記事一覧

日出ヶ岳(百名山)登山記録 2016/OCT/19大蛇嵓で四点支持

ノンフィクション
2日目の登山用着替えは持って行ったのですが、下山後のお風呂上がりの下着の替えを忘れました。
だいちゃんだけかと思ったら、な~~んと仲間3人全員が忘れていました。
折角、お風呂に入ったのに汗だらけのそれをまた着ることに
髭剃り、これは持って行くために充電していたのですが電源に差し込んだままでした
まあ致命的なミスではありませんし、たいした事はないのですが・・

大きな忘れ物はと言うと電車移動の約1名が携帯電話を名鉄に忘れ大騒ぎになりましたが
無事届けられていました。
日本
っていい国ですね。

全員ジジイですが何かがすすんでいます。 何か問題でも

本題
紀伊半島方面はあんまり行った事がないのですが、今回一挙に百名山2つを踏破すべく遠く愛知県から200kmを安全運転でぶっ飛ばしながら行ってきました。
初日は大台ヶ原の日出ヶ岳です。
ここには大蛇嵓(ダイジャグラ)という切り落ちた崖があって高所恐怖症には無理かなーと思いながらも・・・
その記録です。


デジカメ写真ポイント (拡大可能)
上記の画面中央
からカシミール3Dmap中に順番に番号をつけて#1~#27をUPします。



#1 登山口
久々のT内氏です。
早朝6時30分に名鉄前後駅で待ち合わせて
即出発
携帯電話はAUで白のガラケーを使っています

10時少し過ぎに大台ヶ原駐車場に到着
装備を整えて登山開始

時                   10:21分
標高            1571m
歩行開始から    0時間00分


#2 ハイキングコース
登山口から日出ヶ岳まではハイキングコースになっていて整備された道が続きます。
このあたりの樹は少し紅葉していました。

時                   10:32分
標高            1579m
歩行開始から    0時間11分


#3 飲み水
途中には竹の切り口から水も出ていました。
チョット飲む気にはなりませんが。

時                   10:43分
標高            1583m
歩行開始から    0時間22分


#4 紅葉1
これこれ
これを見に来ました。 いい色に染まっています。

時                   10:53分
標高            1579m
歩行開始から    0時間32分


#5 紅葉2
左側から霧か雲が沸き上がっています。 これええわ~

時                   10:56分
標高            1637m
歩行開始から    0時間35分


#6 紅葉3
丁度見ごろの紅葉でしょうか
 テンションあがります

時                   10:56分
標高            1637m
歩行開始から    0時間35分


#7 木道から後方を振り返る
頂上直下は木道になっています。
曇っているので色は出ていませんが肉眼では迫力がありました。

時                   11:02分
標高            1653m
歩行開始から    0時間41分


#8 日出ヶ岳頂上
アッという間に百名山です。
百名山ではサッカー日本代表ユニホームを
着ることになっているので・・・ 
うかれています。

時                   11:07分
標高            1695m
歩行開始から    0時間46分

わずか46分で頂上に到着しました。
狙っているわけではありませんがこれで
百名山32座目です。

さて次は問題の大蛇嵓に向かいます。
出発


#9 紅葉4
枯れた樹と青い空と紅葉・・・・・鉄板の写真

時                   11:21分
標高            1683m
歩行開始から    1時間00分


#10 ヒトデ?
ヒトデ、ヒドラ、キングヒドラ、タコ、ゴルゴン、ウニどれがピッタリですかね~
面白い形の倒木の根でした。

時                   11:24分
標高            1656m
歩行開始から    1時間03分


#11 赤い実
美味そうな赤い実ですが食べません

時                   11:27分
標高            1638m
歩行開始から    1時間06分


#12 紅葉5
大台ヶ原の日出ヶ岳周辺は丁度見ごろの紅葉です。

時                   11:30分
標高            1650m
歩行開始から    1時間09分


#13 正木峠
一面の笹と立枯れの樹
伊勢湾台風でトウヒの樹が倒れ、笹が繁殖、笹を食べる鹿がトウヒを食べるという悪循環でこのようになった
そうです。

時                   11:34分
標高            1675m
歩行開始から    1時間13分


#14 牛石ヶ原
あれー霧が出てきました。
いつものY本氏も少しうなだれているような・・・

時                   12:12分
標高            1576m
歩行開始から    1時間51分


#15 倒木
至る所に樹が倒れています。

時                   12:12分
標高            1576m
歩行開始から    1時間51分


#16 大蛇への分岐
左に下っていくと大蛇です。

霧~
霧~
きりきり舞い(親父ギャグにもなってない)

