リオレイアとは、「モンスターハンター」に登場する雌の火竜である。通称「大地の女王」。リオレイアから取れる素材には「雌火竜」がつく。
名前の由来はギリシャ語の「Leo(獅子)」+ギリシャ神話の女神「Rhea」からか。
密林や自然の多い場所に生息する、雌の火竜。リオレウスとつがいとなる存在で、伴侶となって共同生活を送る姿がよく見受けられる。勿論、単独で生きている個体もいる。
食性は肉食で、アプトノス等の草食種は勿論の事、ランポスといった小型の鳥竜種を捕食している模様。リオレイアは膂力に優れており、その巨体からは想像も出来ないほどの走力を見せる。陸上での戦闘を好む事から「陸の女王」「陸戦女王」といった異名を持つ。脅威なのは脚力だけではない。尻尾の先端には毒が仕込まれており、その場で宙返りする形で外敵に尻尾を叩き付ける。その威力は激烈で、喰らった場合は必ず毒を浴びてしまう。また口から吐くブレスはリオレウスのものより強力で、一拍置いたチャージブレスは目の前を火の海にする火力。
どの大陸にも広範囲に渡って生息が確認されており、リオレウスと並んで名が知られたモンスターである。
先述の通りリオレウスとはつがいであり、クエストによっては一緒に登場する。空の王ことリオレウスは空から縄張りを守るのに対し、リオレイアは地上を巡回して縄張りを守る。空地一体の共同作業である。主に洞窟内や高所に営巣し、卵を産む。この『飛竜の卵』は大変栄養価があり、宮廷料理の材料や病気の特効薬にと重宝されている。故に納品を目的としたクエストがたびたび出される。だが子育てを担うリオレイアが黙っているはずがなく、卵を盗み出したハンターには苛烈な制裁が待っている。実際、ゲーム中でも卵を持ち出すとリオレイアが現場に急行。卵を抱えているハンターを集中攻撃する仕様がある。地上を徘徊する性質上、空を飛ぶことはできるが基本的に地上に降りての行動が多かった。
孵化した雛を育てるのもリオレイアの役目。ムービー『リオレイアの生態』では捕まえた獲物を雛に分け与える場面がある。この時、逃げるランポスを足で捕まえ、ズタズタに解体している。こわい。『モンスターハンターライダーズ』のヒルダ曰く「子育てが上手」との事。母は強し。
主な攻撃はブレス・尻尾振り回し・突進、そして尻尾を使ったガイルの伝統芸能サマーソルト。尻尾には毒腺があるらしく、このサマーソルトを喰らうと毒に冒されてしまう。イャンクックら鳥竜種に比べれば極めてドラゴンらしい容姿ながらあくまで「飛竜」であるが、その素材からもドラゴン殺しの武器を得られる。
ちなみにトロ・ステーションの2周年記念24時間マラソンでは第10区のゲストとして登場した。そのときの語尾は「ッシャー」。
陸戦女王と異名を持つ通り、本家や分家では殆ど飛行はせず、近接武器でも戦い易い、かつ行動が基本を抑えている為、イャンクック等に慣れてきた駆け出しハンターの次の先生とも言える存在。リオレイア女史をソロで討伐できれば、ハンターとしてまた一つ腕を上げたと言えるだろう。MH3ではより生き物らしい(?)動きをするようになり、空中をよく飛行するようになった。空中からの急襲キックやサマーソルトなどの技を習得し、少し夫に近づいている。
飛竜種大半の特徴として「尻尾を切り落とすと攻撃範囲が狭くなる」と言う特徴がある為、早めに尻尾を切り落とせれば楽になる。また麻痺や気絶などの耐性も低く、頭をハンマーでぶったたけば気絶、麻痺武器では麻痺するなど、様々な武器に活躍の場がある。
レア素材である「雌火竜の逆鱗」を尻尾に持っているため、よく尻尾だけ切り取られて帰られるという特殊プレイの餌食にもなっている(尻尾切りマラソン)。
モンスターの生態が重視されているらしいMH3からは、リオレウスとリオレイアは同じクエストに登場すると連携してハンターに襲い掛かる。
相方がピンチに陥ると、即座に相方と同じエリアに飛行して移動する。
移動条件は麻痺させる、シビレ罠か落とし穴にかける、閃光玉で目を眩ませる、気絶させる、部位破壊する、転倒させる、空中から打ち落とす、瀕死時で怒り状態にさせるのいずれか。
同じエリアにいる時にこれらの事を行うと、相方は即座に怒り状態になるため二匹の愛情を感じさせる。
ちなみにMHFでは生態よりはゲーム性重視の観点だが早くからこのような番やライバル設定の2頭クエストギミックが多数付けられている。
