ASDで障害者雇用で働いている方、どのような感じで働かれていますか？ 私は現在診断はおりてますが手帳なし、クローズで働いています。しかし、仕事はある程度できてもASDの特性のためどこへ行っても人間関係で挫折してしまいます。 もういっそのこと、手帳を取って障害に理解のある職場で働いた方がいいのではないかと思い始めましたが周りにそのような人がいないため、教えて頂きたいです。 ･実際クローズ就労よりも働きやすいのか。 ･障害者雇用のある企業で働くのと作業所？で働くのとどちらがよいのか。 ･収入は年金と合わせてどれくらいなのか、また昇給や賞与などはあるのか。 自立して生きていかなければならないのである程度収入は欲しいと思っていますが、やはり障害者雇用ですと収入は大幅に落ちてしまいますよね…？ 一般的な見解や差し支えなければご自身の状況で構いませんので教えて頂きたいです。よろしくお願いします。

ASDで障害者手帳持ちの地方公務員です。 私の場合は、障害をオープンにして障害者雇用で働いています。 給与は健常者と同額を戴いています。 疲労が蓄積すると聴覚過敏が出るので、雑踏に踏み入るときは耳栓を着用することや、大変騒がしいイベントの業務については後方支援的な役割を任されるなど、一部の業務の配慮を戴いています。 特別に信頼している人事課の方から本音ベースで言われたことには、「障害者雇用の方は、年次休暇だけで休みをやりくりできる範囲で勤務し、職場に貢献してくれるだけでも、我々としてはとても有難いのです。」ということだそうです。 ただ、これはある種「お役所」故の都合であって、民間企業で障害者雇用となると、障害者雇用促進法に基づいて配慮を受けられる代わりに、健常者よりも給与を抑えられる場合が殆どだと思います。 とはいえ、「人間関係で挫折して転職を繰り返す」という現状の問題点からすると、雇用の安定化が期待でき、その分他の活動にエネルギーを割くことも期待できる点では、悪いことばかりではないと思います。 大企業の特例子会社などでは、健常者の正社員には及びませんが、地方で無理して健常者として働くよりは実入りが良いなどという話も聞いたことがあります。 作業所は通所したことがありません。 障害年金は受給していません。 かつてかかりつけ医に話したことはありますが、「健常者と同額の給与を貰っているので、申請してもまず通らないと思う。診断書を出すにもお金がかかるから、やめておいた方が良い」と言われました。 関連して経済面のお話をすれば、障害者手帳があれば所得税で控除を受けられたり、一部の公共交通機関や文化施設で割引を受けられる、かかりつけの精神科と薬局の費用を自治体が一部補助してくれる等、出ていくお金を少し減らすことができるというメリットもあります。 2年ごとに更新の必要はありますが、後進に必要な診断書を書いて戴くコストを踏まえても、手帳を作るだけ作って普段は隠して自分に都合が良い時だけ提示して利益を得る形で暮らせば、いくらか便利に暮らせるのではないかと思うので、お勧めしておきます。