魚河岸物語(キャッシュ・ア・キャッチ)/cash a catchプレイ人数:2-5人 プレイ時間:30分程度 デザイナー: アンドレアス・ペリカン |
ルール概要
・30ユーロ持ってスタート。6種類の魚を競り落として、自分の箱に詰めていきます。
・オークショニアはカードをめくっていき、ほかの人たちは欲しいと思ったタイミングでベルを鳴らして早い物勝ちで購入します。
・めくられたカードすべてを10ユーロで買い取り、オークショニアはめくられた枚数分お金をもらいます。
・手に入れたカードは自分がオークショニアになった際に売却することができ、その際同じ種類の他プレイヤーが持つ魚は腐ります。ただし各プレイヤー1つだけ持っている氷箱の中の魚は腐りません。
・カードが無くなるまで競りと売却を繰り返し、最もお金を儲けたプレイヤーが勝利となります。
感想と評価
総合評価 7/10
メンバー依存度 5/5
運要素 4/5
競りゲーム・・・と聞くと、敷居が高く感じる方もいるけれど、
このゲームなら大丈夫!
なんてったって競り落とす金額は常に10ユーロ。
めくられていくカードを見ながら、ここぞ!というところでベルを鳴らして、
全部をまとめて買い取ればいいだけ!
・・・・といっても、瞬時に判断してベルを鳴らすのはなかなか難しい。
その理由には3つ。
・魚は3種類までしか保管できないこと、
・同じ魚は多く集めれるほど、指数関数的に売却金額が増えていくこと
・自分が持っている魚と同じ種類の魚を他のプレイヤーに先に売られると、自分のが腐る
これらを上手く見極めて、思い切りよく押さなきゃいけないってんだから、
それはもう緊張感のある戦いが楽しめちゃうんです。
次で誰か来るか・・・っ!と思いきや全員いらない魚がやってきたり、
のんびり身構えていたら、突然凄くキーパーソンな魚が表れたり、
オークショニアのプレイヤーが変なめくり方をしてきたりと、
オークション中は本当に身がギュッと締まります。
全体として、ルールや収入計算は簡単だし、
30分程度で終わるゲームとしては、かなりの名作なのでは?
ただ5人で遊んだ時も、4人で遊んだ時も、1人ゲームスタートからほとんどゲームに参加できなかったプレイヤーがいたのもまた事実。
魚が腐らない氷箱をどう使うか、いつ売るか、といった部分で考えるところもあるけれど、
結局は思い切りよく競りに参加できるかどうか!ここ一点に限られているので、
求められる能力は結構偏ってますね。
純粋な反射神経ゲームではないだけに、じっくり考えるプレイヤーにとってはもどかしさだけが溜まってしまうかも。
2024/10/16追記
多言語版が発売されたようです
イラストがキャッチーになってます
ルールの違い等は把握できておりませんが
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