記事一覧

八経ヶ岳(百名山)登山記録 2016/OCT/20 コケの絨毯はフカフカ

与太話
だいちゃんの前をヨタヨタ走る枯葉マークの色が完全に失せてしまった
まさに枯葉みたいになってしまったステッカーを貼った軽四輪を発見しました。
お年寄りがさらにお年を重ねたらしく・・・
移動手段としての車はお年寄りには必須なのは判っているのですが・・・
先を急ぐだいちゃんにしてみればイラッとして「いつまで
とつい口を滑らせそうになりました。
麻生太郎とか曽野綾子とか色々失言していますが危ない所でした。
だいちゃんもおっつけそのように言われる日が来るのかな~
そう言えば最近チャックの閉め忘れも出てきたし・・・昔からだったかな~~ ん~ 忘れた

本題
百名山としての大峰山は八経ヶ岳(はっきょうがたけ)=八剣山(はちけんざん)=仏経ヶ岳(ぶつきょうがたけ)
と呼ばれている場所です。
紀伊半島部の登山は四日市icと鈴鹿ic周りの高速が混むことと高速を降りてからのアプローチが
長いのであんまり行きませんでしたが、百名山一挙に2峰というプランで行ってきました。
既に記事にしたとおり八経ヶ岳に一番近い「せせらぎの宿 弥山館」に前泊し翌、20日早朝から
の登山です。
さてどうなったか


デジカメ写真ポイント (拡大可能)
上記の画面右上
からカシミール3Dmap中に順番に番号をつけて#1~#31をUPします。



#1 行者還トンネル西口
宿から約25分でここまできました。
反対側東口は90番ポスト付近でがけ崩れの為通行止めです。
よって天川村側からのアプローチになります。

駐車料金は¥1,000-です。
若干高い気もしますが・・・


#2 登山口
今日のメンバーも日出ヶ岳と同じT内氏とY本氏とだいちゃんの3名です。
7時41分登山開始

時                   07:42分
標高            1102m
歩行開始から    0時間01分


#3 橋
斜めにかしいでいましたがなんなく通過します。
橋を渡ると急坂が始まります。

時                   07:49分
標高            1127m
歩行開始から    0時間08分


#4 急坂の途中にある標識
紅葉はまだ始まったばかりのように
見えました。

時                   08:22分
標高            1330m
歩行開始から    0時間41分


#5 尾根筋への分岐
やっと急坂を登り切りました。少しコースタイムより遅れています。

時                   08:45分
標高            1471m
歩行開始から    1時間04分


#6 尾根筋のなだらかな道
紅葉が見ごろでなだらかな登りが続きます。

時                   08:53分
標高            1488m
歩行開始から    1時間12分


#7 紅葉にフラッシュ
ハレーションを起こしそうだったのでフラッシュをたいてみました。
ん~あんまりよくないかな

時                   09:00分
標高            1531m
歩行開始から    1時間19分


#8 紅葉 逆光
もっと太陽は木の陰になるハズでしたが・・・・ならず

時                   09:07分
標高            1552m
歩行開始から    1時間26分


#9 倒木
登山道は変化します。急坂、尾根道、倒木、紅葉、、キノコ、コケ等々
このあたりは倒木の森でした。

時                   09:14分
標高            1573m
歩行開始から    1時間33分


#10 弁天の森
ちょっとしたピークがあり「弁天の森」の名前がありました。
紅葉は尾根筋にでると色ついているなと
感じるくらいになっていました。

時                   09:18分
標高            1600m
歩行開始から    1時間37分


#11 落ち葉の道
既に落ちている葉もあります。
この山の通常の紅葉を知りません、条件にもよるのでしょうが
1600m付近としては早く落ちすぎの感があります。

時                   09:22分
標高            1592m
歩行開始から    1時間41分


#12 青空と黄葉
やっぱり青い空があれば何でも映えますネ。
登山道はは#10からなだらかな下りでした。

時                   09:24分
標高            1584m
歩行開始から    1時間43分


#13 聖宝の宿 跡
えーっと だそうです。
というかこの後から最後の急坂が始まります。

時                   09:51分
標高            1559m
歩行開始から    2時間10分


#14 最後の急坂
写真ではそうはみえませんが急坂です。

時                   10:01分
標高            1591m
歩行開始から    2時間20分

最後の階段もきつかった


#15 コケ
急坂を登りきると弥山小屋直前にコケの絨毯がありました。
規模もそれなりですが屋久島とはまた違った趣があります。
宮崎駿の「風の谷のナウシカ」腐海の森に沈む大木でしょうかね~
フカフカのコケの上に倒れ込んでみたいのですが やりません。

