2010年12月07日

福田恵展 をUP します。





クリスタルという名前の元に出来上がった造形物
古本からできています。昔の知恵が結晶化したもの。





1945年以前の本を使った作品。
ベルリンは戦争により壊滅状態をうけましたが、それでも残っていた本があったんです。
クリスタルというタイトルですが、時代の波をも表現してみました。
広島出身の作家ならではの作品かと。  

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2010年09月03日

You are here fetival

9月3日に渋谷で行われた
You are here fetival
にビデオ出演で参加しました。

http://youareherefestival.org/

ベルリンのアートシーンについてコメントしています。  

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2010年02月18日

ドイツ語ラジオ講座3月号(最終回)

ドイツ語ラジオ講座3月号が発売になりました。
今回で最終回のレポートになっています。
ベルリンのアトリエ事情についてです。



1年間お世話になりました!!
ありがとうございました!!  

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2010年02月16日

ベルリナーレ

ベルリン映画祭まっただ中です。

近所のS+Tさんに誘われて
「サマーウォーズ」という日本の
アニメーション映画に。

彼らは普段仕事でコミックフィギアを描いたり
ドラマやCMのアイディアスケッチなどを描いたりしているので
日本のアニメやマンガは彼らのインスピレーションの一つになっているよう。
それだから彼らの方がこの分野については詳しい。

この映画は14+というカテゴリーに属していて
14歳以上という意味なのですが、会場を見回してみると
いい大人で埋め尽くされていました。

映画の内容は
コンピュータゲームの中と現実がつながっていて
ゲームの中で起こった戦いが現実に混乱を巻き起こすもの。
それが主人公の現実、田舎のお家制度や親戚付き合いとがからみ
表現されている映画でした。

ハイテクと伝統がうまいぐあいに絡み合っている
ストーリーだったと思います。

途中、ヒロインが最大のピンチになったとき、
パソコン上であるドイツからの男の子がそれを助けるシーンがあります。
会場がどっとうけていました。

あと2回ベルリナーレでは上映があるようです。
http://s-wars.jp/story/story.html  

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2010年01月22日

Rさん

昨日の
Uさんに引き続き
作品のご意見をRさんに聞きにいく。

全然ちがうことかもしれないけれど
Uさん、Rさんに共通するのは
長年つきあった彼女と別れた後でも、
仕事はいっしょに引き続き何年かした、あるいはしている、ということ。

彼らが会社員であったら、もしかしたら同じ部署にいる元彼女と
顔をいやでも会わせなければならないかもしれないけれど、
アーティストなので、自由業の身なんだから、勝手にできそうだと思うけれど、
そうはいかなかったみたい。

プライベートと仕事をわけた関係づくりが、
元彼女とできるかというのは想像しがたい。

理解にくるしみつつ。
やっぱりRさんは悩んでいるようなのでその話をまず聞くことに。

理性と感情の分離をドイツ人らしい律儀さで行おうとしているのが
分かるけれど、実際難しいようだ。

事例が私の中にないので、
よくいっしょにやってると思うよ。
と慰めしか言えず。。。

Rさんとはもう昔からの顔見知りだけれど、
そんなにじっくり話したことはなく、こういう機会がもてたのは
作品や作家のお陰だ。

これからいっしょに仕事ができればいいなぁと思う一人だ。

寒い中、ドアをあけっぱなしにして、私の姿が見えなくなるまで
見送ってくれたから、すごいやさしい人なんだと思う。  

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2010年01月21日

Uさんに

外は氷点下10度ぐらいの毎日がつづいております。



昼間は電話、電話、電話、
午後は外まわり。

今日はこのまえ久しぶりにあったUさん宅へ。
ベルリンのアートシーンで生き残っている
彼なりのアドバイスを聞こうと思ってやってきた。

ものすごく眺めのよい部屋に住んでいる。

引越するのだったらぜったい最初に私に言ってと
何年も前に何回も言っているのだけれど、ぜんぜん聞いてくれない。

お抱え作家のポートフォリオをかかえ
これと、これと、これなんだけれど
どうだろう。
どう思う?

ドイツ人の一人の意見として伺う事に。

私が作家本人でないので、気をつかうことなく、
直感や第一印象で思った事を包み隠さず答えてくれる。

なるほど〜。

かなりシャープに答えてくれる。

私が思っていた同じようなことを答えてくれることもあるし、
ドイツ的な見方から答えてくれることもある。

情やなにかがはさまって
これじゃないかと思っていても口にできないようなものも
言葉にして形にしてくれた。

彼の個人的な意見かもしれないけれど、
この業界でやってきた人。大切にしたいアドバイスだ。

これはいいと思うよ。こっちは難しいね。
自分はなにもできないけれど、
なにかは作品の中にあるから、違う方面で試してみたらどうだろう。

と、イエス、ノー
はっきり。

ノーでも
なになにの方向をあたってみたらと言ってもらえる
のはありがたい。

その代わりこっちの質問にも答えてもらえる?
Uさんが出して来たのは3つのカタログ。
取り扱いの作家なのだけれど、日本でなんかできない?

