修士論文の狭間に、カヴェルナとカンバンを遊んできましたよ。
重いゲームを2つ、じっくりずっくり。
カヴェルナ
アグリコラをベースに、新要素を入れつつも職業・進歩カードを撤廃した一作。
おそらくデザイナーが目指したのは多様性。
ルビー鉱山特化、お金特化、探索特化、石特化など好き勝手プレイできるって話をよく聞きます。
というわけで初プレイ。
序盤にしっかり食料基盤を作っておけなかったので、途中の人員増員もうまくいかず、毎ターンそれぞれのワーカーが自分の食料を確保するため、せっほわっほしてる状況に。
それでも少しずつ畑や牧場が整って、鉱山を広げたり探索を行ったりといろんなことができるように。
探索しつつお金を稼いでがんばりましたが、あまり特化できていなかったためかビリでございました。
次はもっと特化した鉱山・牧場づくりをしたいなぁと思います。
アグリコラは序盤の動き、終盤の完成形の共通認識が出来上がってきている感じがあって、面白いながらも窮屈さを感じ始めていた時期でもあったので、すごく新鮮な気持ちでプレイできて楽しかったです。
後は、見通しが良かったりアクションの数が窮屈過ぎないのも、初プレイの感覚では好きですねー。アグリコラ派よりルアーブル派にウケが良いというのも分かった気がします。
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カンバン
カンバン方式をテーマにしたボードゲーム。
カンバンはジャストインタイム生産システムと呼ばれる方式の事。詳しくは
http://www.toyota.co.jp/jpn/company/vision/production_system/illustration.html
ここを参照(TOYOTAのホームページです)
車の設計図を決めて、部品を集めて、生産ラインを動かして、車をテストさせていく・・・という生産の流れを体験できるのですが、とにかく盤上に所狭しと要素が詰め込まれているので、パッと見た感じ、どうリンクしてるのか全く分からない。
基本的にはワーカープレイスメントゲームで、真ん中に一本伸びている線上のアクションを選択していく形式なのですが、選択順と実行順が少し特殊。
より左にワーカーを置いているプレイヤーから次のアクションを選択できて、またアクションの実行順も左から。
でも右にあるアクションほど、生産の上流のアクションで、先にそちらを実行しておかないと左寄りのアクションで先を読んだ行動がしづらいというのが嫌らしくも面白いところ。
テーマとのリンクがあるようで分かりづらく、直感的に理解しづらいルールが結構あって始めは頭がパンクしそうに!
ただ論理的に数手先まで自分の行動を考えていくゲームではなく、全体を把握しつつ流れを感じながら臨機応変に動いていくタイプのゲームだったので、結構自由気ままにプレイできた気がします。
結果は2位。
インスト入れて3時間ほどでしたが、ダレずにじっくり楽しめました。
ちなみにインストして頂いた方によるとルールが相当分かりづらく、初回遊んだときは全然別ゲーだったらしいです。
数か所の読み直しでガラっとゲームが変わってしまうので、一度遊ばれた方で微妙と感じた方はルールチェックをしてみると吉とのこと。
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