時                   12:20分
標高            1593m
歩行開始から    1時間59分

大蛇嵓
ここからが今回のハイライトです。

時                   12:33分~12:48分
標高            1543m
歩行開始から    2時間12分

#17 大蛇嵓の根元からこの岩を下り、先頭の鎖の先に絶景があります。 byだいちゃん


#18 半分降りた
 byY本氏
少し景色が見えています。


#19 先頭から絶景を撮る byY本氏
先頭まで行って鎖から手を出して撮影
これが限度でした。


#20 足元を撮る byY本氏
真っ逆さまに切り落ちています。
だいちゃんの最も不得手とする場所です。


#21 奇跡の四点支持
通常登山では両手足の三点支持で登ったり降りたりしますが
だいちゃん的にはもう一つ追加しないと無理なので
尻を追加しました。
この場合両足と尻と手の4点になっています。
早い話腰が砕けている

後方の3名はたぶん失笑していたと思われ・・・・
 

#22 決死の位置取り
背中に変な汗が見えています。

ここでも4点支持ですが・・・何か・・・


#23 決死の撮影
この時もカメラは片手で操作して4点支持は
崩していません。
基本は大事です。
それにしてもY本氏の高所不感症には驚きです。


#24 最接近映像 byだいちゃん
だいちゃん的にはこれが限度でした。どうしても最後の鎖までは降りられず・・・・
これで霧が無かったら半分も来れなかったと思います。
高所恐怖症ですが高い所は好きです。怖いもの見たさとか言った感じでしょうか

大蛇を堪能しましたのでシオカラ谷経由で撤収します。


#25 霧の中
マーフィーの法則では立ち去ると晴れる
のですが霧は晴れずでした。
大蛇からここまでは登りでしたが
ここからシオカラ谷まで激下りでした。

時                   13:04分
標高            1594m
歩行開始から    2時間43分


#26 シオカラ吊橋
谷に降りてきました。
先頭をいくY本氏の背中を追います。

時                   13:32分
標高            1425m
歩行開始から    3時間11分


#27 シオカラ吊橋から
上流方向を撮影しました。
この後駐車場まで今度は急な登りを歩きます。

時                   13:32分
標高            1425m
歩行開始から    3時間11分

14時06分駐車場に到着しました。



このグラフでは以下がわかります。(拡大可能)
①総歩行距離は7.860Km 
②ログの開始から終了までの所要時間は3時間45分11秒

累積標高は557m 
④平均速度は2.1㎞ 平均値ですね


おまけ
翌日の八経ヶ岳登山の為に国道309号線の行者還トンネルを抜けて天川村に行きたかったのですが
がけ崩れで通行止めでした。
しょうがないので一旦吉野まで引き返し、改めて309号線に乗って天川村の宿へ


#28 せせらぎの宿 弥山館
予約時点では単に八経ヶ岳登山口に一番近い宿として予約したのですが、10月07日に
ミシュランの星を獲得したらしいです。

ホームページにも何も書いてなかったので気づきませんでした。


#29 夕食
鹿のジビエ、猪鍋などの地元の食材を使った物でした。特に鍋は猪肉の油が甘くておいしかったです。


#30 鮎の俵揚げ
鮎を麺で包んで揚げたものです。
パリッとした食感が大変よござんした。


#31 提供可能な酒
どれか忘れましたがこのうちの1つを注文しました。
あっさりとした日本酒で冷が抜群に旨い


#32 アンプ
MARANTZ(マランツ)のアンプをAIRBOWという会社が改造したSR4300/KAIというアンプです。

渋い
このアンプを使ってギター系の音楽を食事中にBGMで流していましたがいい音でした。


#33 正面右側
AIRBOW と 改 というプレートです。

音楽は実は音痴でよくわかりませんが
このアンプがマニアックなアンプであることは判ります。


#34 ヤマガラ
窓の外には小鳥の餌場があって早朝ここに
ヤマガラが来ていました。

決して豪華ではありませんがお部屋は清潔感あふれるいい部屋でした。

「天川村 せせらぎの宿 弥山館」
でググれば出てきます。

税込み¥10,600-/人(1泊3食翌日の昼食用弁当込)は大満足のお宿でした

さて次は八経ヶ嶽の記事です。 続く

注1
撮影位置の特定はGPSのLOGをカシミールという地図ソフトにデジカメプラグインという機能を組み込んで得た結果です。
注2 上記のMAPとグラフについて
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)及び数値
地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第299号)」

コメント

No title

高所恐怖症ですが高い所は好きです>わかるな~
じゃなきゃ登山やってませんもんね
片道200キロなら立山より近いですね
このあたりは全く行ったことがないので考えてみます

No title

おじPさん、コメント&ナイスありがとうございます。
大蛇はなかなかの高度感で怖かったです。
片道は200㎞ですが高速が亀山までで25号線で針icまでは快適ですがその先がちょっとね、あと亀山と鈴鹿周辺の渋滞が気になります。

大台ケ原は観光地でしたが八経ヶ岳はちゃんとした登山で楽しめました。
弥山ではヘリがバンバン飛んでいましたが遭難者の捜索だったみたいです。

No title

何か問題でも、って問題でしょ。ひとりぐらいしっかりしていなくては、3人とも道に迷って山中をさまようことになったらどうします!
もうすっかり紅葉していますね。きれいです。でも、服装をみるとそれほど寒くないような。
大蛇はだいじゃぐらと読むのですね。今度から読み方も書いて下さいね。
本当に霧がなかったら下が見えて怖さも一層だと思いますが、検索して大蛇の写真をみると素晴らし景色ですね。
よく、海からの流木を磨いて芸術品に仕立てていますが、山にも芸術品になりそうな枯れ木がいっぱいですね。だいちゃん、ひとつ持って帰って磨いたら如何ですか?

