「人が欲しがるモノをつくる」ーーそんな想いで集まっているスマートバンクのメンバーたちを掘り下げる企画【SmartBank Members】。今回は、本企画の6人目としてデザイナーのゆっきーさんに話を聞きました。2年前から業務委託で関わるなかで、プロフェッショナルが学びあう組織やBe Openな文化に惹かれて入社したゆっきーさん。スマートバンクでPMやリサーチャーと一緒に作るデザインの面白さや今後の展望まで語っていただきました。
ゆっきーさんとCXO takejuneさんが話している全編は、Podcastからご視聴ください↓
プロフィール
春山 有由希|@yuki930
プロダクトデザイナー。SIerでのプログラマを経て、制作会社でデザイナーに。 Webサイトのデザイン、書籍執筆や講師業などの経験を積んだのち、株式会社Fablicで フリマアプリ フリル(現ラクマ)のAndroid / WebのUIデザインを担当。その後、楽天株式会社でデザインチームマネージャーを経て、現在は株式会社スマートバンクでデザイナーをしています。
プロフェッショナルが集まる”学びあう”組織で働きたい
――まずは、ゆっきーさんの自己紹介をお願いします。
春山有由希(ゆうき)と申します。皆さんからはゆっきーさんと呼ばれています。スマートバンクには2年ほど前からフリーランスとしてお手伝いさせていただいていて、2022年の5月に正社員として入社しました。今は、立場が変わった中での仕事内容などの変化を楽しんでいるところです。
最近の趣味は、美味しいものを食べることや子供と新しい遊び場を開拓することです。家でお菓子を作ったり、たまにの贅沢でデパ地下のお惣菜を買うことにもはまっています。お気に入りの遊び場は新宿御苑です。あまり混み合うこともなく、子供がボールで遊んだりシャボン玉をしたりできるスペースもあるので、定番スポットとしておすすめです!
ーーもともとフリマアプリ「FRIL」を運営するFablic社の2人目のデザイナーとして入社いただいてから10年来の付き合いになりますが、改めて私たちが創業したスマートバンクに正社員として入社することを選んだ理由をお聞かせください。
2年ほどスマートバンクで業務委託をさせていただいている中で、いろいろなバックグラウンドを持った人たちのベストプラクティスを学びあえるような組織だと感じる機会が度々あって、そういう組織で仕事ができたら嬉しいなと思ったんですよね。いろいろな会社から来ている人がそれぞれ自分のノウハウを惜しげもなく公開していて、そしてそれを「やってみよう」と受け入れて、組織をどんどん良くしていくような文化に惹かれました。技術的なところだけではなく、コミュニケーション上の工夫などもシェアされてアップデートされていくんですよね。そうやっていいと思うものを素直に受け入れて変えていく文化がスマートバンクらしくていいところだなと思っています。
それと、リモート環境下にあっても圧倒的に仕事がしやすい環境だったことも理由の一つです。例えば、ドキュメントに残すことが文化として染み付いていて、決めたことや話したことが全部議事録やfigmaに残っているので、みんなが納得して仕事を進められる。まさにバリューにもあるとおり「Be Open」な組織だと思います。
PMやリサーチャー、外部パートナーと一緒に働ける面白さ
――スマートバンクでは、どんなお仕事を担当していますか?
これまでは主にコミュニケーションデザイン領域で、サービスサイトのリニューアルを担当したり、キャンペーンや広告、インタビュー記事のクリエイティブを制作したりしています。デザイン以外には、採用やイベント企画などにも関わらせていただいています。
ーー改めて、ゆっきーさんから見てスマートバンクはどういう会社だと思いますか?
純粋にすごい人たちが集まっていると思いました。たとえばスマートバンクのエンジニアの方々はFintechへの理解もどこまでも深いですし、デザインへの理解もありますし、PMのような業務もこなしてしまう。本当に何でもできる人たちで、「こういうことしたいんですよね」と言ったら、それをかみ砕いて解決してくれるような人たちばかりです。
――デザイナーの仕事の進め方としては、以前との違いや魅力はどんなところがありますか?
