その考え方で良いのではありませんか。
そもそも、今の日本の社会は基本的に能力主義社会になっていますよ。
大学進学率が2~3割程度の時ならともかく、今は大学進学率が6割程度もあります。
高校新卒「指定校求人」で優良企業に採用されなかったような生徒が大学に押し込まれるような場合がある時代ですよ。(高校は卒業生の中に進路未定者を出したくないという傾向がある)
実際に企業は駄目大卒を「4年歳食った高卒」(高校新卒より劣る)或いは「7年歳食った中卒」(中学新卒より劣る)と見下す場合があります。
大卒の学歴は能力が伴って初めて評価されるのです。
「大卒なら応募条件大卒以上の企業に応募できるから選択肢が広がる」なんて言う人がいますが、応募出来たって採用されなければ無意味でしょう。
不採用の企業が就職先の選択肢になりますか?
ならないでしょう。
しかし、そんな事さえ理解できない大卒がいるのですよ。
ですから、日本の社会の現実を直視して、尚且つ自分の能力と考え方に合わせて職業を決めれば良いのではありませんか。
そもそも、それしか選択肢は無いでしょう。
✾参考
私の知人は高校新卒で一流大企業に就職しました。
就職後高い能力が認められ抜擢されて、今は本社の重要な部署で働いています。(大卒総合職採用)
逆に、大学新卒でも中小企業の工場の工員になったり、非正規で働く人も多くいます。
繰り返しますが、以前の大学進学率が2~3割程度の時と違って今は大学進学率が6割程度もあるのですよ。
当然同じ大卒でも能力差は上位と下位では物凄くあるでしょう。
それを一緒くたにして「大卒」と考えて論じる事に無理があるのですよ。
逆に、大学に行ってもそんな事も分からずに「大卒は○○だ」なんて言う人が結構いるといると思うと、日本の将来は暗いなあと「恐怖」を感じますね。