D9の響き

Guitarを肴につらつらと・・

Living The Dream('15)/ FAT(Fabulous Austrian Trio)

2015-11-23 17:15:20 | alex machacek
ようやく今月分の仕込みが出来そうw

我が敬愛するAlex Machacekが主宰するFabulous Austrian Trioとしての2nd作がリリースされてます。
諸事情で入手が少々遅れちまいましたが、何とか手元に届き堪能しておる次第w

personnel:
Alex Machacek(g)
Raphael Preuschl(b)
Herbert Pirker(d)
guests:
Scheila Gonzalez(cho,voices on#11)
Sumitra Nanjundan(cho,voices on#11)

本作は、あんま詳細が判らないまま、レーベルからのレコメンドで”あ、出るんや”みたいな感じでそのリリースを知った次第。
基本、3名のオーストリア人で展開されて行きますが、#11の1曲のみ、女性コーラスにゲストがクレジットされてますね。
一人はAlexの奥方ですが、もう一人の方は、多分"Zappa Plays Zappa"に参加してたおばはんちゃうかなw
・・この曲だけ妙にZappa度が高いし、多分そうやないかなと。

あと、前作"FAT"の記事の折、ベースのRaphaelとの関わりにも触れてましたが、今年仕入れた情報では、Dorretta Carterちうオーストリアのおばはんが'99年に出した"Look To The Light"で既にクレジットの共有がありました。実際、一緒にスタジオ入りする事はあんまないはずなのでその折に知り合っていたかは不明ですが、いずれにせよそのプロデューサーでもあったPaul Urbanek繋がりである事は間違いなさそうですねェw
[H27.11.26追記]

tracks:
1.Disco Hit
2.Hippedie Hop
3.ByeBye
4.Argonaut
5.Flexibility
6.Quinte Et Sens
7.Aux Délices De Tunis
8.L'Appel De La Mer
9.La Linea
10.Repeat After Me
11.Oh Lard

なんちゅうか、その、結構ユルい感じもするんやけどな、今回。
ぶっちゃけ、ちょい難解なブツですw

前作の延長線上にあるのは間違いないけども、妙にファンキーというか、打ち込みぽい部分と被りながら、色んなテクスチュアが絡みつつ展開して行く感じ。
ギターもコードワークとアドリブを行ったり来たりしながら、ベースも別のラインで無作為に絡んできます。
コラージュのような・・あ、24TalesとImprovisionを混ぜ合わせたような感じか、んー。

多分、ソロの作風からちょっと離れて、バンドで色々試してるんでしょうねえ。
その割りには、好き放題演ってる雰囲気もあったりで、中々正体が掴めないデス。
ただ、リラックスして聴ける代物である事も確か。

・・完全攻略には、少々時間が必要かもですねえw



あと、まだ本作に関するプロモーション関連の動画が見当たらないので、昨年末に公開されたインタヴュー動画を貼っておきます。
第三国出身者の英語という事もあり、Alex自身の語る彼自身の経歴等が結構解りやすいです。
興味がある方は、どうぞご覧あれw

Interview with Alex Machacek


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