国道58号とは (コクドウゴジュウハチゴウとは) [単語記事]

一般国道
国道58号
基本情報
総距離	879.9km
起点	鹿児島県鹿児島市
終点	沖縄県那覇市
経由都市
鹿児島県	鹿児島市、西之表市、熊毛郡南種子町、奄美市、大島郡瀬戸内町
沖縄県	国頭郡国頭村、名護市、中頭郡嘉手納町、宜野湾市、浦添市、那覇市
道路テンプレート

国道58号とは、鹿児島県鹿児島市から沖縄県那覇市に至る一般国道。
総距離は879.9kmだが陸上距離は255.5km。およそ7割が海上距離となっている。

概要

鹿児島県内を九州本島の鹿児島市から出て、種子島、奄美大島を経て通り、そこから沖縄県の沖縄本島に至り、北部から縦断して那覇市に達する経路である。

鹿児島県内では鹿児島市内は「朝日通り」という市内中心市街地を通る道路であり、路面電車の鹿児島市電「朝日通り電停」付近と交差する。種子島では町役場付近を通り、島を縦断する。奄美大島では島の幹線となっており、山岳部分を長いトンネルで貫いて島の南北を結ぶ。

沖縄県内では「ゴーパチ」と呼ばれており、交通の大動脈。
毎朝夕には社会問題になるほどの深刻な渋滞が発生している。沖縄県内の高齢者は1号線と呼ぶ事もある。
(これは沖縄県がアメリカの統治下に置かれていた時の指定番号の名残り)
10月に行われる那覇まつりのメインイベント那覇大綱挽の時はここの一部区間を封鎖し、
中央分離帯を撤去した上で行われる。
Tシャツのデザインにここの標識が使われたり、沖縄出身のバンドのネーミングの由来となるなど
沖縄県民にとっては切っても切り離せない路線である。