ロイスアンドロイス(ウマ娘) 単語

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ロイスアンドロイス

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最強”に必要なのは、強さだけじゃない。

感動的なドラマ、強な個性も必要なのよ!

ロイスアンドロイス(ウマ娘)

ロイスアンドロイス(ウマ娘) とは、Cygamesメディアミックスプロジェクトウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター

実在競走馬ロイスアンドロイス」をモチーフとするウマ娘である。CV田辺留依

概要

誕生日3月10日 身長:159cm 体重:最強
スリーサイズ:B83・W56・H82

自己演出を得意とする頭明晰なウマ娘
人の心を掴む"最強"ウマ娘となるべく、レースに加え、ファンへのアピール方法の研究に熱心に取り組む。
ファンの前では頑り屋キャラを演じ、他者とのキャラ被りを許さない。
まさにセルプロデュースである。

ロイスアンドロイス|ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイトよりexit

ウマ娘 プリティーダービー season 3第1話から登場しているウマ娘

ゲームでの扱い

season 3』第12話の放映を前にした12月20日サポガチャ真名開放とともに実装された。

実装前日にピックアップガチャの発表があったのだが、この段階では名前表されず、バナーのサポカ画像の上に書かれるはずの名前も「ピックアップサポートガチャ」のロゴで隠され、最後の「ス」が半分見えるだけだった。

なお、このガチャの開放は12月20日正午、『season 3』12話の放送は翌日午前0時のため、アニメより12時名前表されたことになる。

アニメでの扱い

season 3』第1話で、キタサンブラック練習をしている背景に初登場。この時点でチームカノープスと一緒にいるが、名前を表示する短冊が最後の「ス」以外見切れており、そのことと、短冊背景の模様から名前が9文字であること、およびジャージ姿の容姿しかヒントがない。

その後もチームカノープス部室に一緒にいたり、カノープスメンバーと一緒にレースを観戦したりといった描写は多かったが、一切名前は発表されず、台詞も一言もなく(つまりスタッフロールにも名前がなく)、他の登場人物も彼女について全く言及していない。

第10話では、サウンズオブアースと一緒にファン感謝祭を楽しんでいる描写がある。そこでアースからは憧れられているらしいことと、く言いがたい顔でラーメンをすすっている描写があった。

第12話で初めてを発し、名前も明確に「ロイスアンドロイス」と表示された。しかし、アニメ放送の12時間前にアプリ版で名前表されていたため、サプライズとはならなかった。

season 2

ビワハヤヒデが勝った菊花賞に出走しているので、season 2でもモブウマ娘として登場している…のだが、7着に敗れているので探すのは至難の業。

真名開放までの正体考察

シリーズは、最初は名前表せず、わずかなヒントから名前を予想してもらうというクイズ形式の発表を度々行っている。そのため、いつものようにファンによる正体を予測する考察が盛んであった。

アニメ3期11話時点で判明している描写は、以下の通り。

ちなみにニコニコでは1つヒントから、本ウマ娘関連の動画イラストに暫定的に「?ス(ウマ娘)」タグが付けられており、本記事もこのタグ名義で建てられていた(現在リダイレクト)。

ロイスアンドロイス(確定)

ロイスアンドロイス

な勝ち1500万下(現・3勝クラス[1])でありながら重賞戦線で山のような2着3着を稼ぎ、「最強の未勝利」「最強の1勝」「最強の2勝」「最強の3着」の異名をほしいままにした善戦マンである。そのため2代目最強の2勝」であるサウンズオブアースが憧れるのも納得がいく。

現役中は紫色メンコをしていた。また、馬主である(株)テンジン勝負服は「二本輪、袖」であり、名前の短冊に使われている黄色とも一致する。

以下、補にあった競走馬

コイントス

コイントス(競走馬)

重賞勝利ではあるものの重賞で善戦し続け、「ス」で終わり、メンコではないが勝負服(スペシャルウィークと同じ馬主)である競走馬

アンビシャス

アンビシャス(競走馬)