No title

madonnaさん、コメント&ナイスありがとうございます。
パンツを忘れてもGPSは忘れませんから大丈夫です。道に迷う事はありません。

温度はそんなに低くなくて長袖1枚あれば十分でした。

「だいじゃぐら」はおっしゃるとおりですね今後は全部につけておきます。

霧があったのでほぼ先端まで行けたと思います。天気が良ければ絶対無理です。
確かに持って帰って磨けばお金になりそうな枯木がたくさんありますが山で持って帰っていいのは写真と思い出だけですから・・
なんちゃって

No title

いやー!紅葉が良かったですね。宿も良かったしアンプとスピーカー、特にギターの生音に近い音質が気に入りました。気がつくものなら気がついてみろと何気なく置いてあるご主人のこだわりがいいですねー。大蛇は普通っしょ!私には気球に乗って板一枚しかないところでニカついている神経がしんじられませんね。

No title

e13*27さん、コメントありがとうございます。
意図したわけではありませんでしたが、いい宿でしたね。
やっぱりミシュランで星を獲得するだけの事はあります。

恐怖のポイントは各人で違うので一概に万国共通の物差しはないかと思います。
最も苦手とする場所でしたよ!熱気球のほうが安全安心です。

No title

わぁ~~~!!
綺麗に紅葉進んでますね^^
悔しいな~~・・もう少し、後にするんだったわ^^
大蛇・・そんなに怖い??
お尻落としたら、よけい怖いし、ストックも・・^^
判ってるなら、そのビビリ・・見に行くんだった!(^^)!

No title

yali3180さん、コメント&ナイスありがとうございます。
大台ケ原はちょうど見頃の紅葉でした。これで天気がもっと良くて霧が無ければさらに良かったと思います。

お尻を落としたのではなく自然に落ちたのですが・・・
また大蛇が怖いのではなくて「岩場and切落ち」ですべての場所で発症します。基本的には刃物系の名前の山には行かないことにしています。
今回例外で八剣山(八経ヶ岳)に登りましたケド。

No title

随分危険な場所なんですね。
今までに落ちた人はいないのでしょうか?
紅葉、今年はダメかな……と思っていたら、悪くないですね!私自身、この週末に出かけてそう思いました。

No title

眠り猫さん、コメント&ナイスありがとうございます。
鎖で囲ってあるので大丈夫だとは思いますがwebでは転落事故が相次いでいるという情報もありました。

紅葉は確かに全体としては良くないのですが場所によっては問題ないみたいです。

No title

大台ケ原に行かれたんですね
綺麗な紅葉ですね 大蛇はガスって少し残念ですが、大ちゃんさんのファイトにナイスです(笑)

No title

山賊さん、コメント&ナイスありがとうございます。
大蛇は想像とおりでした。たまたま霧が出たのであそこまで行けたと思います。
それにしても文字通り腰が砕けました。

No title

ナイスです。
紅葉いいですね。
宿もメモしておきます。

No title

ブナ太郎さん、コメント&ナイスありがとうございます。
朝方は雲が少なかったので紅葉がよく撮れました。
どっちかというとメインの大蛇は残念でした。

宿は静岡から大峰山系は必ず1泊が必要かと思います。
お宿はお勧めです。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

だいちゃんと銀次郎

Author:だいちゃんと銀次郎
飼い犬の「華」 の散歩係がこうじて
ただ歩くだけでは面白くなくなり
35年前に登った屋久島(宮之浦岳)に登る
ことを決意!2006年5月宮之浦岳に再登頂を果たした。
その後、勢いがついて簡単な冬山にも挑戦しています。
GPSやカシミール-3D,Google-Earthを使い
ほんの少しの失敗談を加味して登山記録をupしています。
写真は全くのど素人、山野草の名前はほぼわかりません。

サッカーは学生時代にやってました
日本リーグ時代からのファンで
2006年W/Cドイツ大会、2012年のロンドンオリンピック
にも応援に行きました。
もうあと1回ワールドカップに行きたいです。

先代の柴犬「華」は2015年11月に逝きましたが
2代目「銀次郎」を新しい散歩係として頑張っています。
2014年末に右ひざ半月板を損傷しそのリハビリの経験も・・