PMやUXリサーチャーなど頼れる専任のプロフェッショナルと一緒に働ける環境があることがとてもありがたいなと思っています。Fablicの頃は、PMの領域まで一気通貫でプロダクトデザインをやっていました。面白くてやりがいもあったのですが、全部やろうとするとやっぱり時間が足りなくて、失敗したこともたくさんありました。今はみんなで専門性を分け合っていけるので、より働きやすい環境になっていますし、チームでプロダクトの品質を高められているなと思っています。例えば、私は「こうしたいけど、ユーザーさんが困るかな……」と割と守りに入りがちなのですが、攻めた企画ができるPMの方と組むとお互いによい塩梅を極めて、よりよいチームの総意を作っていけるんですよね。
リサーチについても、デザインをしながらユーザーさんに話を聞いてみたいと思うタイミングがあるとき、一から対象者を定義して手配して……となると莫大な業務量と時間がかかってしまうと思います。そこを専任のプロフェッショナルであるはろかさんに助けていただいて、スピーディにユーザーさんの話を聴けるのはすごくありがたいです。そして、普段からユーザーの声を聴いているはろかさん自身が壁打ち相手になってくれることもとても嬉しいんです。ユーザーの話を2人でかみ砕いて話せるので、考えるパワーが倍になった感じがしています。
――プロダクトデザインチームとしても、外部の業務委託の方もまじえてワンチームで進めていますね。
業務委託のパートナーとしても、わりえもんさん、村田さん、倉光さんと一緒に仕事を進められているので、何か困ったときもぱっと壁打ち相手になってもらえて、クリエイティブのレベルも上げられているなと思います。私たちだけでは出てこない発想をもらえたり、レビューひとつとっても「こういうルールを整えていきましょう」といったことも含めて提案してくださったりするので、プロフェッショナルな方々とワンチームで働けることは本当にありがたいです。
こぼれ球を拾い、バリューを体現し続けて、いい組織を作っていきたい
――最後に、これからやっていきたいことや展望を教えてください。
改めて、私自身は組織の中で「どうやったら会社が良くなるか?」「みんなが楽しく働けるか?」を考えながら仕事をすることが楽しいなと思っていて。圧倒的なデザインで何かを作り上げるよりも、デザインの力でみんなをサポートしながら働くことが自分の得意分野かつ興味のある分野だと思っていたので、会社員に戻るキャリアを選びました。
そんな中で、もちろんデザインの専門性を発揮しながらも、チームのこぼれ球を拾っていくようなことができたらいいなと思っています。フリーランスで関わっていると、これは委託されている業務ではないから勝手に拾ったらだめかな……という遠慮もあって拾えなかったこともあったので。これからは、ぱっとこぼれ球を拾って、きっちり守って、チームの未来につなげていくような貢献ができたらいいなと考えています。
あとは、みんなで作ったミッション、ビジョン、バリューを体現し続けて、いい組織を作っていきたいです。Fablicから楽天に統合されたあと、楽天で2年間デザインチームのマネジャーとして働かせていただいたのですが、そこで学ばせていただいたことは本当に大きく、そこで私自身が学ばせていただいたことを、今度はスマートバンクに還元できるように頑張っていきたいなと思っています。
あとがき
フリマアプリ「FRIL」の2人目デザイナー、そして楽天のデザインマネジャー、フリーランスを経てスマートバンクに入社したゆっきーさん。スマートバンクに集まる優秀な人たちやオープンな組織文化に心から共感していて、そんな組織の文化を守ってよい会社を作ることに貢献したいという想いが伝わってくるインタビューでした。
プロフェッショナルな人たちが学びあう組織で、よい会社作りに携わりたい方、ぜひスマートバンクで一緒に働きませんか?ご興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
▼カジュアル面談 smartbank.co.jp
▼コミュニケーションデザイナー smartbank.co.jp
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