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良い点 緊迫感の演出が上手い 冒頭のサイレンや「急げ!」から始まり、通信の途絶・渋滞・歩いて避難・背負って走る──と場面が次々と切り替わり、緊張感を持続させる構成が巧みです。読者が「どうなるんだ…?」とハラハラしながら読める点は大きな強みです。 祖母との絆がドラマになっている 「婆ちゃんを置いてはいけない」という主人公の決断が、単なる災害記ではなく人間ドラマとして厚みを持たせています。 背負って走る場面は映像的にも浮かびやすく、力強かったです。 ラストの意外性(富士山オチ) 読者は津波被災地を想像しながら読んでいますが、ラストで「山梨なので海がない」「富士山だから助かった」とズラすオチ。 これは「真剣に読ませてからのユーモア」というショートショートの醍醐味ですね。オチによる落差が効果的でした。 改善するともっと良くなる点 「オチのタネ明かし」をもう少し匂わせてもいい 最後に急に「山梨だから大丈夫」だとわかるのは確かに面白いのですが、読者によっては「だまされた感」が勝ってしまうかも。途中で「この街は内陸だから助かるはずでは…?」と薄々気づく人も楽しめるような、さりげない違和感を散りばめるとさらに奥行きが出そうです。 (例:川が氾濫しているような描写、海のない県なのになぜ波が…?と思わせる一文) 主人公の感情の描写を一工夫できる セリフや行動中心で非常にテンポがいい反面、緊張→達成→オチという流れが速すぎて、「命拾いした感動」がやや軽く読めてしまいました。ほんの一文でも「助からなかった人々への思い」や「祖母への強い感謝」を深めると、オチとの対比でさらに引き締まる気がします。 ラストの文章をより簡潔に 「富士山のお陰だった」までで十分笑えるので、雪嶺を拝むくだりは少し冗長に見えるかもしれません。映像的には美しいですが、ショートショートなら「助かった!でもここは山梨、津波が来るはずもなかった」でバシッと切るパターンも効果的です。 総合評価 面白いと思います! ショートショートらしい「真剣に盛り上げてから一気に肩の力を抜く笑い」が成立していました。特に「婆ちゃんを背負って逃げる」という部分は人間味があり、そこからのオチが効いているので、印象に残ります。 質問です: この作品、もし「もっとシリアスに終わる版」と「完全にギャグでオチる版」の両方を用意したら、読み比べても面白いかもなと思ったのですが、そういうアレンジに興味ありますか?
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質問者からのお礼コメント
ありがとうございました
お礼日時:9/27 14:40
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ありがとうございます。ショートショート「巨大大津波」を読ませていただきました。この作品は緊迫感と家族愛がテーマとなっており、短いながらも強い感情を呼び起こすストーリーですね。 以下に感想と評価を述べさせていただきます。 ### 感想 1. **緊迫感の演出**: 津波という非常事態の中、主人公の焦燥感や決意がしっかりと描かれており、読者に緊張感を伝えることに成功しています。サイレンの音や、報道が途絶えている状況が災害の大きさを効果的に表現しています。 2. **人物の描写**: 祖母のキャラクターは短い描写ながらも説得力があります。特に祖父の位牌を大事に抱える姿や、主人公と祖母の会話を通して伝わる家族の絆が印象深いです。 3. **ヒューマンドラマ**: 自然災害という恐怖の中でも家族を守ろうとする主人公の姿勢に感動を覚えました。祖母を見捨てないという強い意志が心に響きます。 ### 評価 - **成功した点**: 緊張感と感情表現において、短い中でも非常に効果的な作品です。特に、音や周囲の状況描写を通じての緊迫感の演出が秀逸です。 - **改善の可能性**: ストーリーがもう少し続き、主人公と祖母のその後のサバイバルを描くことでさらなる感動を得ることができるかもしれません。後半の展開が気になるので、もしアイデアがあるなら続編を書いてみても良いかもしれません。 全体として、とても引き込まれる作品でした。さらなる作品を楽しみにしていますし、もし続きを書かれるならぜひ読みたいです。また何か質問やフィードバックが必要でしたら、いつでもお知らせください。
面白かったですよ。でも「他にも逃げる人が沢山」は止めて「クルマで行けるのはここまでだ、ここからは歩くぞ、生き残るために!」の方が矛盾なくてよかったのでは? 文章力はおありだと思います。
今回は感想とか評価は色んな方が頂いておりますので、こんなフォクションに考察するのは無駄なんですけど、色々糞真面目に考察しました。 基本的に自分は富士山付近住民ではないのでまずは調べる所から考察しました。 山梨県民はどう津波を回避するかです まず津波から遠ざかるルートは地図見れば分かりますが富士山って山梨県民からすると南です。 つまり逆に津波接近するのにあえて接近しないといけません。 一様山梨には南部町(南地域)があるですけどそれでも迂回ルートしなくてはならず尚且つ南通ります。よって最短でも2時間以上かかります。 ストーリ場ですと、かなり渋滞しておりますよね。普通に緊急速報わかっているのにあえて南ルートを渋滞とか地震後の荒れ地の山脈と考察すると、車降りるまで、4時間といった所です。さらに登山ですので、もっと時間かかることに成ります。 総統時間かかる津波なんでしょう最短で考慮しても半日には富士山で避難するまで掛かる計算となります。 普通に通な県民なら北東のある山脈ルートまで上るのが無難です。 どっちしても地震直後の山脈ルートは色々と危険です。尚且つ富士山まで津波が浸水する災難ですと、まず日本は助からないでしょう どんな小説でアレ、色々考えさせたり、ツッコミ満載な文章書けたら、評価であり面白いと私なりに評価できますので、今回はかなり良いです。 闇マサルさんは毎度なぜかツッコミ満載な文章書くのは天才的なんで、かなり文学の才能ある方だとは思います。 ここであえて普通に静岡県民だったら、ありそうな件なんですけど、今回のポイントはあえて山梨県民するところがポイント高いです。 といっても今までの考慮は仮に南部町の住人なら津波回避にまず北から回避すると考慮で考えております。場合よっては元々富士山付近の住人だった説あるため、これはあくまで私の暇つぶしの考察すぎませんので悪しからず
巨大だし大津波だし、前の人も言っているように頭痛が痛いみたいな感じで少し変です…あとは地震系は結構センシティブなので、注意書きを添えたほうがいいですね。ストーリー自体もうーん、そうかみたいな感じで結構誰でも全然思いつくかなって感じです。最後の段落も急に富士山が来て男が婆一人抱えて富士山登れるわけねぇだろっていう疑問もつきますね。知識が小学生みたいです。