中堅どころのドイツの作家さんをもってきた。

私から彼に披露した作家の作品の値段は
5.000ユーロ(64万円)ぐらいまでのもの。

Uさんが出して来たのは
18x18x18cmの作品
40.000ユーロで。(510万円)

しかも、注文を受けてから作品をつくるというので、
見本はあるが、実物はなく、作り始めてから4年かかるというもの。
今この作家は注文をうけた制作を作り続けているという。

シンプルかつ、美しく、時間の流れというコンセプトも入り、
少量生産、注文主のことを毎日一回は考えながら作られる
この作品。コレクター魂をくすぐられるのが分かるし、
このような値段がつくのも理解できる。

本日の会は
それぞれのカードを机の上に並べたってところだったかも。

もし、これがメンコ遊びだったら、
Uさんのメンコは巨大だったから
すぐに吹き飛ばされちゃってたと思うね。。  

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2010年01月20日

ドイツ語ラジオ講座2月号

ドイツ語ラジオ講座、2月号が出ました!

コラムではリニューアルオープンした
新博物館について書いています。
  

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2010年01月19日

ベルリン在住のアーティストの皆様

ベルリン市からの
ベルリン在住のアーティストへの奨学制度情報です
国籍は関係なし。ただしベルリンに住んでいる方のみです。
2010年の応募要項がどうしてだかまだでていませんが、
いつも2月の半ばが締め切りなので、注意して見ておられたらいいかと思います。

http://www.berlin.de/sen/kultur/foerderung/informationen/maininfo.html#K4  

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2010年01月16日

コレクター Arthur de Ganay

普段は1ヶ月に1回。第二土曜日に自らのコレクションを披露する
ガイドをするというので、申し込んだら、今月は特別に第三土曜日にします。
というので、この日にお友達とお邪魔した。

http://www.collectionarthurdeganay.com/

フランス人がベルリンに引っ越して来て
自分の写真コレクションを持ち、ドイツ語で自ら熱っぽく語る。

本人が建築家だというので、写真のコレクションは
建築に関わる写真、そして巨大作品という決まりがあるようだ。

フランスとドイツは昔から隣同士の歴史があるように
一般的には犬猿の仲という評判がある。

けれどもこのフランスからの青年はドイツに引っ越してもきて、
ドイツ語で自分の情熱を伝えようとしている。
そういうところが両国の歴史を考えると
ドイツ人にとってはポイント高いということになるだろうか。

個人コレクターがみせるベルリンにあるコレクションというのは
ホフマンコレクションや、ボロスコレクションが有名だけれど、
www.sammlung-hoffmann.de
www.sammlung-boros.de

バイトさんの案内人がいて、コレクターさん本人が説明することはない。
だから親近感がちょっと違った。

写真はコレクション部屋の窓から見えた風景
  

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2010年01月15日

Uさん

めずらしくこの人に会いました〜。

Uさん。

ギャラリーの様子を見に、
とあるオープニングにいったら彼がいたのです。

アーティストながら、個人活動ではなく
よく街や区にかけあって、いろいろな人々を巻き込んで
それでまたそんなことは何回もできるはずないのに、
公共の助成金や援助金を割と多数ゲットしてイベント事業を立ち上げていた、
たぶんまだ進行形で、いる人。

昔、ギャラリーをやっていたころに、
1ヶ月に1度は顔をみせていた彼。
なんか用事もないのに、腰を落ち着かせて、しゃべっておった。

社会的な公共事業に興味がある方だったので、
たぶん、私たちのギャラリーもそんなにお金の匂いがしてなかった関係で
寄ってきた人の一人かと。結構ギャラリーのことを好きでいてくれたし、
私たちの関わりのあるアーティストを彼のプロジェクトに入れてもらったこともある。

私はギャラリーを2005年にやめて
それからこのUさんとはその後会う事は少なくなくなり、
最近は全然見ないから、まだ活動をつづけてるかどうか
分からなかったけれども、今日会って、

お互いに

生きてる?
っていうか

生き残ってる?

かどうか確認した。

彼はどうにか生き続けているようだ。

何日がなになにの応募の締め切りだよ。と
自分にプレッシャーをかけるような相変わらずなこと
いっていたし。

全然変わってない。

Uさんに、今自分が抱えているプロジェクトを相談したら
なんか人のつながりや場所のアイディアが出てきそうだ。

今日は他の方のオープニングなので、あまり詳しく説明せず
会場をあとにした。  

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2010年01月11日

カーリン・サンダー

ぎりちょんに訪ねた展示。

作家、カーリン・サンダーの展示。テンポラーレ・クンストハレにて。



ベルリンの500人以上のアーティストを動員しての作品展。
彼らに1分から2分程度のオーディオ作品をつくってもらうというもの。

彼女の作品展というよりはキュレーションという形かもしれない。

けれども2006年にも同じような展示をフランクフルトでもしている。

彼女の十八番の作品は人をかたどった小さな彫刻作品なので、
今回の展示はこの壁にだけしるされた番号と名前と
ヘッドホンから伝わる音のみなのだけれど、
なんだか彼女の昔の作品と繋がり、それらが彫刻的な意味合いをもってくる。