時                   10:46分
標高            1862m
歩行開始から    3時間05分


#16 弥山小屋
小屋に到着しました。
小休止して直ぐに八経ヶ岳に行きます。

時                   10:48分
標高            1874m
歩行開始から    3時間07分


#17 紅葉
弥山小屋から八経ヶ岳までは一旦下ってから登り返します。
景観は素晴らしかったです、紅葉はもちろんですが変化に富んでいました。

時                   11:01分
標高            1857m
歩行開始から    3時間20分


#18 キノコ
キノコの種類は判りませんが、間違いなく毒キノコでしょう。コケの中から出ていました。

時                   11:04分
標高            1846m
歩行開始から    3時間23分


#19 ヘリと紅葉
この日は上空をヘリが飛び交い、国道309号線には警察車両がいました。
帰った翌々日にWEBで島根県の登山客が遭難したが13日ぶりに助かったという
記事を目にしました。
まさに奇跡ですね~よかったです。

時                   11:06分
標高            1840m
歩行開始から    3時間25分


#20 青空 紅葉 緑の葉 朽ちた樹
鉄板ですが2枚の写真を縦にしてパノラマ作成しています。

時                   11:08分
標高            1834m
歩行開始から    3時間27分


#21 倒木更新
トウヒだと思いますがちびい木がけなげにコケの間から立ち上がっていました。
大きな樹になってくれればいいのですが

時                   11:09分
標高            1830m
歩行開始から    3時間28分


#22 コケ
あたり一面、コケが密集していました。
朽ちた樹はコケに飲み込まれようとしています。
この後頂上の手前にはオオヤマレンゲの保護柵もありました。

時                   11:11分
標高            1818m
歩行開始から    3時間30分


#23 日出ヶ岳方面 パノラマ
遠くがかすんでいるのでどれが日出ヶ岳かはっきりわかりません。

時                   11:22分
標高            1862m
歩行開始から    3時間41分

#23’ カシバード
写真のGPS部の方角をカシミール3Dで同じ方向に向けてカシバードで切り取りました。
左の赤い線が八経ヶ岳へ歩いてきた稜線のトラックログ、中央の赤い線が19日に歩いた大台ヶ原のトラックログです。 やっぱりわかりません



#24 八経ヶ岳(百名山) 頂上
いつものサッカー日本代表ユニホームを
着て撮影です。
2006年ドイツ大会用モデルですので10年目ですが大切にしているので新品同様です。
登山とは関係ないですが・・・

100名山はこれで33座目となりました。

時                   11:29分
標高            1911m
歩行開始から    3時間48分


#25 錫杖
修験道の山ですから頂上にこのようなものがあるのでしょう。
八経ヶ岳は関西で一番高い山だそうです。

時                   11:36分
標高            1911m
歩行開始から    3時間55分


#26 弥山小屋が見える
赤い円の中が弥山小屋です。

時                   11:39分
標高            1911m
歩行開始から    3時間58分

さて頂上に長居すると後のスケジュールに響くので弥山に向かいます。


#27 弥山小屋への登り返し
行きと帰りでは景色が違います。
というかこの登り返しは微妙に嫌でした。

時                   11:57分
標高            1820m
歩行開始から    4時間16分


#28 弥山への鳥居
皇太子殿下が登山されたらしくそのような
記念碑がありました。

時                   12:05分
標高            1874m
歩行開始から    4時間24分


#29 弥山頂上
天河大辨財天社の奥院です。
頂上はここらしいです。
中に入る事もできず、三角点は見つかりませんでした。

時                   12:09分
標高            1888m
歩行開始から    4時間28分


#30 昼食
一旦、弥山小屋まで下りて昼食にしました。
弁当はミシュラン一つ星の
「天川村 せせらぎの宿 弥山館」
の弁当です。
シンプルな弁当ですがおいしかったです。
但し、ザックの中で寄り弁状態となってしまったので若干見た目が悪くなりました。

