主力先発投手であった存在の今永とバウアーを戦力から欠いていての長い143試合にも渡って展開したペナントレースでは大苦戦してしまいました。
特にDeNAの場合は打力はセ・リーグの中でもトップの打てるチームでしたが投手陣の踏ん張りが全然出来なくて3位の結果でしたよね。
それでも三位だろうがクライマックスシリーズに出場出来るギリギリの権利を獲得してからは短期決戦特有の勢いを掴んだチームが躍進する、その法則通りに突っ走ることが出来てしまいました。
短期決戦では持ち前の打力はもちろんですが、それ以上に先発投手を中心にした投手陣の予想外の奮闘、踏ん張りが生まれての快進撃でした。
やはり野球というスポーツにおける基本中の基本ですが、投手の出来次第でほぼ決まってしまうと言うことですかね。
先発投手が次から次へと好投出来て踏ん張ることが出来れば、特に7回程度まで相手チームをゼロないし最少失点に抑える事が出来たら勝利もほぼ見えてくるというものですね。
巨人とのクライマックスシリーズでも同じですし、巨人との戦いでは僅差のロースコアでの接戦の連続でしたが勝ち切れました。
その自信そのままに日本シリーズではソフトバンク相手に2連敗しても意気消沈してしまうようなこともなく、逆に敵地にて余計燃えて試合をこなしていました。
凄かったです。
敵地でソフトバンク相手に正反対に3連勝までしてしまう・・・予想外の頑張りでした。
中二日の移動日休養日を挟んでも流れは変わらず、最後の5戦目は一方的なる展開にて打線も大爆発しての大勝の締めくくりでした。
チームのその時その時の勢いというものは物凄いパワーがあるものですね。
勢いにてソフトバンクさえも飲み込んでしまった、それが現実でしょう。
それもこれもチームとしての最大の特徴である打線は元々セ・リーグの中でも一番の打撃のチームであり、後は投手陣の奮起次第で結果もこのようになるということですね。