回答(24件)

エンジン開発の仕事をしています。 最近の車両であれば基本的には暖気は必要ありません。 ただし冷間時にいきなり高速で100kmとかで走るのもエンジンに良くないです。 アイドリングでずっと暖気するよりも、エンジンが温まっていないときはアクセルはゆっくり踏み込んで40km程度一定での走行が一番エンジンや駆動系に良いです。

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昨今の環境保護の流れの中で、自動車メーカーも暖気運転は必要ないと謳っていますが、消防関係の車輌にオイルパンヒーターが装備される意味を考えれば答えはわかると思います。

ずいぶん以前の経験なので、参考程度に申し上げると、大学の3年次の実習でエンジン設計がありました。 サイドバルブの簡単なものですが、計算書を作っていくと、熱間と冷間で金属膨張するので、当然熱間安定状態を少しマージン取って設計します。 冷間は当然、各金属は収縮しているので、クリアランスが熱間より空くので、極端な言い方ですが、各摺動部が少し踊る。 別の言い方をすると叩く。 そこをオイルがカバーするのですが、限界はある。 最近のエンジンは精度が高いが、金属の膨張を言う物理の法則下にはあります。 加工精度が上がっても隙間はできている。 前述のようにオイルがカバーするから、オイルが各部に回る程度にはアイドリングすべきだと思います。 当方のメインはアウトランダーPHEVですが、基本EVです。 エンジンが掛かると、モニターを見ていていると、発電機や車軸から切り離して、エンジンだけが回っている時間があります。 概ね30秒くらい。 そこから発電用モーターに接続したり、高速時なら前輪にクラッチで接続して直接駆動していきます。 夏は少し短く冬期は長い感じがしています。 おそらくこれがメーカー推奨エンジン暖気時間かと思っています。 ただ、高速走行中にいきなり全開近いアクセルワークをすると、暖気なしで駆動系に接続されています。 急加速が必要な時はためらわないと言うモードなのでしょう。 なので、現在のエンジンは少々の乱暴な扱いで、昔のように5万キロでシリンダ研磨なんてことにはならないでしょうけど、お勧めはしていないという解釈です。

特に冬場なら、少しは温まる程度で良いから、アイドリングはした方がいいと思います。夜のうちにオイルは落ちるし、固くなってるので。。。。。。 また、デフにもトランスミッションにも・・・オイルがあり、運転しだし5分程度は、ゆっくりめがいいのではと思います。 ただし、10分もやるのはガソリンの無駄です

最近の車はピストン周りの精度の良さと電子制御により大丈夫です。ハイブリッドカーならさらにエンジンが暖まるまでは、モータ走行が普段よりも優先気味に自動で制御されます。