時                   12:17分
標高            1874m
歩行開始から    4時間36分

  12時45分 食事後撤収開始です。


#31 朽ちた樹にツタの紅葉
下りは淡々とおりましたので写真も撮らずしまいでした。
唯一撮ったのがこれです。
なんかとってつけたような写真になりました。

時                   14:35分
標高            1347m
歩行開始から    6時間54分

 この後15時07分に登山口に到着



このグラフでは以下がわかります。(拡大可能)
①総歩行距離は11.629Km 
②ログの開始から終了までの所要時間は7時間26分09秒

累積標高は1231 中の上
④平均速度は1.5㎞ 遅い


おまけ

下市温泉秋津荘ごんたの湯
帰りに寄った日帰りの湯はここです。
洞川温泉へ行くと時間がかかりそうだったので
帰路上にあるこのお店にしました。
全く普通の日帰り湯でした。
可もなく不可もなくでしょうか

下着の着替えを忘れたため汗だくの下着をまた着ることになりましたし

問題

これはなんでしょう?

答え
金木犀です。この花が咲くと中部の2000mクラスの山が紅葉しています。

注1
撮影位置の特定はGPSのLOGをカシミールという地図ソフトにデジカメプラグインという機能を組み込んで得た結果です。
注2 上記のMAPとグラフについて
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)及び数値
地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第299号)」

コメント

No title

こんな毒きのこを初めて見ました。
眼も歯もあるように見えました。

ズボンのファスナー全開は風通しがよくて
乾きが早いですよ!

No title

お年寄りの運転は迷惑ですが、本人は自覚がありません。だから誰かが引導を渡してあげなくては。だいちゃん、お願いします。
私も先日の崖から落ちて何日かして下山した人の記事をみて、あ、だいちゃんがヘリコプターがまっていた、と書いていたのは、この人だったのかな、と思いました。
青空なのでどの写真もきれいですね。青空の下ではだいちゃんも良い男にみえます。
15番の苔の写真が良いですが、光が降りているように見えるのですが……コレは?
凄い、山でミッシェランのお弁当なんて、リッチ! さぞや美味しかったことでしょう。
答……花。

No title

marryさん、コメントありがとうございます。
そうですよねカネゴンみたいな怪獣に見えました。
同じ感性ですね、ご愁傷様です。

全開は確かに風通しはいいので気持ちいいのですが、別に乾かす必要性は現在のところありませんです。 まだそこまでは行ってないようでハイ

No title

madonnaさん、コメントありがとうございます。
だいちゃんもすぐに仲間入りしないといけないので引導なんてトンでもハップンです。

そうなんですまったくそのとおりです。単独は自由でいいのですがやはり何かあると重大事故につながります。
でも助かってよかったですね、心からそう思います。

光が下りているように見えるのはたまたまそうなっただけです。
これを意図してできればすごいのですが・・・

ミシュランの弁当とは言っても何にも飾らないシンプルなお弁当でした。
違いがあるとすれば力強く握ってあった田舎風のおにぎりだったという事です。

答え「花」は正解ですが問題の出し方が悪かったですね。
花の名前は?と聞けばよかったですね。

No title

紅葉は少し早かったようですね
モフモフの苔、気持ちよさそうですね

No title

麻生太郎とか曽野綾子のように本当のことはっきり言う人いいですねー。二日間十分に楽しませていただきありがとうございました。ところで遭難するような所あったっけ?山は甘く見ると怖いですね。当事者にならないようお互い気をつけましょう。

No title

おじPさん、コメント&ナイスありがとうございます。
コケは密集度が高くて気持ちよさそうでした。
京都のどこかのお寺みたいにきれいでした。

No title

e13*27さん、コメントありがとうございます。
イヤイヤ、日本人は本音と建て前はちゃんと別けないとひどい目にあいます。年寄りは大切にしましょう

遭難するような場所はなかったと思いますが下りで一度gpsで確認した聖宝の宿の少し手前ではないでしょうか?ルートが何本もありましたし・・・
単独登山者は最低限GPSと携帯電話は持つべきでしょうね。

No title

コケ、きれいですね~。コケって何月頃が一番きれいなんでしょう?
お弁当が美味しそう!山で食べるおにぎりは最高です!

