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フリーランスの備忘録、アウトプットの実験場

徘徊(はいかい)とせん妄、腎機能障害

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先日のこと、かなり早朝に電話がありました。5時台にApple Watchがブルブルするので、嫌な予感がしましたら、留守電に母からの「父が行方不明になった」との連絡が。

高速を飛ばして1時間。実家に駆けつけることになりました。

高速を降りた頃に、母に電話すると警察に保護されたとか。徘徊してる父を見つけた方が通報してくれたそうです。見知らぬ方、ありがとうございます。

この10年は、おおむね元気でしたが、4回ほど入退院を繰り返し2度手術をしました。

腰の痛みで立ち上がる事ができなくなり、消防隊に毛布で2階からおろしてもらったのは、懐かしい思い出です。

心臓の弁膜炎で、生死を彷徨ったのは2〜3年前でしょうか。高熱と痛みのせいでせん妄が激しく、何度も夜中に「警察に捕まってるから助けにきてくれ」と電話がかかってきました。

その頃の主治医に最悪の場合の対応を尋ねられて、本人のQOLを考えて延命措置を断った事もありました。父の兄弟全員に電話して同意を得ました。なかなかの決断でしたが、それから弁膜炎が治ったらまた元気になりました。

あれから3年、最近父親の顔が、100歳超えて亡くなった祖母の顔にそっくりになってきたと思ってきた矢先、徘徊が起こりました。

監視カメラの映像を確認すると家を出たのが午前2時ごろ。警察に保護されたのが6時ごろ。4時間にわたって暗闇の中を徘徊していたことになります。見つかった時は、寒いだろうに薄手のフリースで片方のスリッパは見当たらず靴下でした。

外傷がないか確認してくれた消防隊の方が、外に立っているとガタガタ震えるぐらい寒い12月の早朝でした。そんな中、軽装で夜中に徘徊していた老人は、その後も、その翌日も風邪を引く事もなく一度寝たらケロッとしていました。

不可逆的な認知症になったかと覚悟しましたが、一時的に起こるせん妄(*)だったようです。

*せん妄は、急性に起こる意識の混乱状態で、注意力や認知機能が一時的に低下する症状を指します。多くは高齢者や病気、手術後に見られ、興奮や不安、幻覚、昼夜逆転などが特徴です。原因として感染症、薬物、脱水、電解質異常などが挙げられます。適切な治療や原因の除去が回復の鍵となります。(ChatGPTの回答)

脳血管の問題やアルツハイマー、色々と原因を考えてみましたが、腎臓機能が低下が原因かと考えています。

父はそろそろ透析が必要と言われてはや数年が経過しています。腎臓機能障害による尿毒症や電解質異常が起こると意識障害が起こるのだとか。

早めにかかりつけ医に診てもらって、診断を受けたいと思います。徘徊を再発しないよう対策をしないと、同居する母親も大変です。

長生き出来てしまう家系なので、私は腎臓を大切にしていきたいなと思いました。