京都や萩、函館などと並び、幕末の舞台として有名な町。小高い山に囲まれた天然の良港で、江戸時代は江戸・大阪間の風待ち港として知られていたが、1853年にアメリカ合衆国のペリー提督が浦賀沖に来航し、江戸幕府に開国を求めたあたりから幕末から明治にかけての歴史の激動に飲み込まれていくことになる。
下田はペリーが上陸した場所として、また日米和親条約によって箱館(現在の函館)とともに開港され、初の米国領事館が置かれたところとしても知られる。幕末に活躍した数多くの歴史上の人物とも縁の深い土地で、ペリーのほか、初代米国公使のタウンゼント・ハリスや唐人お吉、米国艦隊への密航を企てた吉田松陰、あるいは土佐藩主の山内容堂と、容堂に坂本竜馬の脱藩の赦しを乞いに訪れた勝海舟などいろいろな人物が登場する。小さな街ながら見どころも結構あり、特に幕末の歴史に興味があるひとにはおすすめの観光地である。
下田市観光協会駅前案内所— 時間外で閉まっているときでも、近くのラックから「下田ガイドMAP」を入手することができる。 所在 伊豆急下田駅近く、中島橋交差点脇。 時間 9:30~17:00。年中無休。
下田市観光協会 道の駅「開国下田みなと」— 道の駅「開国下田みなと」内にある観光案内所。200台以上が利用できる駐車場あり。 所在 国道135号沿い、「道の駅開国下田みなと」2F。 電話 (0558) 25-3500 時間 9:00~17:00。年中無休。
フェリーあぜりあ
神新汽船の客船「フェリーあぜりあ」が下田と伊豆諸島の神津島、式根島、新島、利島とを結んでいる。神新汽船のルートは朝下田港を出発して夕方下田港に着く周航ルートになっており、月、木、土の便は9:30に下田港を出港後、神津島→式根島→新島→利島の順に寄港した後、16:30に下田港に戻る形となる。また、火、金、日はこの逆ルートとなる(出航及び帰港の時刻は同じ)。水曜日は運休日となっている(ただし、ゴールデンウィークなど、繁忙期には運行することもある)。伊豆諸島からの船は下田港の定期船港の外れに停泊する。停泊場所から伊豆急下田駅までは、ゆっくり歩いて20分ほど。
伊豆急下田駅近くと寝姿山の山頂付近とをロープウェイが結んでいる。運行は9:00~17:00の間概ね20~30分に1本の割合で、所要時間約3分。料金は大人一人往復¥1,050で、乗車券購入時に下田ガイドMAPを提示すると100円引となる。途中ロープウェイの中から、眼下に広がる市街地の眺めを楽しむことができる。
自転車で
街の中心エリアを越えて、郊外の見どころまで足を延ばすのであれば、レンタサイクルも有効な移動手段の一つだろう。駅の近くに1軒、レンタサイクルショップが営業している。
野口レンタサイクル - 駅の近くで営業しているレンタサイクルショップ。「下田ガイドMAP」を提示すると、2時間以上の貸出が1割引になる。 電話 (0558) 22-1099 時間 9:30~18:00(または日没まで)。雨天定休。 足で
街の中心は伊豆急下田駅を南端にして南北1km、東西500m程の長方形に大体収まるくらいの大きさであり、そこに見どころやプレイスポット、飲食街などが集中している。このため、中心部の観光だけなら、十分足で歩いてまわることができる。
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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