代表作としては、TYPE-MOONの同人ゲーム『月姫』の漫画版「真月譚 月姫」で知られる(紛らわしいが、同名のアニメ「真月譚 月姫」の漫画版ではなく、原作ゲームの漫画版である)。この作品は2003年から2010年までの7年にわたる長期連載として「月刊コミック電撃大王」にて掲載され、完結した。ニコニコ大百科にはこの作品の記事もあるので詳細はそちらに譲るが、原作ファンからの評価も概ね高く良質な漫画化として認識されている。
その後、2012年7月7日から『月姫』のシナリオライターである奈須きのこの小説作品「月の珊瑚」の漫画化作品を出版社「星海社」のウェブページ「最前線」にてウェブ連載。
2019年1月26日発売の「月刊少年エース」3月号から、『Fate/Grand Order ‐Epic of Remnant‐ 亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿 新宿幻霊事件』の漫画化作品を連載開始することが発表されている[1]。
趣味はロードバイク。自転車のロングライドを題材とした同人誌「ロングライダース」に寄稿したこともある。その同人誌から派生した三宅大志による漫画作品「ろんぐらいだぁす!」が、当時佐々木が所持していた自転車の写真を参考にしたこともあったとのこと[2]。さらに「ろんぐらいだぁす!ツーリングガイド」というアンソロジーにも漫画を寄稿している。
ちなみにニコニコ動画でバイク車載動画を見ていたり、ゆっくり朗読やSCP解説を流しているという記述をTwitterに投稿したり、さらにニコニコ動画の動画を紹介する投稿をしたこともある[3]ため、ニコニコ動画のユーザーでもあるようだ。
その他(アンソロジー参加などで「仕事」になっているものを除けば)、聖剣伝説2、デュープリズム、ロックマンDASH、パンツァードラグーン オルタ、ヴァニラウェア、メイドインアビス、NieA_7、異国迷路のクロワーゼ、FLIP-FLAP(とよ田みのる)、田中久仁彦、武梨えり、堤抄子、水上悟志、へかとん、森薫、かねこしんや、マツダユウスケ、黒星紅白、犬江しんすけ、殆ど死んでいる、ZABADAK、などの作品・クリエイターを愛好しているらしい(この記事執筆者の記憶に頼って、かつて本人から挙げられた作品・クリエイターをリストしたもの。おそらくもっと多数ある)。愛好する作品は作風にも出るので、以上の作品のうち複数が被った方は佐々木少年作品もお勧めだ(ダイマ)。佐々木少年作品が好きな方はこれらもチェックするとよいと思うよ。
「真月譚 月姫」で評価され始めた感があり、ネット上にはそれ以前の情報はあまり流れていない。
連載デビュー前には、「ハーメルンのバイオリン弾き」等で知られる漫画家の渡辺道明の元でアシスタントをしていた。2000年に「月刊少年ガンガン」にて行われた「第2回新世紀マンガ大賞」に、同じく渡辺道明の元でアシスタントをしていたかわせひろし(川瀬浩)の協力も得つつ作品「Spring8」を投稿し佳作を受賞している。しかしこれは雑誌掲載には至っていない[4][5]。
始めて雑誌に掲載された漫画は恐らく、「月刊少年ガンガン」の増刊である「ガンガンパワード」の2001年春季号(創刊号)に掲載された「邪封師マオ」。こちらは「原作/ほしのてつろー 作画/佐々木少年」とクレジットされていたようだが[6]、この「ほしのてつろー」は上記「かわせひろし」の別ペンネームである。
また、「月刊マガジンZ」2002年8月号・9月号に「SKYGUNNER」も前後編で掲載された。これは同名のプレイステーション2用ゲームの前日譚にあたる読み切り漫画作品である。こちらもかわせひろしの元に本作執筆の打診があった際に、かわせが佐々木を紹介したことがきっかけだったとのこと[7]。ただしこの「SKYGUNNER」の出来は本人として悔いが残るものであったらしく、当時の個人サイトの日記では関係者やゲーム版のファンに対して慙愧の思いを述べていた。しかしこのゲーム自体には愛着があるようで、その後もキャラクターのイラストを描いたり、サウンドトラックを購入したり、ゲーム続編への期待を綴ったこともある(ちなみに、残念ながらその後も続編は出ていない)。
また雑誌掲載と言う形式から外れたところでは、Leaf作品、Key作品、「PSO」、など様々なゲームを題材とした、宙出版からのコミックアンソロジーに多数寄稿していた。おそらく商業出版社が関わった最初の仕事は、2000年10月に発売された「トロンにコブン」のコミックアンソロジーではないかと思われる[8]。
そして、その中には「月姫」のコミックアンソロジーも含まれていた。仕事以前に、「月姫」などのTYPE-MOON作品のファンだったという。元々持っていた「月姫」という作品への強い思い入れ、そしてかつて「SKYGUNNER」の時に好きな作品にも関わらず満足のいく漫画化を果たせなかった事への反省の念などが、「真月譚 月姫」を上記のように原作ファンからも高い評価を受ける漫画へと導いたのかもしれない。
「概要」に記載したように、宙出版から出た多数のコミックアンソロジーに寄稿していた。そのうち「Key」「Leaf」作品関連のものは特に多数にわたったため、佐々木少年個人の特集本としてまとめられ出版されている。
掲示板
2 ななしのよっしん
2020/08/30(日) 00:44:46 ID: WRAH57evP6
ガンガン系出身なの初めて知ったけどけっこう納得
漫画月姫ガンガンっぽさあるわそこも好き
3 ななしのよっしん
2020/12/06(日) 05:38:00 ID: 3JUTqbsg7H
>>1
絵はうまいし構成も上手いんだけど描くのはちょっと遅めなのがな・・・月姫の時は単体だったけど今回のEoRの漫画は他のに比べてだいぶ遅れてるし・・・同時完結は無理だとしても下手するとゲームが終わったあとに完結しそう・・・
4 ななしのよっしん
2021/09/29(水) 00:49:16 ID: 4WQoOkXq+I
4Gamer:
コンテはどなたが担当されたのでしょうか。
奈須氏:
一通りの流れは武内が。シエルルートのヴローヴ戦,死徒ノエル戦,カルヴァリアに関しては佐々木少年さん(漫画家。代表作に「真月譚 月姫」など)に担当してもらって。
https://
ファン代表みたいな感じだったのに、がっつり関わってるやんw
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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