No title

眠り猫さん、コメント&ナイスありがとうございます。
そうですね~やっぱり水が豊富な梅雨の時期でしょうかね~
シンプルなおにぎりでしたがおいしかったです。
というか山で食べればなんでもおいしいです。

No title

このコースも懐かしく拝見しました。
また行きたくなりました。
ナイスです。

No title

ブナ太郎さん、コメント&ナイスありがとうございます。
やはりブナ太郎さんは登っていましたか!
何故か遭難者の捜索に遭遇しましたが危険個所はないので完全な道迷いだったかと思います。
単独行は最新の注意が必要ですね。

No title

紀伊半島部の登山は四日市icと鈴鹿icが混むので、私もなかなか足が運びません。朝が早いからそれほど混まないと思うんですけどね。帰りも混みそうで(><)
宿のお弁当美味しそうです。一度、宿のお弁当を持って、山に行ってみたいと思うけど、なかなかチャンスがないです^^;
最後の写真は、キンモクセイに見えますが、何でしょうか???

No title

めい。さん、コメントありがとうございます。
そうなんです。あの混雑が無ければ紀伊半島方面の山に行けるのですが・・
別にお弁当でなくても山で食べれば何でもおいしいですよ~!

最後の花は金木犀のズームですオリンパスTG-3の顕微鏡モードで撮影しました。

No title

大台ヶ原は行って見たいリストにはいってます。おまけに紅葉も植生もおにぎりも凄い!気になるのがやっぱりアクセスですね。天川村って陸の孤島ってイメージがあるんですが・・・

No title

ジャンさん、コメントありがとうございます。
おにぎりは置いといて、大台ヶ原の大蛇の紅葉は霧で見えませんでしたが迫力を感じました。
アクセスは、天川村までの309号線は道路も整備されています。但し公共交通機関はバスが一日10本程度ですのであんまりよくないです。
やはり車があったほうがいいですね。

No title

あの駐車料金は、高すぎるわ(~_~;)って、言うか、あの場所では、取らなくても、いいのに・・・
遭難者が、見つかったあの日でしたか・・
見つかってよかった( ;∀;) 何が、あるか、判らないんですよね@@
弥山小屋の辺りの苔って、フワフワで、大好きです
お疲れ様~~♪

No title

yali3180さん、コメントありがとうございます。
そうですよね!やっぱり高いですよね。渋御殿湯の駐車場もたしか1000でしたが高いと感じました。

ヘリの音は1機だけではなく複数飛んでいましたので何事かと思いました。それにしても無事でよかったです。

弥山小屋周辺のコケはほんとに緑の布団みたいで感じが良かったです。機会があればまた行ってみたい山です。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

だいちゃんと銀次郎

Author:だいちゃんと銀次郎
飼い犬の「華」 の散歩係がこうじて
ただ歩くだけでは面白くなくなり
35年前に登った屋久島(宮之浦岳)に登る
ことを決意!2006年5月宮之浦岳に再登頂を果たした。
その後、勢いがついて簡単な冬山にも挑戦しています。
GPSやカシミール-3D,Google-Earthを使い
ほんの少しの失敗談を加味して登山記録をupしています。
写真は全くのど素人、山野草の名前はほぼわかりません。

サッカーは学生時代にやってました
日本リーグ時代からのファンで
2006年W/Cドイツ大会、2012年のロンドンオリンピック
にも応援に行きました。
もうあと1回ワールドカップに行きたいです。

先代の柴犬「華」は2015年11月に逝きましたが
2代目「銀次郎」を新しい散歩係として頑張っています。
2014年末に右ひざ半月板を損傷しそのリハビリの経験も・・