吹田駅(JR西日本)とは (スイタエキとは) [単語記事]

	吹　田すいた　Suita
	ひがしよどがわ Higashi-Yodogawa	きしべ Kishibe

吹田駅とは、大阪府吹田市にあるJR西日本の駅である。

概要

東海道本線（JR京都線）が発着する駅で、近畿統括本部（京都支社）吹田工場（現：吹田総合車両所）の最寄り駅。JR京都線の駅管轄はこの吹田駅までが京都支社で、隣の東淀川駅からは大阪支社となっている（※乗務員は大阪駅で交代する）。
駅舎は立派であり「駅ビル」のような姿であるが、停車するのは普通列車のみで新快速・快速は通過する。また、この吹田駅から「はるか・くろしお」は貨物線に入り新大阪駅・天王寺駅方面へと向かう。

ホームは島式ホーム2面4線を有しており、新快速が通過する外側線（列車線）に面した部分は柵が設けられている。使用されるのは普通列車が停車する内側線（電車線）に面した部分である。
駅は高槻駅を管理駅とする直営駅であるが、吹田駅は更に岸辺駅を管理下においている。みどりの窓口も設置されており、5:30～23:00の営業となっている。

当駅上り側京都寄りには引上げ線があり朝夕ラッシュ時に折り返し列車の設定がある他、下り側大阪寄りにシーザスクロッシングが設定され輸送障害時にそちらも利用し折り返し運転を実施している。

阪急の吹田駅とも近接している。

名前について

「スイタ（空いた）」という名称であるが、ラッシュ時間帯になると非常に混雑する。
国鉄時代に発行された某鉄道ムックでは、このことをネタにされている。
また、大江千里（槇原敬之や秦基博によるカバーでも同様）の楽曲「Rain」には“すいた駅を少し走った”という歌詞があるが、大阪府民（特に吹田市民）には「吹田駅」のことかと勘違いされている（もちろん正しくは「空いた駅」）。