これまたGI勝利であるものの、GIIGIIIを1勝ずつしている善戦マンで、何よりキタサンブラックと時代が重なるため有力補としてあげられた。「ウマおじさん」の一人、ビタミンSお兄ちゃんも当初こちらで予想していた。

しかし、紫色カバーが何の関係もないことや、何よりGII勝ちGI昇格直前の産経大阪杯であり、つまりはキタサンブラックにクビ差勝利したものである。このシーンは第4話で描写され、該当するウマ娘として別のモブウマ娘が描かれたことから、補からは外れている。

関連ウマ娘

史実

重賞勝利に終わりながら「最強の未勝利」「最強の1勝」「最強の2勝」と現役中3回ぐらい「最強の」と呼ばれた、90年代前半の競馬を盛り上げた名脇役

ウマ娘モチーフにも多くの子孫を抱え、漫画ウマ娘 シンデレラグレイ』ではトニビアンカの変名で登場している名種牡馬トニービンザッツマイパル。ビワハヤヒデナリタタイシンウイニングチケットのいわゆる「BNW」と同じ1993年クラシック世代で、特にウイニングチケットは共にトニービンの初年度産駒である。同世代・同モチーフウマ娘にはほかにノースフライトがいる。

2歳(旧3歳)12月デビューするが、そこから3歳(旧4歳)4月までの成績は何と2着→2着→2着→3着→2着→2着。凄まじい安定感を見せながらどうしても勝ち上がれず、とうとう未勝利のままダービートライアル青葉賞(当時はオープン競走)に挑むがここでも3着でダービーには出られず。7戦未勝利・2着5回3着2回というあまりの成績に「最強の未勝利」と呼ばれるようになる。

直後の8戦で待望の初勝利を挙げ「最強の未勝利」の座からはあっさり脱却したが、その後は初重賞ラジオたんぱ杯で3着、さらに条件戦を2着→2着とまたしても勝ちきれず。1勝のまま菊花賞トライアルセントライト記念に出走すると、ここをまたも2着好走し、菊花賞の優先出走権を獲得。12戦1勝・2着8回3着3回の成績を引っ提げ「最強の1勝」としてあのBNWに次ぐ4番人気で初のGIに挑んだが、ここまで休みなしで走ってきた疲労もあってか初めて3着内を外す7着に敗れた。

4歳(旧5歳)になると本格化を迎え、5月8月に自己条件戦で快勝しあっさりオープンに昇格(なので「最強の2勝」と呼ばれた期間は割と短い)。重賞を連戦し、オールカマー3着→天皇賞秋3着→ジャパンカップ3着とGIIGI3戦連続3着記録ナイスネイチャ以来のすべきブロンズコレクターとしてファンからしまれた。

だが、5歳(旧6歳)に入ると衰えを隠せず、富士ステークスで3着をひとつ積み上げた以外は惨敗続き。翌年も現役を続行して立て直しを図ったが、放牧中の6月に腸ねん転を発症し、短い生涯に幕を閉じた。通算成績は28戦3勝2着9回3着7回。まさに時代を代表するブロンズコレクターであった。

キャリア3勝中の2戦で上を務めた後藤浩輝騎手は、ロイスアンドロイスのことを「とにかく頭がよく、調教中も騎手示は全く聞かないのに日々の調教メニュー完璧に覚えて自分で勝手にこなしていた」「恐らく競馬ルールや着順も把握しており、独自のこだわりでわざと2着3着に負けているように思えた。頭の良さが競走馬としてはになった」と評している。「レースにおいてもキャラづくりやセルプロデュースを重視する」というウマ娘でのキャラクター設定は恐らくこの逸話からきているものと思われる。

ほか、詳しい史実は当該記事へ→ロイスアンドロイス

関連静画

関連項目

脚注

  1. *ロイスアンドロイスは3勝しているが、当時は降級制度があったので1500万下を2回勝利しているためである。
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