あくまでも、球団と選手との契約内容次第です。 選手は身分としては「個人事業主」であります。 つまり、出来高払いの詳細は契約条項・覚書・念書等で 取り交わされていると思いますが・・・ 年俸や契約金が固定金額に対し、契約金や年俸の高騰は避けたい （現有選手との格差や値上げ要求を誘引しかねない） 実力や活躍には未知数の部分がある、その変動要素の大きな部分を リスクヘッジとインセンティブ（意欲付け・報奨金の意味合い）の 両面で決めるのが出来高払い。 それには、新人王や出場試合数や 打者なら→打席数・打率・ホームラン数・打点・盗塁数・守備率等が・・・ 投手なら→投球イニング・勝利数・セーブやホールド数・防御率・奪三振数が・・・ あらかじめ支出基準ライン：出来高を決めて置き、到達したら幾らとか 評価ポイントを出来高【成績・結果】に応じて乗じ加算する。 従って、契約時に特約事項が無い限り、原則は出来高に基づき単年度評価で 支出適用・支払い額を決めます。 2年目以降の選手の契約更改では 複数年契約を行なっていない限り その都度契約内容（年俸+出来高）は見直されます。 ◆補足◆ 契約金の上限は最大１億円に決まっています。 獲得する選手が即戦力と判断した場合 ５０００万円の出来高も付きます。 新人契約選手の年俸の上限も最大１５００万円です。