川根本町 単語

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川根本町とは、静岡県の山間部にある町である。

概要

川根本町
かわねほんちょう
基本情報
日本日本
地方 中部地方 東海地方
町役場所在 静岡県榛原川根本町上長尾627
自治体コード 224294
面積 496,88km2
総人口 5,806人
(2024年4月)
隣接自治体 静岡県
 静岡
 浜松
 島田
長野県
 飯田
ブナ
シロヤシオ
ヤマセミ
行政区画テンプレート

2005年、本根町と中川根町が合併して発足。

県内屈の一級河川である大井の中流に位置し、大井とそれに流入する寸又流域を町域とする。

静岡県の6.4%を占める面積を持つが、そのうち97が山地で、かつ94森林が覆う、秘の町である。

町に流れる大井はかつて、「越すに越されぬ大井」と(下流域で)と詠われるほどの急流で、その浸食・堆積作用により河段丘や行地帯が形成された。こうしてできた坦部に集落が営まれている。

を用いて下流に巨木を運送できる事から、古代から業が盛んであり、町内の産業をなしている。また、江戸時代ごろに始まったの栽培も盛んで、「」の産地として有名。

明治昭和にかけて、発電・治的のダム建設が盛んにおこなわれると、その資材運搬と木材輸送手段の代替的に鉄道が敷設された(現:大井井川線)。

少子高齢化過疎化が進行し、人口減少が著しい。

いわゆる、ド田舎である。

水と森の番人が創る癒しの里、川根本町

以上のように、川根本町は三方を山に囲まれたド田舎ではあるのだが、それ故に美しい観を秘めている。

アルプス最南部岳の南西には、本州一の現生自然環境保全地域があり、人の手の介入がほとんどない原生が広がっている。人里に近い地域にもブナが広がっており、には紅葉が楽しめる。

の上流特有の渓流地形もあれば、町内にある雄大ダム、そしてダムを見ることができる。

そしてダムの上には、多数のがかけられており、その色を堪できるほか、なんかいい写真も撮れる。

疲れたら、寸又峡温泉や接岨峡温泉、千頭温泉等々で体を癒すこともできる。

そしては、光害の少ない絶景星空が見られる。

町内を走る大井川では、蒸気機関車がほぼ毎日走っているし(大井本線)、日本一のアプト式ラック鉄道を見ることもできる(井川線)。ダムに浮かぶ秘境駅大井」もこの町にある。

他にも、斜面を切り開いた田園風景四季折々の田舎の雰囲気を存分に楽しむことができる。

そして何より空気がいい。

都会暮らしにつかれたらキャンプやハイキングツーリングに、川根本町を訪れてみてはいかがだろうか。

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最終更新:2024/12/23(月) 11:00

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