坂茂
住宅|1995年
[論考]
序─低い声 四本の柱が立ち、そこに屋根を架けた小屋は住宅の原型なのだろうか? [〈それ〉溝は作動している]あるいは、一本の柱が太古の平野に立てられた瞬間に構築が...のだから。坂茂の《家具の家》(一九九五)や《紙の家》のように、フラジャイルなものが構造化され...
『10+1』 No.05 (住居の現在形) | pp.130-145
[素材─構造]
...をNHKが放映していて観ることができた。今回は「紙の家で世界とつながろう!」というタイトルで建築... ...ー・チューブ・ストラクチャー)を考える時、《紙の家》(一九九五)より阪神淡路地震の《紙のログ...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.92-95
[現代住宅研究 1-1]
...範疇のなかでその限界を押し広げる事例として《紙の家》(坂茂、一九九五)[図7]がある。平屋の別... ...愛田荘》 平面図、断面図 縮尺1/5007──坂茂《紙の家》平面図、断面図 縮尺1/5005 ハイブリッド性・...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.100-103
[住居の視点、住居の死角 3]
前号で、都市計画法改正にともなう〈用途地域・地区〉の都市計画線引きにふれて「法制都市・東京」の成就した姿を記述してみた(「法制都市・東京にGスポットはあるのか」...としての可能性の美しさに気づき、一九九三年に紙の家にて建築基準法第38条(特殊の素材又は工法)の...
『10+1』 No.08 (トラヴェローグ、トライブ、トランスレーション──渚にて ) | pp.41-44
[鼎談]
なぜ「技法」なのか? 今村──今回の「建築の技法」という特集は、建築について語る時、建築家によるコンセプトにそのまま寄り掛かるのではなく、また建築の技術について...森照信《一夜亭》 ・坂茂《紙のログハウス》《紙の家》 生産─技術 建築が生産されるプロセスが、あ...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.72-87
[日本]
1965年生まれ。89─91年鈴木了二建築計画事務所、92─95年根岸一之建築設計事務所勤務。96年玉置アトリエ設立。主な作品=《トウフ》《ハカマ》《大阪N邸》...として「結晶化作用」の誘惑にさらされている。坂茂や玉置順など長身の作家には独特のプロポーショ...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.162-163
[中国]
紅石 潘石屹(Pam Shichi)と張欣(Zhang Xin)が1995年北京で創設した土地開発会社。デザインを重視した果敢な住宅開発を行ない、21世紀の中国...による別荘地を作ることだ。日本からは隈さん、坂茂さん、古谷誠章さんなど、韓国からは承孝相、シ...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.126-127
[インタヴュー]
「アーキラボ」について 今村創平──マリ=アンジュさんは「アーキラボ」展に関連して多くのインタヴューを受けられ、すでに質問されることにはうんざりされていることと...ヨーロッパでは非常に難しいことです。例えば、坂茂の住宅をフランスで建てることはできないでしょ...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.150-158
[都市表象分析 12]
一、「アメリカのイコン」 二〇〇一年九月の同時多発テロによって崩壊したニューヨーク世界貿易センター(WTC)跡地では、二〇二年五月三〇日に犠牲者の遺体捜索と瓦...A、グレッグ・リンほか) SOM(+SANAAほか) THINK(坂茂、フレデリック・シュヴァルツ、ラファエル・ヴ...
『10+1』 No.30 (都市プロジェクト・スタディ) | pp.2-12
[論考]
ヨーロッパにとって、二〇世紀最後の二〇年間は混迷の時代であった。東欧の共産政権の崩壊、東西ドイツの再統合、欧州連合(EU)内部での統一の加速、バルカン諸国の戦争...建築家が何人か関わっていた。にもかかわらず、坂茂のペーパー・コンストラクションによる日本パヴ...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.74-77
[技術と歴史 2]
今日は構造家の立場から、主に空間構造の歴史と私が現在考えている構造の方向性について話をしたいと思います。 空間構造にみる構造合理主義の系譜というテーマをもとにし...うひとつうかがいたいのは、好き嫌いは別として坂茂さんがポンピドゥーセンターのブランチを計画し...
『10+1』 No.39 (生きられる東京 都市の経験、都市の時間) | pp.208-219
[都市の表象分析 13]
1 英雄というプレテクスト ニューヨーク世界貿易センター(WTC)跡地利用をめぐっては、選出された七つの建築家チームによる九つの計画案が二〇〇二年一二月一八日に...図1─5]であり、もうひとつは建築家チームTHINK(坂茂、フレデリック・シュヴァルツ、ラファエル・ヴ...
『10+1』 No.31 (コンパクトシティ・スタディ) | pp.2-11
[現代住宅研究 7-3]
...しい材料が試みられるだろう。《はだかの家》(坂茂、二〇〇〇)[図8]の壁体は木のスタッドに外側... ...内容の更新は定着方法の更新を伴うのだ。 8──坂茂《はだかの家》 平面 断面図 縮尺1/400*この原...
『10+1』 No.24 (フィールドワーク/歩行と視線) | pp.20-24
[対談]
...の部分で素材を考えるということが多いですね。坂茂さんの建築も隙間を狙っているけれど、彼の場合... ...思い出しました、いまのお話で(笑)。 難波──坂茂さんが四、五年前、パララムでかっこいい別荘を...
『10+1』 No.28 (現代住宅の条件) | pp.58-73
[現代住宅研究 12]
... 縮尺1/400部屋は収納である 《詩人の書庫》(坂茂、一九九一)[図3]は本棚に囲まれた部屋である... ...われるワンルームの広がりが確保される。 3──坂茂《詩人の書庫》 縮尺1/400 4──妹島和世《S-HOUSE》 1...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.13-17
[キーワード]
...キット化」ということを考えてみても、現代では坂茂による《紙のログハウス》(一九九五)などの住... ...とってのユートピアであるということだ。 3──坂茂《紙のログハウス》 出典=「'97 アーキテクチュア...
『10+1』 No.28 (現代住宅の条件) | pp.100-119
[現代住宅研究 2-1]
...拡張していく例として、 《紙のログハウス》(坂茂、一九九五)[図8]がある。延一六・一平方メー... ...─内藤廣《千歳烏山の家》 配置図 縮尺1/8008──坂茂《紙のログハウス》 平面図、断面図 縮尺1/400註...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.12-15
[現代住宅研究 13-2]
...軽い素材として紙がある。《紙のログハウス》(坂茂、一九九五)[図3]は構造体を紙管で作った延一... ...上水K邸》 1階平面図 2階平面図 縮尺1/400 3── 坂茂《紙のログハウス》 縮尺1/400薄 「薄」についても...
『10+1』 No.30 (都市プロジェクト・スタディ) | pp.18-21
[現代住宅研究 5-3]
...を達成しているのが《カーテンウォールの家》(坂茂、一九九五)[図7]で、普通はインテリアにある... ...ということを加えてもよいかもしれない。 7──坂茂 《カーテンウォールの家》 平面図 縮尺1/4008...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.39-43
[現代住宅研究 1-3]
...ティシズムが漂う。これに対して《PC PILE HOUSE》(坂茂、一九九二)[図3]は、基礎杭に用いるPCパイル... ...トリエ住居》 断面図、3階平面図 縮尺1/5003──坂茂《PC PILE HOUSE》断面図、平面図 縮尺1/5004 形式化さ...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.107-110