数字と名前の組み合わせ
一つ一つがベルリンのアーティストのポートレート的存在だろうか。

オーディオガイドに耳をかたむける、訪問者もそれぞれが美しい彫刻だ。

空間インスタレーションながら
彼女はやはりすぐれた彫刻家だと思った。
  

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2010年01月11日

冷戦時の芸術

「冷戦時の芸術」と題された展示が
ドイツ歴史博物館にて開催されていました。



かなり人が訪れていました。
こんなテーマで日本で展示開催なんてあり得るだろうかと
思ってしまいました。  

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2009年12月23日

ドイツ語ラジオ講座1月号

ドイツ語ラジオ講座1月号
が発売になりました。


ベルリンの美術館付属カフェについての記事が掲載されています。
こちらもどうぞお楽しみに!
  

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2009年04月25日

まいにちドイツ語5月号発売

もうすぐ5月ですね。
皆様の1ヶ月のドイツ語はいかがだったでしょうか。



まいにちドイツ語5月号発売です。
今月の記事はぁ。。。。。について。  

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2009年04月24日

美術手帖5月号発売

美術手帖5月号発売になりました。



「ア〜トの旅へ行こう!」です。
海外ニュース、ベルリンより書いております。  

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2009年03月20日

ハンブルガーバーンホーフ現代美術館

おすすめ展覧会。



3月14日から5月17日まで開催の
ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー展
the murder of crows カラスの惨殺というタイトルの
ミックストメディアサウンドインスタレーション



いつもはコレクションが設置されている
正面玄関ホールをつかっての大規模なインスタレーション
音響効果もばっちりで、音が空間を包み込む効果が抜群。




時にクラシックの、あるいはエレクトロニック系の音源が聞こえてくる中、
語り、歌がはいる3幕、30分ほどの構成。



英語の表現で
カラスの葬式というのがあるそうですが、
一羽のカラスが亡くなるとカラスが集って来て
その周りを哀悼を示すために飛び交うという表現があるそうです。
このことと、フランシスコ・デ・ゴヤの銅版画集「ロス・カプリチョス」
の幻想や夢想に襲われる人々が下敷きになっているということ

3部構成の物語は、ホールの真ん中にある
スピーカーから聞こえてくるジャネットの声で
それは悪夢を語るような調子で始ります。

実際、夢の話で、自分がある工場地帯にいることに気づきます。
偶然そこで会った若者たちがペアでくさりにつながれて
行列であらわれているのが見え
その中の一人が自分の腐った足をみて、自由にしてくれというので、
自由にする。つまり、片足を切ってしまうのですが、
次には自分の片足がなくなっているというのに気づきます。
爆弾で失ったというのが最後のオチなのですが、
サウンドがやはりすばらしく、聞き入ってしまいます。



ちょうどゴヤが「ロス・カプリチョス」で表したような、
暴君や無政府主義、不合理な恐怖に対しての現代的表現であるかなと。



観客の中で自由におどり始める方も。。
  

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2009年03月13日

まいにちドイツ語




してくださ〜い。

1年間の掲載になりますが、
NHKラジオ講座の冊子に、
ベルリンのアートシーンについて
記事を書かせていただくことになりました。

ドイツ語習得人口が増える事を祈りつつ。

http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&textCategoryCode=09109

私はこれで始めました。

その当時、ちょうどベルリンの記事がのっていて
ジャーナリストの浦江由美子さんの記事をよみつつ、
へーそんなところかと興奮していたのがよみがえります。

今では彼女に公私共々見守られつつ。。

3月18日発売です!
  

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2009年02月28日

美術手帖 2月号

美術手帖 2月号
アートファンのための超整理術!
日本のアーティスト ガイド&マップ
海外ニュース、ベルリンの記事をかきました。

おそらくベルリンの新しい観光スポットになるところについてで〜す。



http://book.bijutsu.co.jp/books/2009/02/20093.html
お買い求めは書店までどうぞ!
どうぞよろしくおねがいします。
  

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2009年02月02日

あり得ない光景

本日、ノイケルンにて人を待つためはいった喫茶店。
こ、こんなにてんこ盛りなココアがぁ。



どぼどぼとすごい具合にあふれだしてます。
こんな状態で客に運ばれてきたので。。
ありえないとおもったけれど。

よほど力んで混ぜたのかな。
かないクリーミーになっていて
今まで飲んだ中で一番おしかった!
  

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2009年01月26日

KLEE展

まだ行ってない方はどうぞ。
2月8日まで。

ノイエナショナルギャラリーで
クレー展やってます。

かなりの量でびっくりしてしまいます。

また、上で開催中のジェフ・クーンズ。
プラスチックアートとの差も面白い。

特にノイエでいつも感心するのは、もちろんその作品の質もそうなのですが、
彼らの宣伝方法。

巨大で、明解。

大きければいいというものではないのですが、
にしても、中途半端な大きさではなく、躊躇なくやっているところが気持ちいい!



  

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