黒猫のひとりごと

日々思ったこと、感じたことを吐き出します。わっしょい。

F1でアルバイト

大学生の頃、鈴鹿サーキットで行われたF1で、泊まりがけのアルバイトをした。トヨタが参戦する前の年だったため、2001年頃の話である。

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 Photo:EmilGH

どのように応募したか?

友人は、愛知内のある私学大学に通っていた。そこの自動車部?がなぜかF1アルバイトのコネクションを持っており、そのつながりで自分に声がかかったので、参加することにした。
友人に聞かれたので、OKを出しただけである。一般募集しているかは残念ながら知らない。

アルバイトの内容

アルバイトの内容は、観客が観客席に入る前に、腕に入場バンドをつけるというものだった。また、バンドをつけるだけでなく、観客を案内するなどの仕事も含まれていた。

そこで印象的だったのは、外人にバンドをつけると、軽く気さくにお礼してくれるだが、日本人はお礼をほとんどしなかった。お礼がして欲しいのではなく、「日本人は礼儀正しい」というイメージを勝手に持っていたのだが、外人の方が礼儀正しいのかもという印象を受けた。

メリット

このバイトの一番のメリットは、F1を観戦できることである。
仕事はもちろんあるが、レースが始まると、観客は基本的に席から動かないため、多少余裕ができる。その間、持ち場からレースの観戦ができた。場合によっては、ヘアピンなどのいい場所の担当でレースを見る事ができた。

また、泊まりがけの仕事ではあるが、青年の家?のような宿泊施設も用意してくれて、宿泊費もかからない、しかも食事付き。
働きながらも、お金がもらえて、レースも見れるというよいアルバイトであった。

デメリット

どうしても、スタッフという性質上、観客が帰った後に、帰り始める。
すると、車が多いため渋滞に巻き込まれ、車が進まない。
いや、渋滞というレベルではなく、停滞である。
観客も渋滞に巻き込まれるため、そこまでデメリットではないかもしれない。

世界とのふれあい

F1は、さまざまな国の人が一同に集まる。そのため、案内の仕事は外人さんとのふれあいも多い。
話しかけられても、どこの国の人かも分からない場合が多々あった。
一応、通訳サービスがあり、電話を繋ぐ事ができたため、安心はしていたが、一度も使わなかった。
ボディランゲージを使ったり、マップを指差したりで事足りた。
言葉が分からなくても、結構通じることを学べたことはよかった。

特に、男性の「トイレ行きたい」のボディランゲージは世界共通である。ただ、レースよりそのことしか記憶してないのは残念だ・・・

1/20 F1 マクラーレン ホンダ MP4/6 日本グランプリ

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