床に広げておいた新聞紙ももうきれいに乾いている.7月30日の朝夕刊だ.私が子どものころ新聞配達していた店の店頭の自販機で求めたものだ.自転車の前カゴに入れておいたので雨でびしょ濡れになってしまったが,記念に保存するつもりでビニール袋で包んで持って帰ってきた.田舎からの主なお土産はこの2つくらい.あとは強いて挙げれば,簡易裁判所の支払い督促係からの「仮執行宣言付支払督促正本」の送達通知くらいだ.いや,もう一つある.A4プリンターを手でぶら下げて持って帰った.ガサ張るしアダプタも結構重いので少し迷ったのだが,持って帰ってよかった.接続してテストしてみるときれいに印字できた.カートリッジを交換しておいたのは正解だった.カートリッジ1個が米10キロ相当の値段がするのでは手が出ない.
帰省はとんぼ返りのつもりだったが,蝋燭で過ごすという訳にも行かないので,東京電力とガス屋に出発直前に電話した.土曜日だったのでフリーダイヤルは通じなかったが,有料でカスタマーサービスセンターにつながり,即刻対応してくれた.ガス屋の方は少しネゴシエーションが必要になった.滞納が6千なんぼ残っていると言う.私は部屋を出るとき清算して出たつもりなのだが,最終回の分が残っていたのだろうか?当日はお祭りで店を6時に閉めてしまうと言う.6時に着くというのは不可能なので,「月曜日に届ける」と確約して何とか対応してもらった.
年金手帳は引き出しに入っていたが,納付記録は見つからなかった.預金通帳を最近盗まれているので再発行の手続きをする必要もあったが,土日ということもありどっちみちほとんど残高は残っていないので(折角田舎に帰ったのだが)放置することにした.電話は止まっているので,(PCはあるが)ネットにアクセスできない.上記の督促状は債権者がNTTになっているのでこの電話に関係するもののようだ.私の記憶ではこれも清算しているはずなのだが...書留は去年の12月頃に送付され局留めになった後,返送されてしまったので内容は分からない.
向こうでは毎晩友だちと飲んでいたので,飲み疲れして今日は食事抜きでまっすぐ帰ってきた.向こうには米を一升ほど残してあったのだが,一度も炊かなかった.こちらの米も少なくなっていたので持ち帰ろうかとも思ったが,いつか・万が一ということを考えて残しておくことにした.米が一升あれば,「おにぎり」が10個くらいは作れる.さすがに途中からお腹が空いて来たので「外食」することも考えたが,「帰ってから麺をゆでて食べる」というアイディアが勝ち残った.ただ,何も(薬味が)ないのも味気ないので,せめて「紫蘇」を手に入れるという考えに集中することにした.駅から部屋までの徒歩10分間の間には畑道という感覚のところもあるので,もしかしたらと思ったのだが手の届くところには見当たらなかった.しかし,念ずれば通ずである.ここから先は何もないというところまで来て路傍に一株の青シソを見つけた.

例によってなかなか本題まで進めないが,商店街のことを書いておこう.私の知っている飲み屋さんもずいぶん店を畳んでしまっていたが,今回気付いたのは空き地がずいぶん増えたということである.これまではシャッター街でも町並みだけは続いていたのに,櫛の歯が欠けたように更地になってしまっている.駐車場になっているところなどもあるが,おそらくその多くは銀行に取られてしまったのだろう.国道と旧道の交差するところにあったコンビニはマンション(というより中層アパート)に変わっていた.このコンビニの前は横浜屋(牛丼屋)だったのだが...これが,「血を流せ」,「改革には痛みはつきものだ」というコイズミ改革のもたらした結果である.つまり,銀行(+YAKUZA)の一人勝ち,それも半分は外資に取られてしまった...
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お茶を淹れよう.1キロ2000円の粉茶だ.アルミ箔を蒸着した袋に真空パックしてあるので,小分けして缶に移した残りはガムテープで密封して冷蔵庫で保管する.私は1日に1回くらいしかお茶を飲まないので,1キロあると大体半年くらいは持つ.私の田舎には大きいお茶屋が何軒かあり,そこではお茶を量り売りしてその場でパック詰めしてくれる.今回は田舎に帰るのが決まっていたので,しばらく前からお茶が切れていたのだが我慢してようやく手に入れた.
床に広げておいた新聞紙ももうきれいに乾いている.7月30日の朝夕刊だ.私が子どものころ新聞配達していた店の店頭の自販機で求めたものだ.自転車の前カゴに入れておいたので雨でびしょ濡れになってしまったが,記念に保存するつもりでビニール袋で包んで持って帰ってきた.田舎からの主なお土産はこの2つくらい.あとは強いて挙げれば,簡易裁判所の支払い督促係からの「仮執行宣言付支払督促正本」の送達通知くらいだ.いや,もう一つある.A4プリンターを手でぶら下げて持って帰った.ガサ張るしアダプタも結構重いので少し迷ったのだが,持って帰ってよかった.接続してテストしてみるときれいに印字できた.カートリッジを交換しておいたのは正解だった.カートリッジ1個が米10キロ相当の値段がするのでは手が出ない.
帰省はとんぼ返りのつもりだったが,蝋燭で過ごすという訳にも行かないので,東京電力とガス屋に出発直前に電話した.土曜日だったのでフリーダイヤルは通じなかったが,有料でカスタマーサービスセンターにつながり,即刻対応してくれた.ガス屋の方は少しネゴシエーションが必要になった.滞納が6千なんぼ残っていると言う.私は部屋を出るとき清算して出たつもりなのだが,最終回の分が残っていたのだろうか?当日はお祭りで店を6時に閉めてしまうと言う.6時に着くというのは不可能なので,「月曜日に届ける」と確約して何とか対応してもらった.
年金手帳は引き出しに入っていたが,納付記録は見つからなかった.預金通帳を最近盗まれているので再発行の手続きをする必要もあったが,土日ということもありどっちみちほとんど残高は残っていないので(折角田舎に帰ったのだが)放置することにした.電話は止まっているので,(PCはあるが)ネットにアクセスできない.上記の督促状は債権者がNTTになっているのでこの電話に関係するもののようだ.私の記憶ではこれも清算しているはずなのだが...書留は去年の12月頃に送付され局留めになった後,返送されてしまったので内容は分からない.
向こうでは毎晩友だちと飲んでいたので,飲み疲れして今日は食事抜きでまっすぐ帰ってきた.向こうには米を一升ほど残してあったのだが,一度も炊かなかった.こちらの米も少なくなっていたので持ち帰ろうかとも思ったが,いつか・万が一ということを考えて残しておくことにした.米が一升あれば,「おにぎり」が10個くらいは作れる.さすがに途中からお腹が空いて来たので「外食」することも考えたが,「帰ってから麺をゆでて食べる」というアイディアが勝ち残った.ただ,何も(薬味が)ないのも味気ないので,せめて「紫蘇」を手に入れるという考えに集中することにした.駅から部屋までの徒歩10分間の間には畑道という感覚のところもあるので,もしかしたらと思ったのだが手の届くところには見当たらなかった.しかし,念ずれば通ずである.ここから先は何もないというところまで来て路傍に一株の青シソを見つけた.

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by exod-US
| 2007-07-31 18:11
| 我が命運の尽きる日まで