しかしこの夫婦愛を利用した同士討ちも可能。リオレイアの翼がリオレウスの尻尾攻撃で部位破壊されたり、リオレイアのサマーソルトでリオレウスを空中から打ち落としたりできるのでソロの時はかなり有利。上手くいけば相方を殺せてしまったりもする。
しかし、妻(又は夫)が相方の翼を破壊しても壊した方が怒り状態になる。自分の夫(又は妻)を自分で部位破壊してしまった失敗の怒りの矛先をハンターにぶつける八つ当たりは正直やめてほしい。
ちなみに同士討ちダメージはモンスターの攻撃力1/4で肉質無視。これらの同士討ちがMH3でとても有利だったため、二頭クエではかなり行われていた。
あまりに強力すぎたのかMHP3では同士討ちダメージが下方修正されてしまい怒るプレイヤーが多い。
MH3Gでは同士討ちダメージが元に戻った。
作中でイャンクックの亜種とされるイャンガルルガの記事で書かれているが、リオレイアとイャンガルルガとは火炎ブレス(イャンクックは火炎液)、サマーソルト、尻尾の毒、三連続ブレスなど共通する部分が存在する。このことから実はイャンガルルガはイャンクックとレイアの間に出来た子供なのではないかという説もある。一応公式資料集ハンター大全によると別種だということが判明している。
リオレイアの基本種の色は緑で、亜種はピンク(通称「桜火竜」)、希少種は金色(通称「金火竜」)。基本種・亜種と希少種では弱点や弱点部位が異なる。
亜種の防具は「リオハート」、希少種の防具は「ゴールドルナ」と表記されている。
保護色の緑とは打って変わって派手な桜色をしたリオレイアの亜種。リオレイアの色をチェンジしただけのドラゴンクエストの色違いのようなものであり、行動パターンはほとんど同じ。
MH3Gでは原種に比べて空中を良く飛ぶようになり、攻撃手段も新たに噛みつき炎ブレス、回転サマーソルトが加わり最早別物になっている。
過去作プレイ済みである上位上がりたてのハンターの多くを驚かせた。
「黄金の月」とも呼ばれるリオレイア希少種は部位や属性の弱点が変わり、火力とスピードが強化されただけ…だったのは過去の話。
MHP3ではすさまじいアッパー調整を受けている。怒り時の拡散3連ブレスで辺りが火の海になり、3発目をキャンセルしてサマーソルトをぶちこんでくる、低空飛行時にバックをとってサマーを繰り出すなど枚挙に暇がない。肉質も斬れ味白の打撃以外を弾く頭部と、青以上の斬撃しか通じない尻尾などなかなかきつい。
MH4ではMHP3までの性能に加えて、新たな攻撃として風圧でプレイヤーの動きを封じてからサマーソルトをぶちこんでくるパターンが追加された。この攻撃はスキルでの対策さえあれば比較的回避が楽になるのだが、反面スキルが無いとどうしようもない攻撃なので、同作以降で希少種と戦う場合はスキルを発動させた上で戦いたいところ。
MH2続投組。
原種はMHF-G当初(2013/4/17)からG級対応。難易度は★3。
追加技は範囲の増したサマーソルトとそこからのプレス。
また、サマーソルト中は弾はじき効果あり。
MHF-Gの先行テストでは非怒り突進で秘伝防具を轢き殺し大騒ぎ(通称:賽の河原オンライン)になった。
このテストのおかげで実際の防具関連仕様は改善が入った(他に多数の問題が発生したのは別の話)が、
怒り時サマーソルトが死ねる威力なのは変わらない。
亜種はMHF-G6(2015/1/7)でG級対応。難易度は★4。
尻尾回転の際に小ダメージ+毒付きの棘を飛ばしてくるようになった。
代りに尻尾自体の判定は甘くなっている。
また、押し潰し→岩盤捲りサマーソルト→ドリル回転滑空というコンボを備える。
最後の滑空で捲り上げた岩を砕いて降らせてくるが、回避離脱双方で対処可能。
余談だがG6プレビューサイトでリオレウス亜種と共に紹介されていた時にテロップが両方リオレウス亜種になっていた。
希少種はMHF-G3.1(2014/1/29)にG級対応。難易度は★7。
新技は回転しながらのサマーソルト。通常のものと違いサマーソルト直後に降下しながら薙ぎ払うため隙がない。
直撃すれば当然大ダメージ+毒。
MHFシーズン8.0(2010/4/21)に実装。
剛種適性試験に登場していた希少種変種がベースになっている。
尻尾回転が右→左→左、左→右→右とフェイントを入れる、
サマートルト時に3Wayで岩を飛ばす、
3連ブレスや威嚇から素早いサマーソルトへのコンボなど既存行動の変化・強化となっている。
また、3連ブレス後にサマーソルト以外でも素早く次の攻撃につなげてくるようになっている。
