この記事は曖昧さ回避です |
アロンダイトとは、以下のことを表す。
日本の元競走馬。牡の黒鹿毛。
2003年5月4日北海道勇払郡早来町にて出生。
2002年7月に急死した父エルコンドルパサーのラストクロップである。
名剣のような切れ味ある走りを期待してアロンダイトと名付けられた。
2005年の新馬戦では8着、2戦目となる2歳未勝利戦では11着と連敗を喫しており苦々しい幕開けとなった。しかし、3戦目の3歳未勝利戦では3着入賞を飾り復調の兆しを見せる。
騎手が後藤浩輝となった4戦目で遂に初勝利を挙げると一気に連勝街道を歩むことになる。500万下、魚沼特別、銀蹄ステークスと初勝利から立て続けに4連勝を達成。2006年11月、重賞挑戦を懸けてGIのジャパンカップダートも見事に制し、初勝利から5連勝という偉業を成し遂げその年の最優秀ダートホースに選ばれた。
しかし、悪化の兆候があった左前脚の球節に小さな骨片があることが判明。2007年に除去手術を行うが同年10月に左第一指骨の骨折が判明。長期療養後の成績は低迷していき、2011年8月に競走馬登録から除外され引退、乗馬となった。
余談だが、彼の1つ上の全姉クリソプレーズはクリソライトやマリアライト、クリソベリルといったG1馬を複数輩出した名繁殖牝馬として知られている。
『ファイアーエムブレム 暁の女神』で初登場。
第三部の主人公アイク専用武器であり、初期装備として鉄の剣と一緒に持参している。
性能は威力を1削って命中・必殺を上げた鋼の大剣といった性能であり、前作のリガルソードの様な騎馬・鎧兵への特効はない。耐久が50あり壊れにくいのも特徴。
決して悪くない性能なのだが、第三部終盤で耐久無限かつ間接攻撃可能なラグネルが手に入るため、その時点でお役御免となることが多い。無駄に必殺補正があるため削りとして使用するにも難しい。
スマブラ等の外部出演作品でもアイクの持参武器はほぼラグネルで統一されているため、歴代の主人公専用武器でも影が薄い存在となっている。
この剣が一番輝くのは第二部終盤のムービー『処刑』だろう。「ぬぅん!!」の掛け声と共に敵兵をなぎ倒す光景はインパクト大。成長したアイクの姿と合わさって衝撃を受けたプレイヤーも多い
Fateシリーズは、魔術師が別の時代の英霊を召喚して戦わせるという物語。そのため、現代に召喚された円卓の騎士ランスロット本人の武器(宝具)として登場する。
初出は『Fate/Zero』 バーサーカーのクラスのサーヴァントとして召喚されたランスロットの宝具として設定されており、他の2つの能力を一時的に封じないと使えないとされる。原点でアロンダイトは決して刃毀れしない剣だったとされること、ランスロットが『湖の騎士』と称される人物であることから、『無毀なる湖光』と書いてアロンダイトと読む。「同胞の騎士の親族を斬ったことで魔剣としての性質を得てしまった」ということで、黒く禍々しい見た目になっている。
が、物語序盤ではランスロットは『騎士は徒手にて死せず』という別の能力をメインにして暴れていたため、アロンダイトは登場しない。理性がなく、フルプレートの鎧に身を包んで正体が不明だったのもある。
登場はかなり終盤のセイバーとの決戦。セイバーことアルトリアは、謎の敵だったバーサーカーの正体がかつての同胞だったことにショックを受け、戦意を喪失してしまう。正体を現したランスロットは、満を持して奥の手である『無毀なる湖光』を取り出し、彼女へ猛攻を仕掛けるのだった。
しかし、奥の手を乱用したこと、バーサーカーのクラスが燃費が悪いことが災いし、ランスロットの召喚主は魔力切れをおこして力尽き、ランスロットも消滅してしまう。
結果として、アロンダイトは無抵抗なヒロインをいたぶるのにしか使われず、特別な能力も発現しなかったため、本作ではやや扱いが悪い。
上司であるアルトリアの『約束された勝利の剣』(エクスカリバー)が、強力な光の斬撃を放てる最強クラスの聖剣とされていること、少し後に『Fate/EXTRA』で登場した同胞の騎士ガウェインの剣『転輪する勝利の剣』(ガラティーン)が太陽の力を宿した炎の聖剣と設定されたことに比べて、アロンダイトは地味とファンに評されるようになってしまった。
時は流れ、ソーシャルゲーム『Fate/GrandOrder』にランスロットも参戦する。今作でのランスロットは、最初は能力で宝具化した鉄柱を振り回して戦っており、アロンダイトは持っていない。レベルを上げ霊基再臨(衣装変え)を2回行うことでグラフィックが変わり、ついにアロンダイトを使うようになる。……のだが、見た目が変わるだけなのでやはり扱いは地味。ついでに今作での宝具(必殺技)は『騎士は徒手にて死せず』のほうである。
だが、状況は一変する。FGOのシナリオが進み、別の姿としてセイバーのクラスのランスロットが登場したのである。こちらは狂気には染まっておらず実直な騎士。グラフィックも最初からアロンダイトを振るう。さらに、魔剣に堕ちていない状態なので神々しいデザインに変わっている。
宝具もアロンダイトを用いた斬撃『縛鎖全断・重湖光』(アロンダイト・オーバーロード)というものを使う。設定では、アロンダイトに強力な魔力を流して斬りつけ、敵の傷口から魔力を溢れさせて身体を崩壊させるというもの。普通の剣で同じことをしようとすると、魔力の負荷に耐えられず剣が壊れてしまうため、決して毀れない剣であるアロンダイトでないとできない絶技である。ここにきて、円卓の騎士の聖剣として面目躍如となった。
さらに、バーサーカーのランスロットにもテコ入れが入る。こちらのランスロットの戦闘モーションが改変されたのだが、アロンダイトを持った状態の場合のみ、一部の攻撃のモーションが専用のものになるという隠し仕様が追加されたのだ。具体的には、アロンダイトを持っていると、バスター攻撃の2段目で前述の『縛鎖全断・重湖光』に似た動きの斬撃を繰り出すのだ。バーサーカーでもランスロットの技の冴えと、アロンダイトの力は陰らないのである。
掲示板
6 ななしのよっしん
2020/05/29(金) 12:55:24 ID: DerMSyJEOM
アーサー王伝説ではアロンダイトもガラティーンも「絶対に刃こぼれしない」程度、エクスカリバーはそれに加えて「松明数十本相当の輝きを放つ」くらいの説明しかなかったような
他に特殊な性能ありましたっけ
7 ななしのよっしん
2021/04/12(月) 22:53:39 ID: ynHJIgXxEB
>>6
やっぱ、『名前が出てくるレベル』くらいみたいだね。
エクスカリバー(っていうかカリバーン)の『持ってる人が王様』っていうのは一種の能力だと思うけど。
マロリーとかそのくらいの時代の人たちが物語を書くとき、武器の設定って盛ろうとか考えなかったのかな?
1000年前の作家の中二心ってどうだったんだろう。
8 ななしのよっしん
2021/10/21(木) 05:10:42 ID: HyVKaqPm3r
馬のアロンダイトは名前に込められた意志に反して切れ味が全くなかったね・・・名前通りのエグいキレ味が身上だたデュランダル(競走馬)とは真逆
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最終更新:2024/12/23(月) 19:00
最終更新:2024/12/23(月) 19:00
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