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B/43を運営する株式会社スマートバンクのメンバーによるブログです

バリューを浸透させる新入社員向けワークショップとは

こんにちは!スマートバンクでUXリサーチャーをしているHarokaです。

スマートバンクでは、新入社員が入社してから数ヶ月後に、会社のカルチャーを理解してもらう目的で「バリューワークショップ」を行っています。

8月から、私もバリューワークショップの運営メンバーとして関わることになったので、取り組みを紹介します!

SmartBankの3つのバリュー

SmartBank 3つのバリュー

SmartBankには、バリューが3つあります。これらのバリューは、2022年春、SmartBankに在籍していたメンバーと一緒に創りました。すでにカルチャーとして根付いており、メンバーが体現できているものを言語化し、ブラッシュアップしながら策定しています。

1.Think N1

対話と分析を重ねて、本当に重要な課題を発見しよう 大きな成功から逆算して、チャレンジを続けよう

2.Super Ownership

職域を飛び越えて、自らリードしよう 互いをサポートし合い、チームで成し遂げよう

3.Be Open

想いや情報を自分から共有しよう 他者を尊重し、信頼されるよう振る舞おう

スマートバンクのバリュー紹介 〜全社員のワークショップから策定〜 - inSmartBankblog.smartbank.co.jp

私個人は「Think N1」を体現する職種であり、横断的にであらゆるメンバーと関わっていく強みを活かして関わっていきたいと思っています。

このワークショップは、人事のamirecoさん、kassyさんが企画・運営しています。

人事のamirecoさん(右)、Kassyさん(左)

カルチャーを新しいメンバーとも共に作り育てていく取り組みについて理解を深めたく、インタビュー形式で聞いてみました!

バリューワークショップって?

amirecoさんに聞いてみました!

amireco)バリューワークショップは、名前の通りバリュー浸透を目的とし、入社者向けにワークショップ形式で理解を深めてもらうものです。人事が当日の司会を実施・進行していきます。参加者は、直近で入社した新入社員3名程度で、オフィスに集まって行いました。

リラックスした雰囲気で行いたかったこともあり、ランチにみんなで行って交流を深めてから、2時間かけて進めていきます。

ー 2時間!一体どんな流れになっているのですか?

amireco)おおよそ、こんな流れになっています。スマートバンクでは、評価制度とバリューがリンクしている部分があるので、最後に説明を入れていますが、基本的には「バリューを理解し、共感する」ことにフォーカスしています。

時間目安 セクション 内容
15分 バリューの理解 人事からバリューの位置付け、意味合いのインプット
10分 バリューの意味合いを考える 入社から現在までに体感したバリューの書き出し
50分 バリューに共感する バリューごとに書き出した内容の共有・理解を深める
10分 自分ごととして理解し直す 自分が発揮できそうなバリューを行動に落とし込む
15分 バリューに共感する バリューごとに書き出した内容を共有し、理解を深める
5分 評価制度との関係性の理解 評価制度とバリューの関係性の説明 @人事

ー 3つのバリューを感じたシーンを新入社員が考えるのに一番時間を使っているんですね。

amireco)まさに、そこがこだわっていたポイントです。ただ説明を受けるような時間ではなく、インタラクティブな関わり方をすることによって、「自分(の職種)にとってバリューをどう体現できるか」の理解を深めてほしいと考えました。

バリューを発揮できている行動って、職種ごとに違うんですよね。ある意味、共通してこの行動、って決まっているわけではないと思います。Think N1って言われた時に、PMは紐づきやすいかもしれませんが、経理のThink N1って何だろう?を考えていく必要があります。

入社した直後だと、一人でその問いに向き合うのは難しいと感じます。だからこそ、人事や他の新入社員と一緒に見つけていけるよう、ワークショップ形式をとっているとも言えますね。

バリューワークショップを通じて実現したいこと

バリューワークショップで使用する資料 ※一部抜粋

ー なるほど。ワークショップを通じて、新入社員に感じてほしいのはどんなことでしょうか?

amireco )ワークショップを受けた後、スマートバンクで自信を持って働いてほしいって思っています。中途入社のメンバーばかりなので、必ずしも前職と似たバリューではないと思うんですよね。さっきの経理の例で言うと、自分の線を守って業務を遂行すべしと思っている管理部の人たちも多いのではないでしょうか。それを、急にSuper Ownershipで越境せよ、って言われたら面食らうと思います。

でも、スマートバンクでは自分がいちメンバーとして感じたことを素直に伝えたら、ファウンダー陣はもちろん、メンバー全員が受容して一緒に考えてくれる土壌があります。職種それぞれのデフォルトルールを超えて動けるし、その行動を良いものとして評価できる。

対話を通じてバリューを体現する行動イメージを膨らませる

実際にやってみてどうだった?

ワークショップを開催してみて、実際にどんな気づきがありましたか?

amireco)入社して間もない中、自分の考えをオープンにするのは他者との信頼関係がないとできないですよね。うまく表現できない、誤解されないか、批判されないか、など考えてしまうかもしれませんが、スマートバンクには頭ごなしにそんなことをする人はいないから安心してね、と伝えました。それもあって、メンバー同士で積極的に記載した内容を共有しあい、発見につながっていたように思います。

<参加者の声>

🙂 バリューを掲げているだけの会社も多い中、いろいろな場面で他の社員が当たり前に行動しているのを体感できる。自分も体現していきたい。

🙂 そもそもバリューに対する共感はあるけど、行動とするとなんて書いていいかわからなかった。でも、全員で会話することで、自分ゴトとして考えやすくなったり、他の人がどう考えているか知れて理解が深まった

ー 積極的にメンバー同士が会話するような時間になったのですね!実際どんなことが話されていたのですか。

参加メンバーのワークシート

amireco)こういった形で、個人ワークの内容をシェアしながら、「確かにこれもThink N1の行動だね」など伝え合っていました。座学だと一人でブログを読み、理解を深めるに止まりますが、具体的に自分で書いてみる・それをシェアすることで理解が深まりやすかったなと振り返っています。

自分ごととして向き合う時間をみんなで作るって、日常だとなかなか難しいですよね。日々のタスクに追われてしまいます。だからこそ、立ち止まって、今を見る時間として使ってほしいという気持ちもありました。

ー ほか、もっと工夫したいところがあれば教えてください!

amireco)自分で考える→シェアするを繰り返す流れでしたが、もう少しインタラクティブにできる余地があると思いました。というのも、他の人の意見を聞いた時に「僕の職種だとこれがあるかも」と理解が深まるシーンが度々あったのです。バリューについて考える際、全員で話し合いながら考える進行も良さそうだと思いますね。

バリューが濃くなっていく一歩目として、まず自分の文脈で理解することを人事としてサポートしていきたいです。

ー ありがとうございました!

amireco)あ!最後に一言。スマートバンクで人事の募集が始まりました!!スマートバンクの組織をより大きく成長していけるように一緒に人事のお仕事してくださる方を探しています。ご興味持っていただけたらカジュアル面談もしているのでお気軽にご連絡いただけると嬉しいです!

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