風圧が強化されて龍風圧になっているのは全種共通だが、
亜種の場合は龍風圧を発生させた後に大技に繋げることが多いので、
よろめいてしまうと直撃がほぼ確実になる。
故に近接は龍風圧必須(言われなくてもSRまできたMHFのハンターなら標準装備だが)。
まず既存モーションの変化としてバックジャンプ時に正確な軸合わせをしてくるようになっている。
前述の通りここからブレス、溜めブレス、突進に派生させてくるのでこの際発生する龍風圧を受けてしまうと危険。
新技はその場で左右に尻尾を振りまわす、
溜め動作から着弾点での大爆発と周囲に拡散爆発を起こすブレスを吐く、というもの。
後者のブレスや大爆発本体に被弾すれば剣士でも(場合によってはガードしても)一撃で消し飛ぶ。
MHFシーズン7.0(2010/2)から希少種変種として初期特異個体が存在していたが、正式な特異個体はMHF-G3.1(2014/1/29)実装。
モーションは亜種特異個体+α。より肉弾戦を多く行う傾向にある。
また、原種・亜種と異なり、威嚇→高速サマーソルトや3連ブレス後のサマーソルト以外での攻撃キャンセルをせず、
尻尾回転も回転方向は一定となっている。
反時計回りに大きく前方へ尻尾を振る(地面をえぐるエフェクトが発生し金色の粒子が空中を舞う)、
力を溜めて地面を砕きながら遅めのスピードで突進というのが新技。
ちなみに溜めブレスのSEが亜種特異個体と違う。
MHF4周年記念イベントと共に姿を表した、正体不明の飛竜。黒いリオレイアのような見た目をしている。
MHFに登場するほぼ全ての飛竜種の技を使ってくるほか、段階が進むと根性スキル殺しの連続攻撃を行って来たりする。ちなみに特異個体と違ってサマーソルトに岩飛ばしは付いていない。
現在は「UNKNOWN」というモンスターであることが明かされており、リオレイアとは完全に別扱いされている。
→黒レイア
『モンスターハンタークロス』では“紫毒姫(しどくひめ)”という二つ名を持つリオレイアが登場。
微妙に紫の混じった不気味で毒々しい体表になり、そしてやっぱり通常種よりも大きな身体を持つ。
尻尾の毒の分泌量が大幅に増えており、ちょっとした動きだけでも尻尾から毒が吹き出すためこの紫毒姫の住む環境は毒で汚染されて不毛の地と化してしまうと言われ、もう一つの異名として「デッドリープリンセス」とも呼ばれている。
その動きは一言で言うと亜種と希少種、そして4GのG級個体を組み合わせたものであり、ダッシュからの尻尾薙ぎ払いだけでなく、さらに亜種の横回転サマーソルトや希少種の三連爆散ブレスなども使いこなす。
また、通常種ではサマーソルトにしかつかなかった毒属性が尻尾を使った攻撃全てに付与されるようになっており、しかもその際に地面に毒を帯びた結晶体のようなものを設置し、こちら側の移動を制限してきたりもする。
独自のモーションとしては飛び上がったかと思いきやこちらに向かって一気に滑空、着地したと同時に全身を回転させて辺りを薙ぎ払うという大技を繰り出してくる事もある
それに加えて個体のレベル6以上になると一部の攻撃に付く毒の種類が猛毒よりも強い“劇毒”に変化、さらに凄まじい勢いでその毒に感染したハンターの体力を奪ってくる。
掲示板
552 ななしのよっしん
2023/08/15(火) 19:34:12 ID: PRhAGyGWSO
サンブレイのリオレイア種は一通り立ち回りに慣れてくると実は一番やりにくいのはヌシでも金でもなく原種レイアだと思う。ヌシも金も至近距離で突進はしてこないから。マルチやオトモ狙いなら別だけど
553 ななしのよっしん
2024/01/14(日) 18:08:05 ID: vrH4QYRH5w
2Gまでは転びながら突進するから前に立てば避けるのが難しい分立ち回り考えるのが楽しかったなぁ
今時の頭を上げながら噛み付きフィニッシュするのは緊張感が感じられない…
554 ななしのよっしん
2024/10/05(土) 10:55:09 ID: AlmlMD/AJB
他のより強いモンスター達にいたぶられる姿はマジえっち モンスター界のメインヒロインや
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/22(日) 18:00
最終更新:2024/12/22(日) 18:00
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