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回答(2件)
そのサイトの説明は、助動詞が表す推量の意味を大雑把に言って「かもしれない」の一語でまとめてみたということのように思えます。 下の方が詳細な説明では、確信度をパーセントを用いて段階的に説明していますね。そこではすべてに異なる訳語を与えています。 英語の推量の意味は、ネイティブスピーカーもこのサイトのようにパーセント表示で表すことが好きなようですが、その訳語としての日本語の「かもしれない、たぶん、きっと、おそらく」なんてけっこういいかげんな使い方というか、そんなに厳密な使い分けをしているようには思えないんですよね。 いいかげんなのが私だけかもしれませんが、そのときそのときで、さっと口に出てしまっただけとか、同じ語を繰り返し使いたくないから別のにしてみたとか、断定度が強くなって「お前がこう言ったじゃないか」と責任追及されたくなくてあえて弱い確信度の語を使うとか、断定度を強くすると上から目線の態度だと思われたくなくて控えめな表現するとか、後から考えてみると自分でもどういうつもりで言ったんだかよくわからないってことありますね。 英語でもそういうのってあると思うんですよ。そもそも助動詞の確信度は発言者の主観的なものごとの見方を表すもので、だから法助動詞といいますよね。仮定法の「法」と同じですよね。直接法と仮定法の差って、結局ありえないこと以外の場合は発言者の主観によりますよね。 may と might の違いも、人によって might ばかり使う人もいます。そういう人は控えめに言うことで、もの言いは柔らかくしているだけなのかもしれません。 だから私自身はそんなに訳語の違いにこだわらないようにしています。must や will あたり以外は、発言者にそんなに自信ある確信度はないのだろうなと感じ取るくらいですかね。would については、ただの控えめ表現かなと感じるときもあります。そのあたりはやはり、文脈とか相手の表情・態度から感じとるしかないんでしょうね。控えめ表現なんかは、聞き手と発言者の人間関係も影響するように思います。 自信がある場合には、I'm sure/certain/positive... とか I have no doubt... とか、without no daubt なんかを使った表現をするだろうと思うのです。 This artist would know me. の場合、would 自体は問題ないとしても、know me との組み合わせがどうなのかという気がします。know の直接の目的語に人がくると、ふつうは会って話をしたことがあるとか、その人のことをよく知っている、知り合いだ、の意味になるはずです。だから、This artist knows me. と言えば、二人は会って話をしたことがあるくらいの関係にあると思うのです。そんな程度の関係なら、This artist probably remembers/would remember me. と言う方が無難な気がするのです。 20年くらい前に英語学習雑誌 English Journal でアメリカ人若手俳優がインタビューを受けていて、その中で同世代の若手女優のことを、I know her... と言いかけて、We were in the same high school. と言い直すんですね。つまり、同じ学校にはいたけれど話をするような仲ではなかったわけです。 me も artist で業界の有名人なら、this artist が「私の顔と名前を知っているんじゃないかな」という意味で、This artist would know of me. と言えると思います。
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wouldに推量の意味はあります。 [可能性推量][S would do]〈人物事は〉(ひょっとすると)…かもしれない, …でしょう《◆(1)形は過去形であるが現在時の推量を表す [ジーニアス英和大辞典 株式会社大修館書店] She left two hours ago. She would be at home now. 彼女は2時間前に出たのだから, もう家に着いているでしょう [ジーニアス英和大辞典 株式会社大修館書店] (2)話し手の確信度は could, might, may, can, should, ought to, would, will, must の順に強くなるが, 最近では may と might は強さの差はなく用いることも多い. [ジーニアス英和大辞典 株式会社大修館書店] 文脈次第です。