日付変わって昨日(11月23日)は誕生日だったが、武蔵小山の薬酒バー「TARUHO」で飲んで過ごした。
「TARUHO」は文豪、稲垣足穂の名前を取っていて、タルホの世界をコンセプトにしたバーということだ。
先週から、劇団、虚飾集団・廻天百眼の紅日毬子さん(少年装)と、舞台芸術創造機関SAIの倉垣吉宏さんが、月曜から水曜の期間限定で店主をやっている。
結構がっつり美味しい本格的なバーで驚いた。
武蔵小山というと巨大商店街パルムで有名だが、反対の西口を降りて10分弱。
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1階がいい意味で壊れかけっぽいアンティーク屋さんで「本当にここ・・・?」「ここ営業してる・・・?」「ていうかここ何かあった場所・・・?」と思ったけど、細い階段を上がると木づくりの懐かしいお店があってスッポリカウンターに収まった。
最初はフランスのシャルトリューズジョーヌをストレートでいただいた。
シャルトリューズ修道院というところに3人の修道僧がいて、門外不出のレシピを守ってるって話だけど、修道僧が死んだらどうやって受け継ぐんだろうか。
リキュールというと甘い、というイメージがあるが、これは蜂蜜っぽい甘さでおいしかった。
次にドラッヒェンブルート(Drachenblut 竜の血)というドイツのリキュールをいただいた。
毬子さんが「ほんとに飲むんですか? ホントに?」と言っていたが、あまりにも言われるので逆に飲みたくなって飲んだ。
ウーこれはー。
なんだろうね。
話のタネに1回飲んだほうがいいよ。
でも自分でお酒を製造することになったら、ぜったいこの味にしないと思う・・・。
ていうか、お酒って言われて出されなかったら、お酒だと思わないと思う・・・。
特に体にいいって感じもしないし・・・。
いやー。
独特。
でも飲んで良かった。
どないやねん!
お口直しに、マーゲントローヒェンというのをトニック割りで飲んだ。
Magentrophenというのは「胃のしずく」という意味だが、胃を守るやさしいお酒という意味だそうだ。
さわやかな味でドラッヒェンブルートの後口を消してくれてよかった。
トニックウォーターはキナという木の樹皮が入ったやつということで、紫外線に反応して光るという科学実験も見せてもらった。
へー!
超楽しい。
ここで倉垣さんお手製の明太子パスタをいただいた。
これが! あなた! おいしい!
本職はだしのアルデンテであった。
つぎにマンサン(Mansinthe)という、マリリン・マンソンがプロデュースしたアブサンをいただいた。
アブサンって違法になったんじゃないかと思っていたが、その後ニガヨモギの濃度を規制することで合法になったそうだ。
へー。
最初ひとくちストレートでいただいて、そのあと毬子さんに加水してもらった。
これが今日いちばんおいしかった。
これは中毒にもなるよね(?)。
その後ボジョレー・ヌーヴォーをいただいた。
やっぱりこの並びだと異常にフルーティーだね。
でもボジョレー・ヌーヴォーはぶどうがしみじみ味わえておいしいと思う。
最後にまたドイツ産のKiss of Rose(Rosen Likör)というのをいただいた。
これは芋の蒸留酒にバラのエキスを加えたということで、ホントにバラの匂いがプンプンしてシメにちょうど良かった。
これだけ飲んでも、まだまだ飲むお酒がある。
また来そうだなー。
やばいなー。
カウンターは百眼や月蝕の客席で会う人がいっぱいいて、ワイワイ騒いで楽しかった。
ぼくは人見知りなので馴染めるか不安だったが、行って良かった。
途中で毬子さんによる足穂の朗読もあって、目の前で見られて感動した。
最高にハッピーなバースデイだ。
先週から、劇団、虚飾集団・廻天百眼の紅日毬子さん(少年装)と、舞台芸術創造機関SAIの倉垣吉宏さんが、月曜から水曜の期間限定で店主をやっている。
結構がっつり美味しい本格的なバーで驚いた。
武蔵小山というと巨大商店街パルムで有名だが、反対の西口を降りて10分弱。
1階がいい意味で壊れかけっぽいアンティーク屋さんで「本当にここ・・・?」「ここ営業してる・・・?」「ていうかここ何かあった場所・・・?」と思ったけど、細い階段を上がると木づくりの懐かしいお店があってスッポリカウンターに収まった。
最初はフランスのシャルトリューズジョーヌをストレートでいただいた。
シャルトリューズ修道院というところに3人の修道僧がいて、門外不出のレシピを守ってるって話だけど、修道僧が死んだらどうやって受け継ぐんだろうか。
リキュールというと甘い、というイメージがあるが、これは蜂蜜っぽい甘さでおいしかった。
次にドラッヒェンブルート(Drachenblut 竜の血)というドイツのリキュールをいただいた。
毬子さんが「ほんとに飲むんですか? ホントに?」と言っていたが、あまりにも言われるので逆に飲みたくなって飲んだ。
ウーこれはー。
なんだろうね。
話のタネに1回飲んだほうがいいよ。
でも自分でお酒を製造することになったら、ぜったいこの味にしないと思う・・・。
ていうか、お酒って言われて出されなかったら、お酒だと思わないと思う・・・。
特に体にいいって感じもしないし・・・。
いやー。
独特。
でも飲んで良かった。
どないやねん!
お口直しに、マーゲントローヒェンというのをトニック割りで飲んだ。
Magentrophenというのは「胃のしずく」という意味だが、胃を守るやさしいお酒という意味だそうだ。
さわやかな味でドラッヒェンブルートの後口を消してくれてよかった。
トニックウォーターはキナという木の樹皮が入ったやつということで、紫外線に反応して光るという科学実験も見せてもらった。
へー!
超楽しい。
ここで倉垣さんお手製の明太子パスタをいただいた。
これが! あなた! おいしい!
本職はだしのアルデンテであった。
つぎにマンサン(Mansinthe)という、マリリン・マンソンがプロデュースしたアブサンをいただいた。
アブサンって違法になったんじゃないかと思っていたが、その後ニガヨモギの濃度を規制することで合法になったそうだ。
へー。
最初ひとくちストレートでいただいて、そのあと毬子さんに加水してもらった。
これが今日いちばんおいしかった。
これは中毒にもなるよね(?)。
その後ボジョレー・ヌーヴォーをいただいた。
やっぱりこの並びだと異常にフルーティーだね。
でもボジョレー・ヌーヴォーはぶどうがしみじみ味わえておいしいと思う。
最後にまたドイツ産のKiss of Rose(Rosen Likör)というのをいただいた。
これは芋の蒸留酒にバラのエキスを加えたということで、ホントにバラの匂いがプンプンしてシメにちょうど良かった。
これだけ飲んでも、まだまだ飲むお酒がある。
また来そうだなー。
やばいなー。
カウンターは百眼や月蝕の客席で会う人がいっぱいいて、ワイワイ騒いで楽しかった。
ぼくは人見知りなので馴染めるか不安だったが、行って良かった。
途中で毬子さんによる足穂の朗読もあって、目の前で見られて感動した。
最高にハッピーなバースデイだ。