ベストアンサー
ドント方式の話ってちょっとややこしいです。 でも、丁寧に考えていくとイメージしやすくなります。 今回の話は、自民党の「党友票」をある基準に縮めて配分する、という話です。 例えば、ご質問様が言ったように党友票が90万票あったとします。 このままだと票が大きすぎて計算しにくいので、実際の議席配分の計算で使いやすい数字に縮小するわけです。 ここでは「295票に縮める」と書いてあります。 つまり、単純に考えると、90万票を295票に換算すると1票あたりの重みが「3,051票」になります。 言い換えると、計算上では1票=3,051実際の票分として扱う、ということです。 これによって、ドント方式で議席を割り振るときに、数字が扱いやすくなるわけです。 あとは通常のドント方式と同じで、各党の得票数をこの縮小した単位で割って順番に議席を配分していく、というイメージです。 要するに、縮小しても「比率や順番は変わらず、計算がしやすくなる」ということです。 数字が大きすぎて議席計算に直接使えないときの工夫だと思ってもらえばわかりやすいです。
この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう