吉良吉影(きら よしかげ)とは、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第8部「ジョジョリオン」の登場人物である。
同姓同名である第4部の登場人物については「吉良吉影」の記事を参照。
ジョジョの奇妙な冒険・第8部「ジョジョリオン」の登場人物。
第4部「ダイヤモンドは砕けない」で登場する「吉良吉影」と同姓同名だが、第8部「ジョジョリオン」の世界と別の世界なので、容姿や趣味など共通点はあっても直接関連してはいない。
物語の主人公である東方定助と「半分くらい似ている」人物で、職業は船医。登場時には既に故人となっている。享年29歳。
住所はS市紅葉区杜王町258番地マンション「つつじヶ丘」204号室。
住んでいるマンションには、彼が着用しているセーラー服(東方定助はこれを拝借して普段着にしている)のほかに、「モナ・リザ」の絵が飾ってあり、自分の切った爪を集めたビンや自分の美しい手をかたどった彫刻があるなど、前述した「吉良吉影」を連想させるものが多くある。
家族は、父親が吉良吉輝(1991年死去)、母親が吉良・ホリー・ジョースターで、東方家に家政婦として潜り込んでいる虹村京(おそらく偽名)が妹。東方家の家系図によると、母親のホリーは第7部「スティール・ボール・ラン」の主人公ジョニィ・ジョースターの曾孫に当たるが、第1部~第6部のジョースターの家系図においてジョナサン・ジョースターの曾孫にあたる空条ホリィに相当するため、吉良吉影は空条承太郎の位置に相当することになる。
性格はナルシストでプライドが高く、物事の境界線を越えたり入ったりするのは「気に入らない」。そのため自称サーファーの笹目桜次郎が気に入らなく、しつこく付きまとって最終的に「自分の指を食べる」ように唆した。そのため、笹目桜次郎にひどく恨まれている。
しかし家族思いで、母親と同じ医師を志したように、他人の命を救うために体を張る精神も持ち合わせており、第4部の吉良吉影よりは善良な人間と言えるだろう。また、用心深いところもあり、仗世文の知人であるカエラが仗世文の跡を追っていることに気づいてからは、彼女をはじめスタンド使いとのふれあいに気を付けるよう忠告している。
吉良吉影の遺体は、東方定助が最初に発見された「壁の目」と呼ばれる場所で地面の下に埋まって発見される。検死の結果は心筋梗塞による病死で、死後推定3日。そして睾丸が無い。
記憶喪失の青年・東方定助の正体と何らかの関係性を匂わせていたが、東方家に長女・鳩のボーイフレンドとして田最環が来訪したことによって、その核心に触れる事になる。
【警告】
ネタバレ注意のため、これより先は読んではいけない。
(ジョジョリオン単行本12~13巻の内容が含まれます)
2年前(2009年)、当時貨物船で船医を務めていた吉良吉影は、職員が飛び魚のせいで高所からコンテナに落下した事故の際、ケガ人の彼以外の「血液」を発見する。それは造園用の岩石としてフルーツの樹と一緒に輸入された岩人間(大年寺山愛唱)のものであり、「岩人間」と彼らが売買する等価交換フルーツ「ロカカカ」の存在を知る。
1年後、母親のホリーの病気を治すために、かつて母親と共に命を救った「空条仗世文」にロカカカを奪う計画を持ちかける。仗世文は、計画を悟られないように「実」ではなく「枝」を奪い、自分のスタンドで接ぎ木して果実を育てて手に入れる方法を提案し、計画通り大年寺山愛唱からロカカカの枝を奪い、東方家の果樹園(壁の目の近く)に接ぎ木してロカカカを育てた。
そして収穫まで1週間と迫った2011年8月19日。岩人間の田最環と八木山夜露は枝を盗まれたことを知って、盗んだ張本人の吉良と仗世文を突き止め、杜王港で襲撃を受け拷問を受ける。計画に巻き込んでしまった仗世文を逃がすため、キラークイーンのシアーハートアタックを、仗世文を尾けていた作並カレラの髪に紛れ込ませて田最らを爆発に巻き込んで逃げるチャンスを作った。
仗世文は吉良を連れてロカカカの栽培場所にたどり着き、拷問を受けたキズを治すためロカカカの実を1個吉良に食わせようとする。しかし吉良は爆風から仗世文を庇ったキズですでに瀕死の状態であり、意識のない吉良にソフト・アンド・ウェットで食べさせるが、吉良のキズが治る代わりに仗世文の身体と等価交換が起こる今までにないロカカカの効果が起きた。
壁の目の土地は、東方家が昔から知っていた「土の中に埋まった二つのものが混ざり合う」性質があり、その土地で接ぎ木したためか、他の人間の体と等価交換する新しいロカカカの等価交換現象が起こったのだ。しかし、1個食べさせても吉良の意識は取り戻せなかった。仗世文はかつて自分の命を救ってくれたホリーのために、その息子吉良を生かすため自らロカカカの等価交換として差し出し、もう1個のロカカカを吉良に食べさせた。
直後、震災の余震で地面に亀裂が走り、吉良と仗世文は吸い込まれていく。壁の目の隆起は動き、2人の体は東方定助が発見された場所まで動かされた。
そして「ジョジョリオン」第1話にこのエピソードはつながっていく。
スタンド能力名は「キラークイーン」。第4部の吉良吉影と同じ名前と像を持つスタンド能力だが、その細部は少し違う。
掲示板
48 ななしのよっしん
2023/10/12(木) 12:59:57 ID: EKjXZJya+H
吉良が普通にいいやつになっちゃったせいでキャラが薄くなっちゃったんだよなぁ
どうせなら殺人鬼設定そのままで、定助と合体したあとも人格残ってて夜な夜な女の手首を持ち帰る、とかやってくれたら面白くなったろうに
定助の中で殺人を続ける吉良
それがやがて警察関係者にもバレはじめ、狙われるようになる
で、そのうち定助の中の吉良が康穂にロックオンし、思い詰めた定助は自殺しようとするが、康穂に止められる
二人で吉良を追い出す方法を考えよう、とか心を通わせる定助と康穂
そんなある時、ロカカカの実のは合体した定助と吉良を分離する力があると知る
そして岩人間たちとのロカカカ争奪戦を繰り広げる
とかしていれば、定助がロカカカを手に入れようとする動機にもなるし
緊迫感も出るし良かったんじゃないだろうか?
もいっかいこの展開でやり直してくれジョジョリオン!
49 ななしのよっしん
2023/10/12(木) 13:08:25 ID: tkTp106p6E
色々想像する分にはいいんじゃあないかな?キラークイーンは既にレスを書き込むに触れている
50 ななしのよっしん
2024/05/09(木) 15:56:35 ID: PPRTMgARqv
>>48
その場合ラスボスは分離した吉良になるのかな?
大統領戦のあとのVSディエゴ戦っぽい
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/23(月) 10:00
最終更新:2024/12/23(月) 09:00
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