あのエッセイこの随筆
寝る前に少しずつ日読んでいた「あのエッセイ この随筆」(川本三郎)をやっと読み終えた。
<本書は、エッセイの名手・川本三郎氏が「随筆日和」と題して連載した作品を改題してまとめたものである。「読む」だけでなく、歩き、眺め、想い、味わう、エッセイの心ふくらむ、そんな楽しみ方。具体的には古今東西の随筆を読んで、著者が発想した散歩のこと、映画のこと、永井荷風をはじめとする文士のこと、あるいはくだけて居酒屋のことなどなどが、心赴くままにつづられている。ゆったりとした時間の流れを満喫したい読者に贈る「随筆に憩ひあり」の一冊である。>
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