D9の響き

Guitarを肴につらつらと・・

Once('04)/ Nightwish

2016-03-21 16:23:30 | band
おお、居眠りしてる間にもう3月が終わってまうやんか。
”時は金也”とは申しますが、最近の時の流れの速さには、金の力を持ってしても抗えない程の有無を言わさない圧倒的な力を感じます。
もう、何やっても無理みたいな(ToT)

でね、愚痴言っててもしょうがないんで、ストレスに押し流されそうになったら良く聴いてるコレでもどうかな、と。
Nightwishの名作"Once"ってやつ。
後追いの俺には、ああじゃこうじゃ言う蘊蓄も糞もないけど、それでも聴けば聴く程に発見があり、音楽的な奥深さを思い知らされる作品じゃないかと。
世間的には、ターヤ時代の完成された音世界が満載な作品ちう事になってる様ですねえ。

personnel:
Tarja Turunen(vo)
Tuomas Holopainen(kb,pf)
Jukka Nevalainen(d)
Marco Hietala(b,vo)
Emppu Vuorinen(g)

ウチでは、2代目ヴォーカリスト参加作"Dark Passion Play"ってのを以前ネタにしてます。
その折は、ヴォーカルの質に左右される事もなく、純粋に凄い世界が展開されてる事に衝撃を覚えた訳ですがね。
その後、間もなく此奴を仕入れ、やはりというか改めて衝撃を受け、その凄さを時間を掛けてチビチビと楽しんでいた次第w

以前はゴシックってジャンルがもてはやされてましたが、最近はどうなんだろ?
単なる流行りのスタイルに押し込まれるには聊か異端的な美に満ちており、また単なるメタルで済まされない重厚で上質なサウンド、アレンジ、メロディーというかハーモニーがこれでもかと言わんばかりに詰め込まれてます。
何しろ、ヴォーカルスタイル自体がシャウトではなくオペラで通してるってのが、これまた面白ちうか美しいw
生オケを随所に差し込みながら、荒々しいメタルサウンドと絶妙に融合に成功しており、聴いてて鳥肌が立ちます。
そんでもって、ギターが弾き過ぎてないのにも、めっちゃ好感が持てますw

tracks:
1.Dark Chest Of Wonders
2.Wish I Had An Angel
3.Nemo
4.Planet Hell
5.Creek Mary's Blood
6.The Siren
7.Dead Gardens
8.Romanticide
9.Ghost Love Score
10.Kuolema Tekee Taiteilijan
11.Higher Than Hope
bonus tracks for Japan:
12.White Night Fantasy
13.Live To Tell The Tale


インプレとしては、多分定番でしょうが、#2"Wish I Had An Angel"から#3"Nemo"への流れが気に入ってます。
何度聴いても燃えてきますねえw
#4"Planet Hell"のシンフォニックなプレリュードからの重厚な展開などにもグッと来ますし。
#5"Creek Mary's Blood"や#6"The Siren"のエキゾチックな雰囲気も、めっちゃええですよね。
基本ダウンチューニングで刻むエンプのギターリフも実にパーカッシヴで気色よろしいw
マルコの地を這う様な、それでいて乾いたベースサウンドもオケのサウンドと実にマッチしてる感じ。
奴のシャウトも素敵だし、たまらんw
なんせ、ツォーマスの創作能力はロックを超えてる感じで、世に名を遺すのは疑いありませんぜ。

・・12年遅れで今更ながら、これは実に良い感じdeath!


Nightwish Wish I Had An Angel (Performance Version)(Official Music Video HD)


Nightwish Nemo (Official Music Video HD)


Nightwish - 02 Planet Hell (End of An Era) Live


Nightwish - The Siren (DVD End Of An Era) HD


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