ドリフト族、峠族、ルーレット族、ローリング族など様々な派生が存在する。
サーキットのみでレース走行を行うような一部の例外を除けば、公道で危険な暴走行為を行っていることになる。そのため警察は「違法競走型暴走族」として暴走族の一種と定義し、取り締まり対象としている。
ちなみに街中で集団での蛇行運転や低速走行をしているような「典型的な暴走族」は「共同危険型暴走族」と呼称される(出典:「平成24年版 警察白書」。なお蛇足ながら同文書によると、「共同危険型」は構成員の少年:成人比がおよそ5:3であるのに対して、「違法競走型(つまりは走り屋)」)はその比が1:13と大きく逆転するという。年齢層という点でも違いがあることがわかる。)。
使用する車両の多くは改造が施されている。マフラー改造(98db以上)等の違法改造車両も見られる(因みに公認改造と言うモノはあるがヘタしたら税金が割高に)。
自動車レースのアンダーグラウンド的な存在として活動している人も多く、元走り屋のレーサーとしては土屋圭市氏、織戸学氏等が有名。
海外ではラリー競技として受け皿があるが日本ではラリーそのものがマイナーなため、走り屋は大人になりきれない大人のための一過性の遊びと認識されている。
テーマとして扱っているフィクション作品も多く、それらの作品の中でとくに有名なものは「走り屋」の有り様にまで影響を与えていると言われる。
人によって基準が大きく異るが、定義はまとめると以下の通りである。
いわゆる一般的にイメージされる暴走族(共同危険型暴走族)と走り屋(違法競走型暴走族)とは違いがある。
走り屋の場合は、車好きで運転技術を磨きたい人がほとんどである。しかし、共同危険型暴走族の場合は、蛇行運転や低速走行、集団で他車の走行妨害をしたり、場合によっては暴力が絡んでくる。
「走り屋は(共同危険型)暴走族と比べてさほど他人に迷惑をかけない」と主張する人たちも居る。例えば「ほとんどの走り屋は夜の峠道等、騒音に気を配る人が多いのに対して、(共同危険型)暴走族は深夜に街中等で故意に騒音を出したりと、騒音一つ比べても迷惑度が違う」と主張される。しかし、爆音マフラー等の違法改造によって故意に騒音を起こす走り屋も居る。
走り屋が「(サーキットのみで走り屋行為を行う僅かな例外を除いて)違法行為を行っている事」「迷惑をかける者も混じっている事」は否定しがたい事実であり、さらに「危険な運転がもし事故につながれば誰かに迷惑をかける可能性が非常に高い」ことも確かである。他者を巻き込んで事故を起こしてしまった実例も少なくない。
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最終更新:2024/12/23(月) 00:00
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