マリオ高野のニュル24時間レース観戦記
2023年 05月 26日
新型マシンデビューをその目で見るために、
鋭意ドイツに渡ったモータージャーナリスト「マリオ高野」から、
最新の情報が届いた。
2023年のレースはいかなるものだったのか、
マリオの観戦録を以下にお届けしよう。
今回のNBR24チャレンジの応援は〝自転車の企画〟ではなく、
「一般向け応援ツアー参加」なので、
完全にいちツアー客として楽しみました。
そもそも海外の、
空港から遠く離れた場所にあるサーキットへ行くこと自体、
一般的にはかなり大変なことなので、
そのハードルを大幅に下げてくれる良いツアーだと思います。
3泊5日というタイトなスケジュールも、
長い休みがとれない人にはむしろありがたい設定です。
ニュルのサーキット以外の観光はほとんどできませんが、
「ニュルでのレースが観たい」という欲望を満たすのに不足はありません。
航空機代や宿泊代、バス移動などが、
セットで30万円弱という価格もおおいに魅力的です。
レースの前後に一泊するなど、
3泊5日の強行軍のわりには意外と時間的な余裕があるので、
寝る間を少し惜しめば宿泊先の周辺(フランクフルト郊外/ボン中心部)を軽く観光することも可能でした。
レースの方は、ニュルの厳しさをあらためて痛感。
国内でのテストでは起こりえないトラブルが発生するなど、
車体への負荷の大きさを再認識できたことにより、
自分の中で過去の実績の価値が高まります。
大きなトラブルが出たことにより、
今のチームの現場での対応力の高さが証明できたので、
より思い出深い旅になりました。
同時に、ニュルを走り続けることの重要性も再認識。
10数年ぶりに自分でも走ってみたいとの欲望が呼び覚まされたので、
生きてるうちに実現したいと思います。
いつかご指南ください。
総じて新しい車体と新しいエンジンのデビュー戦を、
見届けられたとの満足感は高いものがありました。
EJ20も競技でのデビュー当初はトラブル続きでしたし、
20年後あたりに「2023年に観に行って良かった」と誇らしく振り返られる気がします。
素晴しい特派員報告だ。
マリオ、
ありがとう。
来年あたり一緒にNBRを走ろうじゃないか。
彼はとても緻密な時間を過ごしたようだ。
SUBARUにとっても残念な結果だが、
実質的にヨーロッパにおける戦略的な位置づけを下げたから仕方がない。
撤退した訳では無いが、
積極的に出て行けない様々な理由がある。
数年前にマツダのドイツ駐在員と出会ったことがある。
そのころ彼は一人でNBRに駐在していたが、
SUBARUのNBRのベースに人影を見たことは一度も無かった。
ピステンクラウゼのすぐ上にある拠点を、
もっと早くから活かしていれば、
この結果は違っていたかも知れないね。
昨日は夜遅くまで仕事が続いたので、
久し振りに明るい時間に走り、
中間地点で車両を確認し、
中津川を目指した。
特にプレミアムコンタクトは路面に対して良い喰いつきを見せる。
無理なく綺麗に舐める様にグリップするので、
ゆったりした車体がコンパクトに感じる。
家まで乗り帰った距離を含め100km弱のテストが終わった。
会社に戻ると、
名古屋から内田さんが来訪されていた。
ステキなお土産を、
いつもありがとうございます。
さんわの若鳥だ。
昭和の時代に毎日流れたコマーシャルが懐かしいね。
とても旨そうだ。
内田さん、
ありがとうございます。
出来たばかりの蕎麦屋に行った。
今度できた図書館の真ん前にある。
店の女の子に聞くと、
今月の21日にオープンしたと言う。
お付けしてよろしいですか」
それはありがとう。
御飯も良いけど、
やっぱり決め手は蕎麦の量だな。
蕎麦の味は間違いなく良い。
ガツンとパンチが欲しいね。
中津川の蕎麦屋の標準以上を指す味だが、
蕎麦だけでは勝負できない厳しさを感じた。
内田さん、
ソルテラに驚かれましたか。
内田さんを見送った後、
ソルテラに載せよう。
SUBARU用品の腕の見せ所だ。
正直に言うけど、
今後EVのラインアップを増やすなら、
是非考えて欲しい。
中途半端なe-tuneなるリプロを何万円も出して買うより、
エンジンサウンドを愉しめるギミックの方が面白そうだ。
SUBARUのEVにはボクサーサウンドが似合うぞ。
どのレガシィも幸せそうだ。
それでは、
今日の動画を楽しんで欲しい。
物足りないはずは無い。
by b-faction
| 2023-05-26 22:00
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